2017年01月16日

名字の言〉 2017年1月16日

漆黒の空が朝日に照らされ、オレンジ色に染まっていく。東京の夜明けの美しさに息をのんだ。一日の始まりは荘厳だ▼60年前の1957年(昭和32年)7月3日、羽田空港でのこと。「大阪事件」で不当逮捕された池田先生は、空港に駆け付けた文京の婦人に語った。“学会の夜明けが来た――そう、わが同志にお伝えください”。先生の獄中闘争は、この深き決意に立った宣言から始まったのである▼この2週間後、先生は出獄。公判は4年半、84回に及んだ。「3・16」の記念式典の陣頭指揮を執っていた58年(同33年)3月5日にも大阪へ。その折、恩師・戸田先生は「最後は勝つ。金は金だ」と愛弟子に語った。その言葉は、「日ごとに不動の確信となり、大山のごとく胸中にそびえていた」と池田先生はつづっている▼「大阪事件」の無罪判決が出た55年前の1月25日、先生が関西の友と拝した御書に「設い身は此の難に値うとも心は仏心に同じ今生は修羅道に交わるとも後生は必ず仏国に居せん」(1069ページ)と。師の構想実現のため、あらゆる難を勝ち越えた先生の大闘争ありて今、広宣流布は世界各地で躍進する時代を迎えている▼私たちも師弟の誓願に立ちたい。そこから、わが人生、わが地域の「勝利の夜明け」が始まる。(芯)
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2017年01月14日

名字の言〉 2017年1月14日

その名も「凱歌の行進」。青年たちの勇壮な歌声が、新春の本部幹部会を晴れやかに飾った▼この歌の原曲「凱旋行進曲」は、巨匠ヴェルディ作曲の歌劇「アイーダ」の劇中歌。若き将軍が激戦を勝ち抜き、共戦の同志と共に凱旋する。勝利をかみしめる勇者の誇り、その雄姿に喝采を送る民衆の歓喜――曲に躍動する心は“青年拡大の年”の開幕を告げるにふさわしい▼ヴェルディの時代、祖国イタリアは戦渦に翻弄され、圧政が人々を苦しめた。この時、自由を求める民衆運動に火を付けたのが、彼の歌劇。当局の検閲や悪意の中傷にも、「闇を恐れてはいけません」「絶え間なく真っ直ぐに前進することしかありません」と信念を貫いた(アルド・オーベルドルフェル編著、松本康子訳『ヴェルディ』カワイ出版)▼“年が明けたばかりで「凱旋」とは、気が早いのでは”と、冷静な壮年部が言った。“でも、勝つと決めることから何事も始まりますよ”と婦人部が応じ、皆が納得。やはり、年頭に「凱旋」を誓うところに、格別の意義がある▼新年の出発の集いが、各地でにぎやか。広布拡大へ日々の目標を明確に掲げ、きょうもわが家に凱旋し、明日もわが家に凱旋する。その積み重ねが、人間革命の英雄劇をつづっていく。(鉄)
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2017年01月13日

名字の言〉 2017年1月13日

これほど豪華な出演者は本国でも見ることは難しい――そう評される中国国家京劇院の民音公演が、3・4月に全国29会場で実施される▼日中国交正常化45周年を記念する今公演では、2大トップスターの于魁智さん、李勝素さんをはじめ同国を代表する役者陣が、国外初披露となる「鎖麟嚢」など珠玉の作品を演じる。中国最高峰の舞台芸術の粋を堪能できる絶好の機会となろう▼同院は中国文化部直属の芸術団体として周恩来総理が設立し、初代院長には京劇界の巨匠・梅蘭芳氏が就任した。周総理は若い頃、京劇で女形を演じ、“政治家にならなかったら、有名な役者になっただろう”といわれるほど、芝居に精通していた。同院設立後も、稽古場に足を運び、自ら演技指導もしたという(「潮」2月号)▼周総理が後年、重病を押して会見を望んだのが池田先生だった。この時、総理から託された「日中友好の未来」を開くため、先生は心を砕いてきた。「(民音創立者の)池田先生は、周総理との約束を果たし続けてくださっている」。かつて同院を率いて来日した王秀雲氏(2009年当時、団長)は民音公演の意義をそう語った▼5回目となる今回の公演も、周総理の願いをまた一つ、池田先生が実現した証しとなる。(朋)
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2017年01月12日

名字の言〉 2017年1月12日

年末年始と、駅伝をテレビで見る機会が多かった。昨年末に行われた女子の全国高校駅伝。画面は、競技場を走る最下位のランナーを映していた。観客席から声援と拍手を受けながらゴールテープを切った時、アナウンサーは言った。「それぞれの目標があります」▼事実、そのチームは大会前に掲げた目標タイムより数十秒、早かった。競走なので、結果に順位はある。だが、他と比較するばかりが勝負ではない。自分に負けなかった人もまた、偉大な勝者だ▼実に12回目の挑戦で教員採用試験を突破し、現在、小学校の教壇に立つ婦人部員がいる。若くして体調を崩した彼女は、長いリハビリ生活を強いられ、思う存分、勉強ができなかった。回復後、夢だった教師になろうと、創価大学通信教育部で学んだ▼大学は4年間で卒業したが採用試験の壁は厚かった。途中、東日本大震災にも遭った。試練の渦中、彼女はいつも母校・創大の学生歌を口ずさんでは自身を奮い立たせた。そして、ついに合格を手にした▼夢実現までの道のりも時間も、共に最短ではなかっただろう。だが、こう語る彼女は、間違いなく人生の勝者だった。「学生歌の歌詞にある『誰がために 人間の道学ぶかな』の精神を深めた、かけがえのない年月でした」(城)
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2017年01月11日

名字の言〉 2017年1月11日

アフリカ南部のザンビアから先月、ハンドボールの男子代表(U―20)チームが来日し、創価学園を訪れた▼これはハンドボールで両国が交流し、2020年の東京五輪を共に目指そうというプロジェクト。滞在中は、学園のハンドボール部と汗を流したほか、調布市内の高校や大学などと親善試合をした▼ザンビアの国土面積は日本の約2倍。政治は安定しているものの経済的には豊かとはいえず、生活のために競技を諦める選手も多い。ザンビアから来た代表も「一流選手になって少しでも家族を助けたい」「努力すれば夢や希望が持てることを、同じ境遇の子どもたちに見せたい」と切実な思いを語っていた▼ザンビアは1964年の東京五輪に「北ローデシア」として参加した。その閉会式当日の10月24日、祖国の独立が実現。閉会式では新しい国旗を掲げて行進し、喝采を浴びた。池田先生はこの出来事を述懐し、「その光景は、私の命に鮮烈に焼きついて離れません。『21世紀はアフリカの世紀なり』との祈りと大確信を、私はいやまして強めたことを、昨日のように思い起こします」と語り、同国の未来に大きな期待を寄せた▼五輪は平和と友情の祭典。2020年へ向け、我らも草の根から世界へ、友好対話を大きく広げよう。(灯)
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2017年01月10日

名字の言〉 2017年1月10日

よく見かける大きなドラム缶の容量は200リットル。このドラム缶40本分(8000リットル)の液体を1日で移し替えようとすれば、大変な労力が必要だろう。実は、私たちの心臓は毎日、それだけの量の血液を体じゅうに送っている▼1回の拍動で送り出すのは、わずかな量だ。しかし80ミリリットルずつとして、1分間で70回の拍動があれば5・6リットル。1時間では336リットルとなり、1日で8064リットルという計算になる。このまま続けると1年では3000トン、80年続けば24万トンという、最大級のタンカーほどの途方もない量になる▼埼玉の地区部長から喜びの報告があった。学会活動に消極的な壮年部員のもとに通い続け、そのたびに励ましの手紙を置いてきた。なかなか状況は変わらなかったが、ある日突然、壮年部員が座談会場に現れた▼「あなたに、あれだけの“ラブレター”をもらったら、来ないわけにはいかないよ」と笑いながら語っていた。その後、忙しい仕事の合間を縫っては活動に参加するようになったという▼一回一回の前進はわずかに思えても、続けることに徹すれば偉大な勝利につながる。御金言に「陰徳あれば陽報あり」(御書1178ページ)と。たゆまぬ地道な積み重ねこそ力となることを忘れず、今年も確かな広布拡大の日々を。(道)
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2017年01月09日

名字の言〉 2017年1月9日

職場の上司から仕事を頼まれる。得意なものなら問題はない。だが、ちょっと負担感のある仕事だったらどうするか▼“仕事ならやって当然”という声も聞こえそうだが、最近、上司の依頼を簡単に断る若者が増えているという。これを人材コンサルタントの田中和彦さんは「もったいない」と強調していた。「『断る』のは簡単ですが、その瞬間に自分の可能性を閉ざすことになる」からだ。万事、前向きに臨めば、新しい自分との出あいがある▼青年の特権は「挑戦」だ。挑戦すれば失敗することも、もちろんある。だが再び立ち上がれば、失敗は、かけがえのない「宝」に変わる。失敗のない人生とは、成長のない人生かもしれない▼ミュージシャンの木根尚登さんは、自身の人生を振り返って語る。「僕も約100回、オーディションを受けました。落ちることが負けだとしたら、僕の人生は圧倒的に負け越しです。しかし、自分の貫きたい信念があるなら、たとえ何度失敗しても挑戦するしかないんです。忍耐と努力、挑戦する勇気を、胸に抱き続けられるかどうかです」(「大白蓮華」1月号)▼今年も推計123万人の「新成人」が誕生した。人生の本舞台に躍り出た皆さんに“恐れるな”と、心からのエールを送りたい。(鷹)
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2017年01月08日

名字の言〉 2017年1月8日

「厳粛な『師弟の日』」――「1月8日」について、池田先生がそう語ったことがある▼1943年(昭和18年)7月6日、初代会長・牧口先生と第2代会長・戸田先生は、治安維持法違反と不敬罪の容疑で逮捕・投獄された。翌年11月18日、牧口先生は獄死。「牧口は死んだよ」と戸田先生が取り調べの判事から告げられたのが、45年(同20年)1月8日だった▼その時の心中を、後に戸田先生は語っている。「先生の死をお聞きしたとき、だれが先生を殺したんだと叫び、絶対に折伏して、南無妙法蓮華経のために命を捨てようと決心したのであります」▼牧口先生の命を奪ったものとは、生命を軽視する国家主義であり、権力の魔性であった。ゆえに人間主義の仏法を語り、善の連帯を広げることで、師匠の「仇討ち」をすると誓ったのである。戸田先生は戦後、壊滅状態だった学会を再建し、75万世帯の弘教を達成。この精神闘争は、第3代会長の池田先生に受け継がれ、広宣流布の潮流は世界へと広がった▼御書に「日蓮が法華経を弘める功徳は、必ず(師匠の)道善房の身にかえるであろう」(900ページ、通解)と。広布に戦うことが、師匠への最高の報恩である。「弟子の勝利が師匠の勝利」と定め、わが栄光の劇をつづりたい。(芯)
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2017年01月07日

名字の言〉 2017年1月7日

ドイツの作家トーマス・マンは、若い頃からほぼ毎日、日記をつけた。1953年には、ミケランジェロやベートーベンについての新聞記事を読み、こう記している。「偉大さと関わることをひじょうに好むのは、私にはプラスの材料と、私は思う」(森川俊夫ほか訳『トーマス・マン 日記 1953―1955』紀伊國屋書店)▼当時、78歳。体は衰えつつあったが、創作への情熱を燃やし続け、決してペンを離さなかった。翌年には30年越しの作品『詐欺師フェーリクス・クルルの告白、回想録の第1部』を発表。これが彼の遺作となった▼偉大な精神に触れれば、自らの心も刺激を受け、前進の意欲も生まれよう。目の前の壁が高く思える時にも、より大きな視点に立てば活路も見えてくる▼職場での不遇や、病魔との闘いなどを勝ち越えた北九州の壮年。「大変なことばかりでしたが、“広宣流布のために、池田先生と共に”と決意を新たにするたび、勇気が湧くんです。気付けば、一つ一つの具体的な祈りは全てかなっていました」と▼初代会長の牧口先生は「大目的が確立してこそ中目的、小目的が明確になり、その方法もうまれる」と語った。広宣流布という大目的を胸に、それぞれの使命の舞台で、黄金の自分史を刻もう。(蹴)
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2017年01月06日

名字の言〉 2017年1月6日

ある青年部員は、子どもの時分から悩みに直面するたび、父に話を聞いてもらうという。相談を受けた父が最後に必ず口にする言葉がある。昔から全く変わらない。「判断が正しいかどうかは、『それをしたら、母さんが喜ぶか、どうか』で考えろ」▼そこには父から息子への大きな信頼がある。“母を思え。そうすれば、君は間違わない”――少年、青年、熟年、どの年代になろうとも、変わることのない判断基準や価値観が、この世にはある▼今年の新年勤行会の折、高齢の婦人が入会した。婦人は数十年来、ある母子を見てきた。子は病を患い、母子は試練に深く悩まされた。だが決して逃げず、信心を貫いた。年月を重ね、子は立派に成長した。そして婦人と会うたび、子は「おばさん、元気? 風邪ひかないでね」などと心優しい言葉を掛けた▼“この親子の苦労は本物だ。この子の姿と言葉に、真実の学会を見た”。婦人は心からそう思い、入会を決めたという▼御書に「教主釈尊の出世の本懐は人の振舞にて候けるぞ」(1174ページ)と。今や、多様な映像や活字を通し、学会を知る機会は格段に増えた。だが、技術が進歩し、環境が激変する現代だからこそ、「人の振舞」という仏法の変わらぬ本質を見失うまい。(城)
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2017年01月05日

名字の言〉 2017年1月5日

「初刷の雄々しき文字のかがやける」(殿村莵絲子)。2017年「世界広布新時代 青年拡大の年」が開幕した。本年も本紙は、一文字一文字に力を込め、平和の言論城としての使命を果たしていきたい▼「初刷」は新年最初の印刷物を指す。「書き初め」という言葉には親しみがあるが、新年最初に書物を読むのは「読み初め」という。電車などに乗れば「乗り初め」。最初の入浴は「初湯」。食事に関しては「初竈」「焚き初め」、掃除なら「掃き初め」「初箒」、化粧には「初鏡」「初化粧」という言葉もある▼友との親交を深める「初便」も積極的に取り組みたい。現代では、メールやSNSなどでの連絡も入るだろう。友と会い、ともどもに楽しい「初笑」「笑い初め」の場も増やしたいものだ▼今年初めて行ったことは、言葉の上ではいずれも「初」といえる。しかし重要なのは、そこに清新な決意が込められ、どこまで継続できるか。池田先生は「新年は、惰性を破るチャンスである。『新しい自分』へと脱皮する好機である。年頭の決意を貫いたとき、どれほど大きな実りが年末にもたらされることか」と▼遠慮することはない。「本年初」のみならず、「人生初」へのチャレンジ精神を忘れず、実りある一年にしていこう。(道)
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2017年01月04日

名字の言〉 2017年1月4日

新春のドラマを白雪の富士が見守っていた。熱戦が繰り広げられた第93回箱根駅伝。選手たちの力走、快走、襷を託して倒れ込む姿……全力を振り絞る勇姿が、真冬の光の中で躍動していた▼2年ぶりの出場となった創価大学。シード権獲得には一歩及ばなかったものの、往路で一時5位、復路で3人抜きを見せるなど、並み居る強豪を相手に12位と大健闘した。創大の出場は2回目。歴史はまだ始まったばかりだ▼駅伝の誕生は1917年、箱根駅伝が始まる3年前。首都が東京に移されて半世紀となる慶祝行事として、京都から東京を目指す全23区の競走だった。この時の走者の一人が、後に箱根駅伝を創設する金栗四三である▼金栗は日本が五輪に初めて代表を送ったストックホルム大会(1912年)にマラソン選手で出場。だが途中棄権という無念の結果に終わる。彼は日記に悔しさを記しつつ、こう続けた。「しかれども失敗は成功の基にして、また他日その恥をすすぐの時あるべく、雨降って地固まるの日を待つのみ」と(読売新聞運動部『箱根駅伝』中公新書ラクレ)。この経験が箱根駅伝を生み出し、日本長距離界の礎を築いた▼創大の赤と青の襷は未来へとつながった。不屈の創大魂を受け継いだ次の世代の活躍に期待したい。(朋)
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2017年01月01日

名字の言〉 2017年1月1日

時計を見て、考えた。“午後11時59分59秒の1秒後は……”。その瞬間は、一日の総決算であり、新たな一日の始まりでもある。瞬間瞬間に、過去の結果が表れ、未来の因が築かれるという冷厳なる事実が凝縮されている▼ゲーテの至言に「いつかは終局に達するというような歩き方では駄目だ。その一歩々々が終局であり、一歩が一歩としての価値を持たなくてはならない」(亀尾英四郎訳。現代表記に改めた)とある。実際、右足で大地を踏みしめた時、左足のかかとは浮いている。一歩を刻んだと同時に、次に進む一歩が始まっている▼かつて草創の友が「広布の総仕上げ」の真意を質問した時のこと。池田先生は即答した。「言論戦に先駆することです」と。広宣流布とは切れ目のない“流れ”。ゆえに一つの事業の成就は、同時に次なる前進への出発なのだ▼小説『新・人間革命』第30巻の連載が始まった。第1章は「大山」。書き順で「一人」の「山」と書いて「大山」――我らにとって、仰ぎ見るその一人とは、師匠・池田先生にほかならない▼師が“生涯の仕事”と定めた執筆の総仕上げを開始した今日という一日。それは同時に、師弟不二を誓う創価の友が、新たな広布の快進撃に打って出る開幕の時を告げている。(城)
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2016年12月30日

佐渡御書P961

此文(ふみ)を心ざしあらん人人は寄合(よりあう)て御覧じ料簡(りょうけん)候て心なぐさませ給へ―――
 佐渡御書P961
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2016年12月29日

名字の言〉 2016年12月29日

岐阜県高山市で迎えたある真冬の日の早朝。気温は氷点下で、前日からの雪は凍結していた。街は一面、“氷の世界”。その中で無冠の友が一軒一軒、ポストに新聞を投函していた▼きょうで本紙は、本年の最終号となる。読者に本紙が届くのも、配達員の友の奮闘あればこそと感謝は尽きない。秋田の婦人は毎冬、長靴を買い替えるという。約1時間の雪道を徒歩で配達していると、靴底がすり減り、滑りやすくなるからだ。履きつぶした長靴は、婦人が真っすぐに使命を貫いてきた証しである▼先日、取材で訪れた高知文化会館では、会合のための設営作業に黙々と励む同志の姿があった。こうした「陰の力」によって、今年も学会は前進・勝利の歴史を刻むことができ、明年を勢いよくスタートすることができる▼人間の本当の偉大さはどこにあるのか。池田先生は語っている。「脚光もない。喝采もない。それでも、自分が決めた使命の舞台で、あらんかぎりの、師子奮迅の力を出し切って、勝利の金字塔を、断固、打ち立てていく。その人こそが、最も偉大なのである」▼誰が見ていなくとも、広布のための苦労は一切が自分自身の人生を荘厳する福徳となる。そこに信心の醍醐味もある。明年も自分らしく、完全燃焼の一日一日を飾ろう。(芯)
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名字の言〉 2016年12月28日

今月、没後100年となった文豪・夏目漱石のアンドロイドが公開され話題になった。製作に当たって関係者が最も力を入れたのは、漱石の「表情」だった▼肖像画などから気難しい印象を与えがちだが、実は落語や講談が好きなユーモアあふれる人物。弟子たちの記録を総合すると、一番ふさわしい表情は「微笑」という。そこでアンドロイドには、微妙な顔の動きがプログラムされた(NHK・WEB特集)。ほほ笑む漱石の顔が広まれば、作品の読み方も変わるかもしれない▼誰かの顔を思い出そうとすると、笑顔や真剣な顔など、日頃から見慣れた表情が思い浮かぶもの。ゆえに顔は「自分と社会をつなぐ接点」と、中央大学・心理学研究室の山口真美教授は指摘する(『自分の顔が好きですか?』岩波ジュニア新書)▼とりわけ「笑顔」が大事だという。例えば、人は笑顔を向けられると、脳の眼窩前頭皮質と海馬が活性化され、褒められたような喜びを感じて、強く記憶に残る。円滑な人間関係を築くうえで、笑顔は脳科学的にも欠かせないらしい▼笑顔には、安心と希望の連帯を生み出す力がある。信仰の実践でつかんだ確信と歓喜を生き生きと語り広げながら、明年も、笑顔の絶えない人間共和の世界を広げていきたい。(灯)
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2016年12月27日

名字の言〉 2016年12月27日

今年の漢字にも選ばれたように、リオ五輪の「金」ラッシュには、日本中が沸いた。とくに、過去最多の金銀銅メダル12個をつかんだ柔道は、低迷した前回大会から見事、お家芸の復活を果たした▼躍進を陰で支えたのは、独自の技術を誇る情報分析班だった。彼らはこの4年間、世界中の大会約8000試合の映像を収集。強豪選手の技の比率、時間帯ごとの得失点、左右の技の分類など、十数項目で数値化し、徹底的に分析した▼かつては、映像を撮影しても、選手に“こんな感じ”と見せる程度だった。だが今回は、データを直視し、相手に応じて、こちらの動き方も明確にした。選手が畳に上がる前に、すでに組み合いは始まっていたのだ▼学会にも、拡大の行進を支える、頼もしい“分析班”がいる。広布伸展の実勢を把握し、記録しゆく統監部だ。この22日に「部の日」を迎えた同部を、第2代会長の戸田先生は、いうなれば「組織科学研究機関」であると言った。数字を正確に踏まえてこそ、次に打つ手も見えてくる▼個人においても同じだろう。今年、何をどれだけ前進させることができたか総括し、明年は何をどう進めるか明確な目標を立てる。己を見つめ、「金」と輝く飛躍を期す、有意義な年末年始にしたい。(鉄)
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2016年12月26日

名字の言〉 2016年12月26日

鳥取・島根は雨が多い。年間日照時間を全国1位と比較すると7割程度。昔から「弁当忘れても傘忘れるな」と言われ、とかく“暗い印象”が付きまとった▼「春の小川」「もみじ」「おぼろ月夜」……。日本人が愛する唱歌を多数作曲した岡野貞一氏。特に「兎追ひし」で始まる「故郷」は、幼少期を過ごした鳥取県の風景を表現したもの。同県では「童謡・唱歌百景」が選定されるほど、今も懐かしい風景が広がる▼今月11日、島根で開催された世界広布新時代「山光総会・音楽祭」。音楽隊が「故郷」を詩情豊かに演奏した。すると会場の各所から口ずさむ歌声が。2カ月前の鳥取県中部地震で被災した男子部員は「応急危険度判定で自宅には住めません。しかし師匠を胸に、故郷の復興に尽くします」と力強く。朝からの雨はやみ、陽光が差していた▼かつて池田先生は「自分が住んでいる所が一番幸せなのだと確信していきなさい」と山光の青年に語った。以来、同志は少子高齢化などの難局に立ち向かい、友情の光で地域を照らす▼御書に「さいわいは心よりいでて我をかざる」(1492ページ)と。一念が変われば今いる場所は“希望の故郷”となる。山光の合言葉は「サン・イン・ハート(心に太陽を!)」。その太陽こそ師匠という存在である。(子)
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2016年12月25日

名字の言〉 2016年12月25日

今年も残りわずかになった。振り返ると、さまざまな成果を感じる一方、“あれをやっていれば”“こうしておけば”等の思いがよぎる人もいるのでは▼後悔には「やらない後悔」と「やった後悔」の2通りがあり、人は前者の方をより強く感じる傾向があるという。行動すればたとえ失敗したとしても、その経験から何かを学ぶことができるからだ(ダニエル・ギルバート著『明日の幸せを科学する』熊谷淳子訳、早川書房)。悔いのない人生とは「挑戦の人生」ともいえる▼群馬の婦人部員が開く音楽教室に、音楽大学を志望する男子高校生がやってきた。受験まであと1カ月。しかも音楽は未経験。しかし“どうしてもミュージカルを演じたい”との熱意に動かされ、指導を引き受けた。200枚もの音楽理論のプリントを3日間で3回読み込むなど努力を重ねた▼歌唱の練習も容易ではなかったが、壁にぶつかるたび、彼の良さが生きる方法を探した。受験前日、課題曲を見事に歌い上げる。挑戦し抜いた彼の英姿。婦人の目から涙があふれた。結果は見事合格。今秋、彼は学生ミュージカルの舞台で大役を演じ切った▼御聖訓に「一生空しく過して万歳悔ゆること勿れ」(970ページ)と。新しい年へ、新たな心で目標を掲げ、挑戦を開始したい。(江)
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2016年12月24日

名字の言〉 2016年12月24日

草創の男子部部隊長を取材した。貧しかった青年時代。宿命の嵐。幾多の苦難を勝ち越え、今は“悠々自適”の境涯で広布に進む。渋めのお茶をすすりつつ、好々爺は懐かしそうに目を細めた▼「苦労も多く、おつらい日もあったのでは?」と尋ねた。彼は湯飲みを置いて記者を見据えた。皺だらけの顔は若き日の精気みなぎる顔に変わっていた。「池田先生と世界広布をやっていると思ったら、何にもつらいことなんてなかったよ!」。1オクターブ上がった声が強く胸に響いた▼「大阪の戦い」の模様を取材した時も同じような経験がある。「池田先生が教えてくれたことは、“こんな自分にも地涌の菩薩の使命があるんや”ということ。みんな生活は苦しかった。でも使命感に燃えていた。だから愚痴も不満も出なかったよ」と▼池田先生が青年部の室長の時に熟慮していたのは、皆の内面に眠っているロマンを引き出すにはどうすべきか、ということ。目の前の課題だけにとらわれると、人は汲々としてしまう。しかし、夢を抱けば視野が広がる。ロマンに生きれば苦難の意味さえ変わる▼学会活動は義務や作業ではない。自身の人間革命と世界平和を直結させる最極のロマンである。草創の先輩の目の輝きが、そう教えてくれた。(速)
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2016年12月23日

名字の言〉 2016年12月23日

日本で最初にプラネタリウムが設置されたのは80年ほど前。当時、投影できた星は地上から肉眼で見える6等星まで。数にして約9000個だったという。現在は、10億を超える星を映し出す装置もできた▼プラネタリウム開発をリードしてきた一人が大平貴之氏。開発者を志したきっかけが著書『プラネタリウム男』(講談社現代新書)につづられている。それは科学館に勤めるプラネタリウム解説員との出会いだった▼当時、小学生だった氏。だが解説員は、少年を決して“子ども扱い”しなかった。投影機の仕組みや機能を一つ一つ丁寧に説明。そして折あるごとに「大平君が真に世界に誇れる最先端のプラネタリウムを作り、科学館に納めてほしい」等と言葉を掛け続けた▼教師が優秀だと信じた生徒は、期待されなかった生徒に比べ、明らかな成績の向上が見られたという実験がある。教育心理学で「ピグマリオン効果」と呼ばれるものだ。成績にとどまらず、大人からの期待が、どれほど子どもの自信や生きる力になるか、計り知れない▼子どもは周囲の大人の考えを鋭敏に感じ取っているものだ。ゆえに心の思いを響かせて、後継の友へ真心の言葉を紡ぎたい。子どもたちを信じることは、未来を信じることである。(美)
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2016年12月22日

名字の言〉 2016年12月22日

最近、出合った「ありがとう」に関する心温まる話を三つ▼まず一つ目。今年最後の座談会。未来部コーナーの内容はとんちクイズだった。「『ありがとう』の“反対”の言葉は?」の出題に、大人たちは苦戦。珍解答が続出した揚げ句、ついに降参となった。「答えは『どういたしまして』です!」。子どもらしい解答に、一同は「そうだ、そうだ」と笑顔でうなずき、喝采が起きた▼続いての話。先日、東北新幹線で福島県を移動中、川の堤防に「ありがとう ふくしまへ」と書かれた巨大なメッセージボードが車窓から見えた。これは、復興支援への感謝を伝えようと、JR福島駅と福島河川国道事務所が設置したものだという。福島県民の復興への力強い決意と負けじ魂を見る思いだった▼そして最後に紹介するのは、笑顔皺が美しい多宝会の婦人の言葉。「『ありがとう』を口癖にしていると、日常生活でも、お礼を言いたくなることばかりに目がいって……。気付けば、私の周りは“感謝”であふれていました」▼池田先生は、「『ありがとう』を言うたびに、あなたの心は光ってくる。体にも生命力がわく」と。わが師、同志、家族、友人たちへの感謝を忘れず、明「世界広布新時代 青年拡大の年」へ晴れやかに前進しよう。(城)
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2016年12月21日

名字の言〉 2016年12月21日

「すみだ北斎美術館」が先月、東京・墨田区にオープンした。日本を代表する浮世絵師・葛飾北斎に関する作品が展示され、多くの来場者でにぎわう▼北斎の代表作といえば“赤富士”の通称で知られる「凱風快晴」。「凱風」とは南風を指す。晴れた朝、南風が吹く中で赤みを帯びて輝く富士。その一瞬を捉えた作品とされている▼中国の古典『詩経』に「凱風南自りし、彼の棘心を吹く」とある。「棘心」は育てにくい茨の木の芯。「凱風」はそんな茨にも隔てなく吹き、成長への滋養を与える。自分を育ててくれた母親へ感謝を込めたとされる一節だ。北斎が描いた、快晴に映える富士も、雲を吹き払う凱風という存在があってこそ。そう思うといっそう趣が増してくる▼「凱」の文字には「和らぐ」との意味もある。穏やかな懐の深さに通じるのは、学会婦人部の姿だ。青年の成長を願い、信心の開花を信じて励ましの風を送る。その温かさは、頑なになりがちな青年の心をほぐし、成長を促してきた▼池田先生は「慈愛の婦人部に背中を押されてこそ、無数の青年たちは威風も堂々と羽ばたいていく」と。今、世界各国で巣立つ若き地涌の人材群。その一人一人の陰に、創価の母たちの祈りと行動があることを忘れまい。(値)
posted by ハジャケン at 10:09| 山梨 ☀| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月20日

名字の言〉 2016年12月20日

18府県、33の祭りで構成される「山・鉾・屋台行事」が、ユネスコの無形文化遺産に登録されることが決まった。能楽や和食などに続くもので、日本では計21件となる▼「文化」と聞けば、音楽や絵画などの「芸術」を思い浮かべるが、本来はもっと広い概念で、人類が自らの手で築き上げた有形・無形の成果の総称。身近な生活の場で生まれ、育まれるものだ▼例えば、家に赤ちゃんがいれば、オムツは欠かせない。戸田先生は、「赤んぼうの“おしめ”なんか、立派な文化です」「あれを発明した人は、たいした知恵者ではないだろうか」と語っている。知恵を形にして、人に用いられるようにすること――この「知恵の知識化」を、戸田先生は「文化」と捉えた▼法華経では「開示悟入」の法理が説かれる。一人の人間には、“無限の知恵”が秘められており、それを全ての人に示し、開きゆくのが、仏の出現した目的であるという意味だ。つまり、仏法の目的の一つは、人間の“知恵の開発”にある。この法理を現代に敷衍し、具体的に展開したのが、創価の三代会長であり、なかんずく池田先生である▼豊かな知恵の大地にこそ、絢爛たる人間文化が花開く。私たちが進める広宣流布は、地域・社会を潤す大文化運動である。(芯)
posted by ハジャケン at 12:09| 山梨 ☀| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする