2017年05月11日

名字の言〉 2017年5月11日

“桜前線”は津軽海峡を越え北海道へ。札幌では、創価青年大会が開かれた先月30日から見頃に。厚田の戸田記念墓地公園では、「創価学会の日」の5月3日に開花が確認された▼北海道の人気情報誌が同園を特集し、「訪れる人々の喜ぶ姿がとても印象的」「また来ようと思わせる桜」と紹介していた。記事には「厚田の桜の特徴」が「手を伸ばせば触れられるほど身近まで、枝葉が伸びている」と書かれていた▼なぜ、そのような形になったか。「浜風に負けないように、冬になる前の短期間で栄養を吸い上げられるように、幹が太くて短く、枝が横に広がるように育っている」との解説が、同誌に載っていた。困難な環境に立ち向かう大自然の生命力が、迫力のある「桜のトンネル」を生んだ、というのだ▼「“枝葉末節”という言葉がありますが、私に言わせれば、とんでもない話です」と、樹木医の壮年部員が語っていた。「花を支えるのは、枝と葉と根です。大地に根を張り、太陽に向かって葉を広げ、しっかり枝を伸ばさなければ、決して美しい花は咲きません」と▼今年は同園の開園から40周年の佳節。厳しい冬を乗り越えて咲くから、桜は感動を呼ぶ。人もまた同じ――そう厚田の桜が語り掛けているようだ。(鉄)
posted by ハジャケン at 08:41| 山梨 ☁| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月10日

名字の言〉 2017年5月10日

明治の作家、樋口一葉。満足に学校教育を受けられなかった彼女にとって心強い味方が「図書館」だった。「よむとよむ程に、長き日もはや夕暮に成ぬるべし」(『一葉語録』岩波現代文庫)。時を忘れ、読書に没頭した様子がつづられている▼当時、日本に図書館は数えるほどしかなかった。閲覧室は男女別とはいえ、利用者のほとんどが男性で、女性にとっては居心地のよい空間とはいえなかったろう。そうした中で、一葉は読書に励み、文学者としての素養を培っていった▼文部科学省の調査によれば、全国の公立図書館の数は過去最高を記録(平成27年度)。別の調査では、500近い自治体が、図書館で地域活性化への事業に取り組んでいることが分かった。内容も、子ども向けの読み聞かせから高齢者を対象にした健康講座までと実に幅広い▼地域に開かれ、人々の交流の場としての役割も担う現代の図書館。その需要は、いや増して高まっているといえよう。池田先生は「『文化の力』は偉大である。人間の心を潤し、心を広々と開いていく」と述べている▼5月は「図書館振興の月」。良書や向学の人との出合いは、見識と人間性を深める好機となる。図書館という“精神遺産の宝庫”“地域の学びの場”を大事にしたい。(値)
posted by ハジャケン at 09:22| 山梨 | 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月09日

名字の言〉 2017年5月9日

人影のない山村で遅咲きの桜を見た。日差しの少ない痩せ地によくぞ咲いたものだと近づくと、たくさんのハチが花の蜜を吸っていた。生育条件が悪かろうとも、誰が見ずとも凜と咲き、命を育む桜には風格があった▼かつて暑い時期の本紙に、池田先生のこんな詩が掲載された。「春だ 桜だ 人生だ」。横には、桜は夏から翌年の開花の準備を始めるという趣旨の文章が添えられていた。花の見頃は短い。だが、その晴れ姿は春夏秋冬、いな、大地に根を下ろしてからの間、厳しい自然環境と戦い、勝った証しともいえよう▼この黄金週間、各地のイベントに音楽隊の雄姿があった。日本一の実力を誇る創価ルネサンスバンガードが、マーチングバンドの大会で演奏する時間は、わずか8分間。しかし、そのショーの完成までに年間を通して懸命な練習を積み重ねる▼メンバーは現実社会での悩みや課題と格闘しながら、学業や仕事、学会活動に取り組んでいる。苦労を誉れとする志は、音楽隊結成以来の伝統だ。その彼らの生み出す音楽だからこそ、聞く人の胸に響くのだろう▼風雨に打たれず成長した樹木はない。不遇な環境にも倒れず、必死に生き、爛漫と花を咲かせる桜が、広布楽雄の姿と重なる。きょう5月9日は「音楽隊の日」。(城)
posted by ハジャケン at 09:16| 山梨 ☀| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月07日

名字の言〉 2017年5月7日

新年度がスタートして1カ月。新入社員の中には、思い描いていた理想と、現実とのギャップを感じている人もいるだろう。“向いていないのでは……”と悩む人もいるかもしれない▼米マイクロソフト社の創業者ビル・ゲイツ氏はプログラマーの採用試験に、ある課題を出した。それはIQ(知能指数)やプログラミングの技能の高さを問うものではなく、単調なトラブルシューティング(問題解決)に何時間も取り組むという、粘り強さを試す作業だった。氏は、最後まで課題をやり遂げた受験者だけを採用した(アンジェラ・ダックワース著、神崎朗子訳『やり抜く力』ダイヤモンド社)▼戸田先生は、仕事への適性に悩む青年に対し、「自分の今の職場で全力を挙げて頑張ることだ」と激励。さらに、嫌な仕事から逃げず、祈りながら努力していくうちに、最後には自分にふさわしい仕事に到達するだろうと励ました▼そもそも仕事の適性など、自分ではなかなか分からないもの。だからこそ“今の職場で勝つ”と決め、努力を重ねる。その姿勢を貫く中で、あらゆる世界に通用する力が付く。やがて、進むべき道も見えてこよう▼新社会人の挑戦は始まったばかりだ。ここからが本当の勝負。胸を張って目の前の課題に挑もう。(江)
posted by ハジャケン at 08:39| 山梨 ☁| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月06日

名字の言〉 2017年5月6日

今年はチャプリン没後40年。「喜劇王」は完璧主義者であったことでも知られる。ヒトラーを痛烈に皮肉った名作「独裁者」のラスト、演説シーンには1000ページもの草稿類が現存するという▼もとの脚本では、チャプリン扮する「理髪師」が、ラジオを通じ各国に平和を訴える。すると、ドイツ軍は行進をやめ、スペインでは敵味方が抱き合う――。演説と、各国の様子が交互に描かれていた。しかし、チャプリンは推敲を重ねる中で原案を捨てた。演説のみにし“聞く側”を登場させなかった▼日本チャップリン協会の大野裕之会長は、この演出について、聴衆とは「映画を見ている私たち」と分析する。そして、「私たち」が「登場人物として現実で行動を起こす」ことで、同作は映画の枠を超え、いつの世にも人々に開かれていくと(『チャップリン 作品とその生涯』中公文庫)▼日蓮大聖人は、法華経に説かれる不軽菩薩に御自身の闘争を重ね、「在世は今にあり今は在世なり」(御書916ページ)と記された。仏典が描くのは「今」「ここで」起きている出来事にほかならないと▼御書を拝するのは、私たちが「今」「ここから」自他共の幸福へ行動を起こすためだ。その時、日蓮仏法は生きた哲学として脈動を始める。(値)
posted by ハジャケン at 09:30| 山梨 ☀| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月05日

名字の言〉 2017年5月5日

高校生の頃だったか。歌舞伎役者の「襲名」のニュースを見て、その意味を親に尋ねたことがある▼先人の名跡を継ぐことだとは分かったが、なぜ「襲」という字を使うのか、合点がいかない。辞典を引いた。襲は「かさね」とも読む。十二単のように衣を重ねていく意味から転じて、師の名に歴史を積み重ねていく意味になったようだ▼衣といえば法華経に「衣裏珠の譬え」がある。貧窮した男を見かねた親友が、男の寝ている間に衣の裏に宝の珠を縫い付けて立ち去った。だが男は気付かないまま苦しい生活を続ける。やがて親友との再会の折、男は衣の裏にある宝の存在を告げられ、歓喜した▼宝は全ての人に具わる仏界の生命を表している。「最高の宝は、あなたの中にあるのですよ」と教えているのだ。その宝を引き出すのが信仰の力。学会の歴史もまた、苦悩に沈む人々を「あなたこそ宝の人」と励まし、幾重にも希望を育んだ歩みにほかならない▼「わが子に財産は残せないが、信心という“心の財”は残せる」。そう語る草創の大先輩がいた。信心の継承とは「僕こそ私こそ、宝の人!」という希望を心に重ねていくことでもある。5・5「創価学会後継者の日」。一人一人に希望の力を送り、「創価」の名を託したい。(之)
posted by ハジャケン at 09:18| 山梨 ☁| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月04日

名字の言〉 2017年5月4日

熊本県立美術館で展示「震災と復興のメモリー@熊本」が開催中である(5月21日まで)。昨年の地震をはじめ、熊本で発生した災害と、その復興の歴史を古文書等から知ることができる▼展示では、1792年(寛政4年)に起きた津波被害も紹介されていた。この前年、長崎・雲仙岳では火山性地震が頻発。山体の崩落で有明海に土砂が流れ込んだため、熊本は津波に襲われた▼県内には現在、その記憶をとどめる70基以上の津波碑が立つ。石碑の一つには、災害時の教訓に加え、“子孫をも諭し、戒めなさい”と、災害の経験を後代へ語り継いでほしいとの願いが刻まれている▼同展の図録は、カラーの写真や図がふんだんに盛り込まれ、分かりやすい。主催者の田崎龍一館長は、地震が100年周期で発生するとの通説に触れ、「未来を生きる子どもたちが理解できなければ、真の意味での復興につながらないと思ったのです」と語っていた▼熊本地震の直後、被災地など至る所でボランティアに励む未来部員に出会った。大変な状況の中で、助け合い、励まし合った経験を、人生のかけがえのない宝としてほしい。黄金週間は、子どもたちと触れ合える絶好の機会。語り残したいことを、真剣に話し合う場もつくりたい。(剣)
posted by ハジャケン at 08:34| 山梨 | 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月03日

名字の言〉 2017年5月3日

東京戸田記念講堂4階のロビーに「前進時計」がある。時報には、ソクラテスやガンジーらの人形が楽器を手に、世界地図の描かれた中央の舞台に登場。東京の歌「ああ感激の同志あり」などのメロディーが流れる▼時計には金の歯車と、その周囲に38個の歯車が飾られている。時計が完成した当時、東京は38区・圏の陣列。それぞれが持ち味を発揮しながら、師を中心に団結固く、前進の時を刻もう――歯車には、そうした思いが込められているという。池田先生は訪問の折、しばしばこの時計を見つめてきた▼幾重にも師弟の魂魄がとどめられた同講堂。1979年(昭和54年)の会長辞任後、先生が初めて学会歌の指揮を執ったのは、同講堂での本部幹部会である。立川文化会館、神奈川文化会館などとともに、先生は“戸田講”で求道の友を励まし、新たな歴史の歯車を回転させていった▼歯車は、互いがかみ合った時、初めて全体を動かすことができる。広布の原理も同じだ。師を求め、自らが一人立ち上がる。そして、目標を目指し、互いが“心のギア”を合致させていく。ここに、今日の学会前進の原動力がある▼栄光の「5・3」から師弟の月・7月へ。“感激の同志”のスクラムで、広布の凱歌を轟かせよう。(芯)
posted by ハジャケン at 09:01| 山梨 | 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月02日

名字の言〉 2017年5月2日

2015年のワールドカップ(W杯)で日本の躍進を支えたラグビー界の名将エディー・ジョーンズ氏。2年後の19年W杯日本大会へ、現在はイングランド代表の指揮を執る。前回大会で1次リーグ敗退に終わった「ラグビーの母国」の立て直しに着手し、テストマッチで18連勝をマークするなど、その名を一段と高めている▼「義を見て為ざるは、勇なきなり」とは『論語』の有名な一節だ。何をすればいいか分かっていながら、しないことは、勇気がないからだとの意。この言葉を、ジョーンズ氏が日本チームの会議室に掲げたことがある▼当時の日本チームは皆がミスを恐れ、萎縮していたという。その中で彼は勝つためのマインドセット(心構え)づくりに重点を置いた。その根本として「勇気」を挙げたのである。そして一人一人の眠っていた力を引き出し、本番で遺憾なく発揮させた▼彼いわく「勇気とは、慣れ親しんだ自分を捨てること」と(『ハードワーク』講談社)。人は、大きな課題を前にすると、過去の経験に照らして「できない理由」を探しがち。だが、そうした“これまでの自分”を思い切って捨てる。そして一歩踏み出した時、“新しい自分”に出会える▼新緑がまぶしい「躍動の5月」。心弾ませ、勇気の挑戦を開始しよう。(差)
posted by ハジャケン at 09:03| 山梨 ☔| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月01日

名字の言〉 2017年5月1日

英語の「infant」は「乳児」「未成年」などを意味する。語源はラテン語の「infans」。「in」は否定、「fans」は「話す」を表す。言葉を用いて考え、他者とコミュニケーションをとれるかが、大人と子どもの違いということだろう▼人間の世界は、言葉によって成立しているといっても過言ではない。情報技術の発達により、私たちの日常には、以前にも増して、さまざまな言葉があふれるようになった▼御書に「言と云うは心の思いを響かして声を顕すを云うなり」(563ページ)と仰せのように、言葉は、人間の心を映す「鏡」だ。言葉は人と人を結び、笑顔にする力にもなれば、反対に、他者を深く傷つける“凶器”にもなり得る▼1956年(昭和31年)の「大阪の戦い」の中、一部マスコミが創価学会を“暴力宗教”と報じた。ところが、関西の同志は「そないに有名な学会の座談会や、あんたも来てみまへんか?」と、悪意の中傷を逆手に取り、生き生きと対話を展開。たくましい知恵で逆風も追い風に変え、広布史に燦然と輝く不滅の金字塔を打ち立てた▼正は正、邪は邪と言い切る。言葉の暴力に対しては鮮やかに切り返していく。創価の運動とは、善なる言葉で社会を包みゆく「言論戦」である。(嶺)
posted by ハジャケン at 08:45| 山梨 ☀| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月30日

名字の言〉 2017年4月30日

今月26日の午前8時30分。大雨の中、人の列ができていた。広島平和記念資料館の東館がリニューアルオープン。市街が破壊されるCG映像、3Dプリンターで作った原爆ドームの模型など最先端技術を駆使。多彩な手法で「どう伝えるか」に工夫が凝らされていた▼「大工の原さん」「洋服店の新藤さん」……。72年前、そこには家々が立ち並んでいた。庶民の生活、それぞれの幸せを1発の原子爆弾が奪った。後年、跡地に同館が建設。被爆者が世を去っていく中、「何を伝えるか」もまた重要になる▼同館でボランティアを始めた婦人部員。広島に生まれながらも、無知な自分を悔いた。「人類の 中より選ばれ 広島に 戦う使命を 誇りと功徳に」――かつて池田先生が詠んだ和歌を胸に講習会に出席し、現在は館内で展示説明を行う▼平和を願う母の心を、高校3年生の息子も継いだ。英検準1級に合格し、第10回「全日本高校模擬国連大会」に初出場。選抜された高校生と英語で討論した。「将来は国際社会に貢献したい」と誓う▼学会の広島池田平和記念会館は、出兵する兵士を訓練した「東練兵場」の跡地に立つ。今、ここから平和を創る青年たちが羽ばたく。“二度と悲劇を繰り返さない”――「ヒロシマの心」を世界に伝えるために。(子)
posted by ハジャケン at 09:24| 山梨 ☀| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月29日

名字の言〉 2017年4月29日

外国語翻訳ソフトの進歩が目覚ましい。「2カ国語間の会話をその場で音声翻訳」「カメラを向けただけで画像内の文字を翻訳」「103言語の文章を相互翻訳」などが、スマートフォンで気軽に利用できる。翻訳の精度や読み上げる声の自然さも日々、向上している▼異なる言語の人々が瞬時に意思疎通できる素晴らしさ。一昔前には想像できなかった“夢の機能”には違いない。とはいえ、外国語を学ぶ大切さは変わらないだろう。相手の言葉を話すという行為は、その文化を受け入れ、尊重するという姿勢の表れにほかならないからだ▼池田先生は、第1回の高等部総会(1968年)で「まず1カ国の外国語に習熟すること」を提案。多くの若き友がこの指針を抱き締めて世界へ雄飛した。SGIの平和運動の一翼を担うメンバーも陸続と誕生している▼また先生は“真の国際人は広宣流布に働く皆さんのお父さん、お母さん”と述べ理由を続ける。「毎日、全人類の幸福を真剣に祈っている。そして、利己主義を捨てて、人の幸福のためにボランティアで行動している。毎日、忙しいなかを、世界的な大哲学である仏法を学んでいる」(『青春対話』)▼相手の側に立つ。一人のために行動する。その人こそ国際人であり、真心は必ず万人に通じていく。(行)
posted by ハジャケン at 08:38| 山梨 ☀| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月28日

名字の言〉 2017年4月28日

厚生労働省が先頃、2065年までの将来推計人口を公表。50年近く先のこととはいえ、総人口は8808万人に減り、高齢者が年少人口(0〜14歳)の約4倍を占めると予測された▼少子高齢化が進む中で、社会や消費の動向に新たな可能性を生む「クロスジェネレーション」(世代間交流)が注目されている。ヨーヨー、けん玉など懐かしいおもちゃが今、世界各地で流行。日本では大人が教える体験教室も盛況という▼「大人世代が若者世代をサポートするような社会になれば、まさに世界のモデルになる」との声も(阪本節郎/原田曜平著『日本初! たった1冊で誰とでもうまく付き合える世代論の教科書』東洋経済新報社)▼世代間交流は広布の運動でも新たな勢いを生む。仏法対話に挑む広島県の学生部員。だがうまくいかない。「わしの折伏についておいで」と言う祖父に同行。烈々たる情熱と確信の声。祖父の友人は「信心してみる」と。触発された学生部員は再び挑戦し、弘教を実らせた▼御書に「人のものををしふると申すは車のおもけれども油をぬりてまわり・ふねを水にうかべてゆきやすきやうにをしへ候なり」(1574ページ)と。模範を示す。励ましを送る。共に動く――青年の成長を信じ抜く行動から新しい時代が始まる。(子)
posted by ハジャケン at 09:04| 山梨 ☁| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月27日

名字の言〉 2017年4月27日

本部幹部会中継行事の終了後、自転車のかごにメモが入っていた。「タイヤの空気圧が低いようです。自転車屋さんで見てもらってはいかがですか」と記されていた▼持ち主の少女は驚いた。確かに、頑張ってペダルを踏んでも、自転車はなかなか進まなかった。メモを書いたのは創価班。来館者の自転車を、一台一台点検していた。とてもうれしかった――こんな声を、少女が寄せてくれたことがある▼そこまで確認する義務はないかもしれない。だが、自転車に不具合があれば、事故につながりかねない。この創価班は、皆が無事に帰宅するまでを「わが責任」と捉え、任務に当たっていた▼今月の中部を皮切りに、本年、全国で「創価青年大会」が開かれる。かつて、青年大会に参加した識者が語っていた。「合唱も演技も素晴らしかった。同じように、汗をかきながら、笑顔で参加者を迎え、黙々と責任を果たす役員の姿も、まぶしいほど輝いていた」▼池田先生は述べている。「(私は)『ここまで』と相手が驚くほど、手を尽くして、一人一人を励ましてきた」「友のために『頭』を使い、『心』を使う。それが真実の指導者である」。この師の心をわが心とし、自身を鍛え、幸福拡大に進む“励ましの挑戦者”でありたい。(鉄)
posted by ハジャケン at 09:27| 山梨 ☔| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月26日

名字の言〉 2017年4月26日

広島平和記念資料館の9代目館長を務めた原田浩氏の講演を聴いた▼被爆50年の1995年、米国・スミソニアン国立航空宇宙博物館で初の原爆展が予定されていたが、退役軍人らの反対によって中止に。それ以降も、同博物館では被爆遺品を扱う展示会は開かれていない。原田氏は「B29爆撃機の展示キャプション(説明)には、いまだにその成果だけが記されている」と指摘した▼先月14日、ある展示会が、米南西部の原爆開発の地・ニューメキシコ州のロスアラモス歴史博物館の主催で行われた。被爆2世で美術家の壮年部員と、米国の女性画家が共同制作した現代アートが飾られていた。壮年が撮影した折り鶴の写真に、女性が描いたハトを重ね合わせた作品▼女性の父親はかつてマンハッタン計画(原爆開発計画)に関わった人物。一方、壮年の父親は爆心地から2・5キロで被爆した。加害者・被害者という立場を超え、「原爆が開発された地から、芸術の力で平和を発信したかった」と2人は口をそろえる▼池田先生は「真に対決し克服すべきは、自己の欲望のためには相手の殲滅も辞さないという『核兵器を容認する思想』です」と強調する。核の脅威が叫ばれる時こそ、“核は絶対悪”という根源からの思考を手放してはならない。(柑)
posted by ハジャケン at 09:13| 山梨 ☀| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月25日

名字の言〉 2017年4月25日

中国・周恩来総理のめいの周秉宜氏が今月来日し、創価大学や信濃町の総本部などを訪問した。その際、池田先生と学会に対する周総理の認識の一端が新たな証言として語られた(本紙12日付)▼創価大学の観桜会では、周秉宜氏が学会青年部との交流の思い出を振り返った。1992年、氏が東京に滞在中、学会青年部が後援する日中交流イベント(中野区内)に出席。そこで1枚のパネルを目にする。周総理が日本に留学中、中野区内に下宿していた頃の周辺の様子をイラストで再現したものだった▼大正8年ごろ、周総理が同区内に住んでいたことは知られていたが、詳しい住所は分からなかった。それを中野青年部が、総理の発言や資料をもとに粘り強く調査し、下宿先が、東中野にある学会の中野文化会館近くだったと特定したのだ▼周秉宜氏は「青年部の皆さんは、一つの物事に対して手を抜くことなく真面目に取り組まれた。そこに周総理や中日友好、平和に対する誠実な心を痛切に感じた」と。周桜が咲き誇る中、創大生と共に、池田思想を学ぶ若き研究者や学生が、その声に耳を傾けていた▼日中の友好がアジアと世界の安定をもたらす。それを託すのは青年しかいない――周総理と池田先生の心は、確かに引き継がれていた。(朋)
posted by ハジャケン at 08:53| 山梨 ☀| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月23日

名字の言〉 2017年4月23日

人の経歴の8割は偶然の出来事で決まる――スタンフォード大学のJ・D・クランボルツ教授が提唱する学説だ。社会的成功を収めた数百人を調査した結果、8割がその地位を築いた要因に、偶然の出会いなど予期せぬ出来事を挙げたという▼とはいえ、決して“偶然に身を委ねる生き方”を勧めているわけではない。教授は、主体的に行動する中で起こるさまざまな偶然を人生を開く好機にする「計画的偶発性理論」を提唱。成功の鍵として@旺盛な「好奇心」A努力を重ねる「持続力」B前向きに物事を捉える「楽観主義」C固定観念に縛られない「柔軟性」D失敗を恐れない「冒険心」を挙げる▼「ああなりたい」「こうしよう」と意思をもって努力することは大切だ。ただ人生は何が起きるか分からない。予想外の何かが起きたとき、“自分が考えていたこととは違う”などと切り捨てず、“新しい人生が開けるかもしれない”と捉えてみる。不断の努力を重ねつつ、目の前の出来事に心を開いておく――その構えがチャンスを呼び込むともいえよう▼池田先生は御書を拝し、「強き信心とは、強力な磁石のように、幸いを万里の外より集める力である」と▼勇んで動けば、思いがけないドラマが待っている。出会いの春。軽快に一歩を踏み出そう。(開)
posted by ハジャケン at 09:09| 山梨 ☁| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月22日

名字の言〉 2017年4月22日

かつて物理学者のアインシュタイン博士が来日した折、開かれた歓迎の会食会。博士を招待した出版社の社員たちに交じり、一人の少年がテーブルの端で小さくなって座っていた▼彼を見つめる博士に、通訳が耳打ちする。“あの子は、社員たちが東京駅に博士を迎えに行った時、一人で留守番をしていた子”――博士は即座に立ち上がり、その十二、三歳の少年の目の前へ。握手をして彼の労をねぎらった。博士は、この日の日記に「事実上もっとも年少の社員の晴れやかな握手によって歓迎」されたとつづっている▼博士は常に“陰の人”に敬意を払った。ホテルを出る時にも、わざわざスタッフに向かって、心のこもったしぐさで帽子をとった。反対に、地位ばかり高く、傲慢な連中には、厳しく批判的な目を向けた(金子務著『アインシュタイン・ショックT』岩波書店)▼池田先生は、「わが学会は、陰の労苦を惜しまない尊き尊き皆さま方によって支えられている」と語った。本紙配達員の「無冠の友」をはじめ、不惜身命で広宣流布に走る全ての陰の同志への感謝は尽きない▼陰に徹する人を「英雄」とたたえ、励ましの光を送り続けていく。それが創価三代の師弟の魂であり、現代社会に必要な人間尊敬の哲学である。(速)
posted by ハジャケン at 10:51| 山梨 ☁| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月21日

名字の言〉 2017年4月21日

インターネットが出現した当初のシステムは、1台のホストコンピューターと多くの端末をつなぐ「集中型」だった▼だが、それではホストが停止したらネットワーク全体が断絶してしまう。その対策として、個々のコンピューター同士を結ぶ技術が生まれた。これにより回線がどこかで切れても、他の回線を使ってネットワークが存続できるように。現在は、こうした「分散型」がシステムの主流になっている▼実は雑草も、これに似た仕組みによって力強く生きている。一つの株元から茎を這わせて節をたくさんつくり、節ごとに根をおろす。そこからさらに上や横へ茎を張り巡らせ、大地に“ネットワーク”を形成する。抜いても抜いても生えてくるのはこのためで、親株がなくなっても生き残る戦略である(稲垣栄洋著『雑草は踏まれても諦めない』中公新書ラクレ)▼青年部の活躍が目覚ましい愛知の地区。長年、地区部長を務める壮年にその要因を伺った。「一人一人が地区の主役なんです。老若男女の垣根を越えて互いにつながり、“皆が皆を励ます連帯”があるからこそ、後継の人材が陸続と躍り出ています」▼タテ、ヨコ、ナナメに結ばれる“多対多の創価家族のネットワーク”。これが何ものにも崩されない、人間の城の強さである。(靖)
posted by ハジャケン at 09:48| 山梨 | 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月20日

名字の言〉 2017年4月20日

東日本大震災の被災地で、古文書や文化財の保全に取り組む歴史家たちがいる。その集大成である『よみがえるふるさとの歴史』全12巻(蕃山房発行)が好評を博している▼失われた郷土の歴史を“文章の力”で取り戻す試みで、第2巻では、約400年前に東北を襲った慶長奥州地震津波からの復興を特集。塩害で農業が困難になった地にあって、逆転の発想で製塩事業を推し進め、沿岸部を活性化した事例が紹介されている▼プロジェクトの中心者で歴史家の平川新宮城学院女子大学学長は、先人の挑戦をよみがえらせる意義について「心の復興につながる仕事」と力を込める(「第三文明」4月号)▼震災から半年後の2011年9月、池田先生は小説『新・人間革命』第25巻「福光」の章の連載を開始した。1977年3月11日から3日間にわたる福島訪問を軸につづられた同章の連載中、『新・人間革命』は新聞小説史上、日本一の連載数を記録。渾身の筆による東北への熱き思いに、友は奮い立った▼常設展示「東北福光みらい館」(仙台市)は、同章の一節から始まる。3月に開設し、観賞者は6000人を超えた。不屈の精神を燃やし、悲哀を勇気に、宿命を使命に変えゆく友の姿こそ、“福光の歴史”として未来へ輝き渡る。(朱)
posted by ハジャケン at 10:22| 山梨 ☀| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月19日

名字の言〉 2017年4月19日

沖縄・那覇市の3大祭りの一つ「那覇ハーリー」が5月の連休に開催される。祭りのメインはハーリー競漕。地域対抗をはじめ、中学校対抗や職域対抗などもにぎやかだ▼爬竜船と呼ばれる小船に32人のこぎ手と、船首部分に鐘打ち役、船尾にはかじ取り役が乗り込み、速さを競う。本番が近づく今、早朝や夕刻には、あちこちから練習に励む鐘の音が聞こえる▼20年以上にわたり、ハーリーのこぎ手を務める壮年に話を聞いた。「大切なのは鐘打ちのリズムに、全員が呼吸を合わせて櫂をさばくことです」と。どんなに力や技術のあるこぎ手をそろえても、櫂をこぐタイミングがバラバラなら力はそがれ、スピードに乗ることはできない。逆に、皆の呼吸が合えば、ぐんぐん勢いは増していくという▼御書に「殷の紂王は、70万騎の大軍でしたが『同体異心』であったので、戦いに負けました。周の武王は、800人でしたが『異体同心』であったので、勝ったのです」(1463ページ、通解)と仰せの通りである▼異体同心の団結とは、個性を抑えるものではない。大目標に向かって、心一つに切磋琢磨する。そのなかで一人の力が最大限に引き出され、想像を超えた大きな力となる。「5・3」から「7・3」へ、「一人」が輝く団結の前進を開始したい。(結)
posted by ハジャケン at 08:43| 山梨 ☀| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月18日

名字の言〉 2017年4月18日

かつて長寿の双子姉妹として人気を博した、きんさん・ぎんさん。妹の蟹江ぎんさんの4人の娘さんたちも、負けず劣らずの長寿姉妹で、平均年齢は98歳になる▼彼女たちの“元気の秘訣”は、毎日のように集まって「おしゃべり」することだった。長寿医療の研究者が調べたところ、4姉妹が自由に会話している時、脳の血流が増えていることが分かった(石川恭三著『沈黙は猛毒、お喋りは百薬の長』河出書房新社)▼脳の血流が増えると、神経細胞が活発になり、認知症の予防や、抗うつ効果も期待できるといわれる。「健康社会」を考えるうえで、人と人との対話や交流は欠かせない要素だ▼先ごろ、91歳で入会した婦人が語っていた。「学会に入って20歳、いえ30歳は若返りました(笑い)」。世代や立場を超え、和気あいあいと励まし合う。成功談だけでなく、時には失敗談も愉快に語り合う。そんな学会の世界で今、彼女は新たな人生を謳歌している▼「おぼしき事言はぬは腹ふくるゝわざ」と『徒然草』にある。礼節をわきまえ、愚痴や文句を慎む姿勢は大切だが、思ったことを言わず、我慢し続けるのは体にも障る。互いを敬いつつ、どんどんしゃべって知恵を出し、元気を出す。日々の学会活動は“最高の健康法”だ。(誠)
posted by ハジャケン at 08:58| 山梨 | 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月17日

名字の言〉 2017年4月17日

今年は「宗教改革から500年」とされる。大学教授だったマルティン・ルターが1517年、“買えば罪が許される”とする免罪符を批判し、95カ条の意見書を発表。教会の腐敗を指摘し、宗教改革の口火を切った▼意見書は難解なラテン語で書かれた。それが、庶民にも分かるドイツ語に訳され、流布した。文字の読めない人には、読める人が語って聞かせた。聖書をドイツ語に訳したのもルター。信仰の情熱こもる言論と、万人に理解される根本の聖典の存在が、時代を動かす原動力となった▼学会には、万人救済の経典である日蓮大聖人の「御書」がある。仏法の甚深の法門や、門下への温かい励ましなどがしたためられたこの書を、学会員は日々学び、実践する。10言語以上に翻訳・出版され、世界中に広がっている▼今月28日で、学会による御書発刊から65周年。第2代会長の戸田先生は「発刊の辞」に記した。「この貴重なる大経典が全東洋へ、全世界へ、と流布して行く事をひたすら祈念して止まぬものである」。今、その言葉通りの時代が到来した▼国を超え、この一書に、どれほどの人々が希望を見いだしてきたか。人生を変えることができたか。学会はどこまでも御書根本に「人間のための宗教」の道を進みゆく。(鉄)
posted by ハジャケン at 08:49| 山梨 ☁| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月16日

名字の言〉 2017年4月16日

江戸時代の蘭医学者・緒方洪庵が著した『扶氏医戒之略』に次の一節がある。「病者に対しては唯病者を視るべし。貴賤貧富を顧ることなかれ」▼診察に限らず、洪庵は普段から誰にでも分け隔てなく接した。弟子の福沢諭吉は「客に接するにも門生を率いるにも諄々として応対倦まず、誠に類い稀れなる高徳の君子」と師を敬慕していた(中田雅博著『緒方洪庵――幕末の医と教え』思文閣出版)。相手によって態度を変えない。これが「大人」の要件の一つだろう▼先日、群馬の壮年が、池田先生と地元会館で出会った時のことを語ってくれた。来館の10日程前、先生は海外で国家元首と会見し、その模様が本紙に報じられていた。その先生が婦人や子どもを心を砕いて励ましている。要人であれ庶民であれ、真剣に向き合うその姿に、深い感銘を受けたという▼壮年は職場で取締役まで務めたが、退職した途端、接し方を変える人もいた。その後、がんを患う。不安を隠せない彼に、師の姿に学ぶ学会の同志は“一緒に信心で勝とう”と励ましを。手術の日、同志は懸命に題目を送ってくれた。壮年は振り返る。「学会は真心の世界。この真実を語らずにはいられません」▼一人の「人間」として向き合う。そうして結ばれた絆ほど強いものはない。(江)
posted by ハジャケン at 08:18| 山梨 ☔| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする