2017年05月23日

名字の言〉 2017年5月23日

昔から「4月の風は光り、5月の風は薫る」という。確かに日の光が熱を持つにつれ、匂いもまた増していくような気がする▼実際、樹木の成長が活発になる今の時期には、「フィトンチッド」と呼ばれる芳香を持った物質が、葉から多く放出されるという。これこそが香りの元。森や林でなくても、近所の公園など樹木の多い所なら、吹き抜ける風が運ぶ新緑の香りを楽しめるはずだ▼風は見えない。だがその存在を、香りや肌で感じることはできる。英国の詩人クリスティーナ・ロセッティは歌った。「誰が風を見たでせう?/僕もあなたも見やしない、/けれど木の葉を顫はせて/風は通りぬけてゆく」(西条八十訳)▼心もまた、見えない。見えないが、言の葉のやり取りを通じて、その温かさを知る。御書に「蘭室の友」(31ページ)とあるように、自らの人格の薫りをもって相手を包み、感化していくこともできる▼小説『新・人間革命』「薫風」の章で、佐賀の壮年部員が、対話の姿勢について語る場面がある。第一に「相手ば思う真心の唱題たい」。第二に「こっちの確信ばい」。そして第三に「粘りばい」と。真心の祈りから発せられた確信の言葉を、粘り強く相手に届けたい。その挑戦が、地域に幸の薫風を送っていく。(之)
posted by ハジャケン at 08:59| 山梨 ☀| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

進歩は個人の内面から

 もっともよく自からの内に真剣に学ぶ者が、
 もっとも真剣に世を動かすことが出来る。
 だから本当の国家・世界の進歩というものは、
 必ずもっとも個人的・個性的内面生活を通じて初めて出来る。
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四恩抄P937

仏法を習う身には必ず四恩を報ずべきに候か―――
 四恩抄P937
posted by ハジャケン at 08:54| 山梨 ☀| 御書を読もう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

女性に贈ることば365日 5月23日

女性に贈ることば365日
 池田大作
5月23日
笑顔はいわば、
ふくよかに香る心の花である。


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2017年05月22日

雌伏 四十九

小説「新・人間革命」〉 雌伏 四十九

 山本伸一は、下船してきた壮年たちを笑顔で包み込み、肩を抱き、握手を交わし、励ましの言葉をかけていった。
 「待っていたよ! お会いできて嬉しい。さあ、出発だ!」
 彼は、四国の同志の熱き求道の心が嬉しかった。その一念がある限り、広宣流布に生きる創価の師弟の精神は、永遠に脈打ち続けるからだ。
 伸一は、久米川誠太郎に言った。
 「本当に、船でやって来るとはね。面白いじゃないか。それだけでも皆が新たな気持ちになる。何事につけても、そうした工夫が大事だよ。広宣流布は智慧の勝負なんだ。
 広布の道には、常にさまざまな障壁が立ちふさがっている。それでも、自他共の幸せのために、平和のために、進まねばならない。たとえば、陸路を断たれたら海路を、空路をと、次々と新しい手を考え、前進を重ねていくんだ。負けるわけにはいかないもの」
 千年の昔、キルギスの大詩人バラサグンはこう訴えた。「生ある限り、すべての希望は君とともにある。知恵があれば、あらゆる目的は達せられる」(注)と。
 この伸一の歓迎風景も、「聖教新聞」に報じられることはなかった。報道できなかったのである。
 久米川に女子部の代表が、伸一からの花束を贈った時にも、伸一は傍らに立ち、大きな拍手で祝福し、歓迎していた。しかし、新聞では、彼の姿はカットされ、拍手する腕から先だけが写っているにすぎなかった。編集者は、断腸の思いで、写真をトリミングしたのである。
 神奈川の同志は、神奈川文化会館の前でも、四国からやって来た遠来の友を、温かい大拍手で迎えた。そして、ひたすら師を求める信心の息吹を分かち合ったのである。
 四国の同志の一人が、叫ぶように語った。
 「弟子が師匠に会うこともできない。『先生!』と叫ぶこともいけない――そんな話に、おめおめと従うわけにはいきません!」
 小説『新・人間革命』の引用文献
 注 ユスフ・バラサグン著『幸福の智恵』ナウカ出版社(ロシア語)
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名字の言〉 2017年5月22日

17世紀の英国の詩人ミルトンは43歳の時、両目の視力を失った。共和派と王党派が対立する中、共和派を擁護していたミルトンは、王党派の論客から失明を嘲笑された。さらに数カ月後、妻と1歳の長男が相次いで亡くなった▼光を失っても詩人は静かに忍耐し続けた。「盲目であることは、盲目に堪えきれないほどにみじめなものではない」(宮西光雄訳『ミルトン英詩全訳集 上巻』)と。困難それ自体は不幸ではない。困難に屈し理想を捨てることが、彼にとっては不幸だった▼ミルトンは生涯で多くのソネット(14行詩)を残しているが、代表的な作品は失明後、口述筆記によって生まれた。失明から15年後には大著『失楽園』が完成。苦境の中で詩人としての深みが増したといえる▼法華経では、地涌の菩薩の姿を「忍辱の心は決定し」と説く。試練は自らを飛躍させ、自身の本懐を強く自覚させてくれる。その意味で「忍耐」と「成長」は一体なのかもしれない。より深い人生観に立ち、何ものにも揺るがぬ自己を築くのが私たちの信仰である▼挑戦しているからこそ、行き詰まることもある。思い通りにいかない現実と格闘し、耐えてこそ、勝利の喜びも大きい。「いまだこりず候」(御書1056ページ)の御聖訓を胸に、堂々と進みたい。(芯)
posted by ハジャケン at 08:45| 山梨 ☀| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

華果成就御書P900

さればいねは華果(はなみ)成就すれども必ず米の精・大地にをさまる、故にひつぢおひでて二度華果成就するなり、
日蓮が法華経を弘むる功徳は必ず道善房の身に帰すべしあらたうとたうと―――
 華果成就御書P900
posted by ハジャケン at 08:43| 山梨 ☀| 御書を読もう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

女性に贈ることば365日 5月22日

女性に贈ることば365日
 池田大作
5月22日
自分の将来や人生について、
両親や先輩と話し合うことは決して古いことではない。
大切な示唆となることを忘れてはならない。
いちばん賢明に自分を守る羅針盤になるのである。


posted by ハジャケン at 08:43| 山梨 ☀| 女性に贈ることば365日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月21日

名字の言〉 2017年5月21日

ツツジ咲く金沢城を訪れた。江戸初期に天守は焼失したが、加賀百万石を象徴する城跡である。2008年に国の史跡になった▼百万石と聞くと豊かな印象だが、徳川宗家に次ぐ石高は“脅威”と映ったためか、藩主の前田家は折に触れ、幕府からの多大な賦役を負った。大工事となった江戸城の普請では、実に工事区域の6分の1を担当。この前田家で多くの苦労を重ねたのが、藩祖・利家から3代目の利常だ▼利常は家康にも警戒されたという覇気の持ち主。後に金沢城の補修や新たな家臣の採用を巡り、謀反の疑いをかけられた。誤解を解くため命を賭して江戸に出向く一方、国元の文化・芸術を振興し、農業を改革。将軍家との緊張関係の中、120万石の家領を保ち、「政治は一加賀」とたたえられた▼中国・唐の太宗と臣下の問答等を記した為政書『貞観政要』に「創業は易く守成は難し」と。“創業と守成のどちらが難しいか”と太宗から問われた魏徴は、創業の辛苦を知る者がいなくなった時、守るには創業にも増した激闘が必要になる等とした▼金沢城の窓や石垣には防御の工夫が凝らされ、「守成」の精神が光る。事業を守り発展させるために、創業の心を継ぎつつ、それを上回る情熱で挑戦を重ねよ――そう教えているようだ。(由)
posted by ハジャケン at 15:19| 山梨 ☀| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

名字の言〉 2017年5月21日

ツツジ咲く金沢城を訪れた。江戸初期に天守は焼失したが、加賀百万石を象徴する城跡である。2008年に国の史跡になった▼百万石と聞くと豊かな印象だが、徳川宗家に次ぐ石高は“脅威”と映ったためか、藩主の前田家は折に触れ、幕府からの多大な賦役を負った。大工事となった江戸城の普請では、実に工事区域の6分の1を担当。この前田家で多くの苦労を重ねたのが、藩祖・利家から3代目の利常だ▼利常は家康にも警戒されたという覇気の持ち主。後に金沢城の補修や新たな家臣の採用を巡り、謀反の疑いをかけられた。誤解を解くため命を賭して江戸に出向く一方、国元の文化・芸術を振興し、農業を改革。将軍家との緊張関係の中、120万石の家領を保ち、「政治は一加賀」とたたえられた▼中国・唐の太宗と臣下の問答等を記した為政書『貞観政要』に「創業は易く守成は難し」と。“創業と守成のどちらが難しいか”と太宗から問われた魏徴は、創業の辛苦を知る者がいなくなった時、守るには創業にも増した激闘が必要になる等とした▼金沢城の窓や石垣には防御の工夫が凝らされ、「守成」の精神が光る。事業を守り発展させるために、創業の心を継ぎつつ、それを上回る情熱で挑戦を重ねよ――そう教えているようだ。(由)
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学生への痛言

 日本人も変った。学生の変り方は特に甚(はなは)だしい。
 戦前の学生は地味だが、探求心が強く、
 伝統の良さを正しく活かそうと努力しておった。
 今の学生は伝統もなければ、特色もない。
 落着きもなければ、礼儀も知らない。
 殊に正しい日本語を知らない。
 英語を習う前に日本語を学ぶがよい。
(英)ジャック・ブリンクリー談【*】
*外国人として現代只(ただ)一人、
天台宗権僧正の法位をもっている篤学の士である。
posted by ハジャケン at 08:31| 山梨 | 安岡正篤 一日一言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

聖愚問答抄P491

我釈尊の遺法をまなび仏法に肩を入れしより已来(このかた)知恩をもて最とし報恩をもて前とす世に四恩あり之を知るを人倫となづけ知らざるを畜生とす―――
 聖愚問答抄P491
posted by ハジャケン at 08:30| 山梨 | 御書を読もう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする