2017年10月08日

名字の言〉 2017年10月8日

結婚式のスピーチなどでしばしば耳にする「三つの坂」。@上り坂A下り坂、そしてBまさか、である。人生、調子が良い時も、悪い時も、さらに予想もしない出来事が起きた時も、力を合わせて乗り越えてほしいという励ましだ▼「まさか」と、一瞬ひるむほどの困難に出あう――程度の差はあれ、誰にでも経験のあることだろう。人生の先輩方が、自身の経験と重ね合わせて語るからこそ、心に響く助言になるのかもしれない▼では、ピンチの時にどうするか。“赤毛のアン”で有名なカナダの作家モンゴメリーは、主人公のアンに語らせている。「小さな障害は、笑いの種だと思い、大きな障害は、勝利の前兆だと考えられるようになったの」(掛川恭子訳『アンの愛情』講談社)▼池田先生はこの言葉を紹介し、「状況が厳しければ厳しいほど、強気で人生を生き抜いていくことだ。勇気をもって、断固として前へ、また前へ、突き進んでいくことだ」と述べている▼御金言に「わざはひも転じて幸となるべし」(御書1124ページ)と。何があろうと、我らには、全てを前進の力に変えゆく、無敵の信仰がある。ピンチこそチャンスと“攻めの姿勢”を貫き、一切の障害を「風の前の塵」(同232ページ)と吹き飛ばす勇者でありたい。(道)
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2017年10月07日

名字の言〉 2017年10月7日

全国一のカキ養殖量を誇る広島県。身を大きくするのに必要な、大切な工程がある。それは、カキの幼生を“潮の干満にさらす”こと。わずか約0・3ミリの幼生は、外気に当てるなど厳しい条件の中で育てることで、濃厚な味わいと豊富な栄養分を持つ▼広島市からフェリーで30分の江田島。同志の原点になったのが1978年(昭和53年)10月7日に開催された第1回「離島本部総会」である。池田先生が入場すると、約120の島から集まった同志から大歓声が。江田島の友は島をアピールする5メートルの横断幕を掲げ、喜びを表現した▼あれから39年――島の同志は見事な実証を示す。ある壮年は度重なる病や会社の倒産など苦難の嵐に襲われた。しかし本年、カキ打ち場を改装したカフェを開店。妻や息子と共に厨房に立ち、全国各地からの客で店は大繁盛。「困難が信心を鍛えてくれたんだ」と“海の男”は破顔一笑する▼あの総会で池田先生は「信心強盛な一人の学会員がいれば、島全体が希望に包まれ、歓喜に満たされていきます」と語った。一人立つ――島の広布史は師弟の誓いに生き抜く、幾万の勇者のドラマでもある▼旧習や偏見の波浪をも自身を鍛える糧として、太陽の存在と輝く島の同志を心からたたえたい。きょうは「勝利島部の日」。(子)
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2017年10月06日

名字の言〉 2017年10月6日

「憲政の父」と呼ばれた尾崎行雄は、かつて積極的な武力行使を主張する国家主義者だった。その思想に変化をもたらしたのが第1次世界大戦である▼戦後、欧米視察に赴いた氏は、凄惨な光景に衝撃を受け、国家主義を批判するように。軍国主義に傾斜していく社会にあって、軍縮を訴え、普通選挙の実施を求める運動を展開した。そのため“国賊”と罵られたが、「世界の平和なくして日本の平和なし」との信念のままに行動を続けた▼氏は人生の目的について、一家の幸福を増すためには、一国の幸福、ひいては全世界の幸福を増さなければならないことから、「自国はもちろんのこと世界人類のため各々その分に応じて、貢献すべき」と訴えた(『咢堂言行録』世論時報社)▼氏の言葉は「立正安国論」の「一身の安堵を思わば先ず四表の静謐を禱らん者か」(御書31ページ)とも強く響き合う。日蓮大聖人は1282年(弘安5年)10月13日に御入滅されるが、前月の25日に病を押して門下に「立正安国論」を講義されたといわれる。最期まで弟子に語り残そうとされたのが、「立正安国の魂」であった▼よりよい社会の建設へ、誰が何と言おうと、正しいことは正しいと叫ぶ。大聖人の精神に連なり、この言論闘争を貫くのが、創価の誇りである。(芯)
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2017年10月05日

名字の言〉 2017年10月5日

アメリカのある高校にラグビー部を全国優勝の常連に押し上げたコーチがいた。彼が訴え続けた言葉は「勝つ(WIN)」。それは“試合の結果”以上の意味を持っていた▼彼の言う「WIN」とは「今、何が重要か(What’s Important Now?)」の頭文字。チーム全員が、常に自らに問い掛け、考えるべきだと彼は言う。過去にとらわれたり、相手の出方を気にしたりするのではなく、「今、この瞬間」を意識し、やるべきことに集中する指導方針で常勝チームを育てた(グレッグ・マキューン著『エッセンシャル思考』かんき出版)▼声優になる夢を持つ25歳の青年。オーディションを控え、不安で仕方がない。友人である男子部の部長は言った。「周りじゃない、自分だ。今の自分の力を出し切るんだ」。共に祈ると不安が消えた。そして見事、合格。その結果に至る日々は、信心の柱となって、夢へと挑む彼を支えていくに違いない▼現実は絶えず揺れ動くもの。一喜一憂したり、翻弄されたりするのは愚かだ。何があろうと立正安国の大理想に生き抜く――そう決めた人は揺るがない▼「目の前の一人」の可能性を信じ、心を込めて対話し、着実に仏縁を広げていく。いかなる時代になろうと、この広布拡大の方程式は変わらない。(蹴)
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2017年10月04日

名字の言〉 2017年10月4日

“幻の逸品”が発見された。江戸初期の芸術家・本阿弥光悦作の赤筒茶わん「有明」だ。「光悦十作」に選ばれていたがこれまで所在不明になっていた▼光悦は1615年、京都・鷹峯に“芸術村”を開いた。ここで俵屋宗達や尾形光琳ら、多くの芸術家が創作にいそしむ。後に光悦と宗達を祖とする「琳派」と呼ばれる流派が誕生した▼宗達の作品で有名な“風神雷神”。琳派の画家たちは代々、宗達を手本にして風神雷神を描いた。江戸後期の画家・鈴木其一の「風神雷神図襖」(東京富士美術館蔵)もその一つ。宗達の優れた構図等を模写しつつ、独自性を加えていることがうかがえる。美術史家の大野芳材氏は、「それぞれの画家は模写を通して自らに向き合い、創造に進む機会として、それに取り組んだのではなかったか」と考察している(本紙8月22日付)▼「学ぶ」の語源は「まねぶ=まねる」との説がある。優れた人の模倣を重ねる中で、人は多くのことを学び、成長していく。そこから新たな自身の可能性も発見できる▼本阿弥光悦も書写した「立正安国論」には「蘭室の友に交りて」(御書31ページ)と。人の心は、良き人との出会いに触発を受け、一段と磨かれていくもの。自他共の向上を目指し、きょうも友のもとへ。(速)
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名字の言〉 2017年10月4日

“幻の逸品”が発見された。江戸初期の芸術家・本阿弥光悦作の赤筒茶わん「有明」だ。「光悦十作」に選ばれていたがこれまで所在不明になっていた▼光悦は1615年、京都・鷹峯に“芸術村”を開いた。ここで俵屋宗達や尾形光琳ら、多くの芸術家が創作にいそしむ。後に光悦と宗達を祖とする「琳派」と呼ばれる流派が誕生した▼宗達の作品で有名な“風神雷神”。琳派の画家たちは代々、宗達を手本にして風神雷神を描いた。江戸後期の画家・鈴木其一の「風神雷神図襖」(東京富士美術館蔵)もその一つ。宗達の優れた構図等を模写しつつ、独自性を加えていることがうかがえる。美術史家の大野芳材氏は、「それぞれの画家は模写を通して自らに向き合い、創造に進む機会として、それに取り組んだのではなかったか」と考察している(本紙8月22日付)▼「学ぶ」の語源は「まねぶ=まねる」との説がある。優れた人の模倣を重ねる中で、人は多くのことを学び、成長していく。そこから新たな自身の可能性も発見できる▼本阿弥光悦も書写した「立正安国論」には「蘭室の友に交りて」(御書31ページ)と。人の心は、良き人との出会いに触発を受け、一段と磨かれていくもの。自他共の向上を目指し、きょうも友のもとへ。(速)
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2017年10月03日

名字の言〉 2017年10月3日

世界的に活躍する指揮者の佐渡裕氏。1999年から毎年、一般公募で集まった1万人の合唱団と、ベートーベンの“第九”を演奏する▼小学生から90歳以上という合唱団員は、楽譜に縁のなかった人ばかり。最初は皆、“私一人くらい歌わなくても大丈夫だろう”という気持ちでやって来るという▼そこで氏は訴える。「ガラガラ声もキンキン声も全部受け入れるから、一人ひとりが主人公になってほしい」「一人ひとりの名前を持った音をつくりたい。山田さんなら山田さん、鈴木さんなら鈴木さんの声がほしい」。それぞれの人生を背負いながら集まって、共に心を震わせつつ、音楽をつくり上げる。氏は「一年分のドラマを抱えた一万人の主人公たちの存在」を感じるという(『棒を振る人生』PHP文庫)▼ただ歌うのではなく、自分らしく、自身の人生を懸けて歌えばこそ、深い感動を呼ぶのだろう。何事も“誰かがやるだろう”と思えば、本当の力は出ないものだ。逆に、“よし、私が!”と立ち上がれば、心は躍動し、想像以上の力も湧いてくる▼広布の陣列に、使命のない人など一人もいない。今いる場所で、自分にしかできない挑戦を開始したい。一人一人が生命を完全燃焼させる中で、民衆勝利の大交響曲は生まれる。(誼)
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2017年10月02日

名字の言〉 2017年10月2日

「アンチエイジング」という言葉が、ちまたにあふれるようになって久しい。直訳すると「抗加齢」で、年齢を重ねることに対抗して若々しさを保つという意味。“人類永遠のテーマ”の一つといえるかもしれない▼「不老は口から」――日本抗加齢医学会理事で、かつて本紙健康欄にも登場した斎藤一郎氏が語っていた。例えば口周辺の筋肉を鍛えると、しわやたるみが改善される。食べ物をよくかめば、脳が活性化するほか、だ液の分泌もよくなり口内の抗菌作用が高まる、など数々の効果が期待できる。さらに“よく話す人は長生きする”との説を紹介し、「話すこと」も若さを保つ重要な要素と訴える▼御書に「声仏事を為す」(御書708ページ)と。声には、衆生を救済する偉大な力が備わっているとの仰せだ。池田先生はこの御文を拝し、「弱々しい声では、仏事をなすことはできない」と強調し、同志の力強い“声の戦い”に期待を寄せている▼広布の戦いは、ある意味で「言葉による革命」。善の言葉、正義の言葉なればこそ、自信満々と、豊かな響きで伝えたい▼声を惜しんではならない。朗々とした勤行・唱題、はつらつとしたあいさつ、生き生きとした対話――日々、若々しく口を動かし、友情と幸福の輪を大きく広げていこう。(道)
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2017年10月01日

名字の言〉 2017年10月1日

「地を離れて人なく、人を離れて事なし」とは幕末の教育者・吉田松陰の言葉。松陰は歴史、算術とともに、地理教育に力を注いだ(古川薫著『松下村塾』講談社学術文庫)▼牧口先生の著書『人生地理学』は、冒頭の松陰の言葉で結ばれている。同書では「地理学は地と人生との関係を説明する科学」との観点から、人間と環境が相互に作用し合うという、両者のダイナミックな関係性について論じられている▼50年前の1967年(昭和42年)、池田先生は各方面の地域性などに着目し、指針を贈った。九州には「常に先駆の九州たれ」。古来、日本の“文化の玄関口”であったことや、明治維新で重要な役割を果たした志士に九州出身者が多くいたという、史実を踏まえたものだった▼中部の友には、交通の要衝であり、経済的にも要の地であることから、「広布の堅塁・中部たれ」と。このほか「人材の牙城・東北たれ」「常勝関西たれ」「楽土建設の革命児たれ」(四国)など、半世紀前に示された指針は今、各地の伝統精神となっている▼「其の国の仏法」(御書1467ページ)を弘める使命に燃えた草創の友がいたからこそ、今日の学会がある。わが愛する地域に根を張り、地域の人々と絆を強める。そこから人間革命のドラマが始まる。(芯)
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名字の言〉 2017年9月30日

先日、「青年部教学試験3級」の勉強会に参加した時のこと。試験範囲の「立正安国論」を学ぶ受験者が講師に言った。「日蓮大聖人は、スピードを重んじる方だったんですね」▼確かに、立正安国論では「速に」(御書31ページ)、「早く」(同32ページ)など「速さ」を表す言葉が印象に残る。本抄が著された当時、自然災害が相次ぎ、人々は飢饉や疫病等に襲われていた。苦悩にあえぐ民衆を一刻も早く救いたい――大聖人の再三の促しは、大慈大悲の表れそのものとも拝される▼いかなる分野でも、物事の勝敗を決する要因の一つとされるのが「電光石火の行動」。後手に回らず、先手を打ち続ける中に勝機が開ける▼学会の正義を満天下に示した小樽問答。池田先生は“先手必勝”の鉄則を強調し、「戦いが後手に回った場合、手間が二倍かかり、効果は少ない。先手を打つならば、皆も元気に進んでいけるし、効果は二倍になる」「スピードが勝負です」と語った▼時を逃してはならない。御書に「第一に先駆けした者は、三世十方の仏を供養するのと同じ功徳を得るであろう」(1415ページ、通解)と。広布へ向かうスピードに、立正安国への責任感や、自他共の幸福への一念も表れる。颯爽とした行動で、わが地域に民衆の勝利城を築こう。(剣)
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2017年09月30日

名字の言〉 2017年9月30日

先日、「青年部教学試験3級」の勉強会に参加した時のこと。試験範囲の「立正安国論」を学ぶ受験者が講師に言った。「日蓮大聖人は、スピードを重んじる方だったんですね」▼確かに、立正安国論では「速に」(御書31ページ)、「早く」(同32ページ)など「速さ」を表す言葉が印象に残る。本抄が著された当時、自然災害が相次ぎ、人々は飢饉や疫病等に襲われていた。苦悩にあえぐ民衆を一刻も早く救いたい――大聖人の再三の促しは、大慈大悲の表れそのものとも拝される▼いかなる分野でも、物事の勝敗を決する要因の一つとされるのが「電光石火の行動」。後手に回らず、先手を打ち続ける中に勝機が開ける▼学会の正義を満天下に示した小樽問答。池田先生は“先手必勝”の鉄則を強調し、「戦いが後手に回った場合、手間が二倍かかり、効果は少ない。先手を打つならば、皆も元気に進んでいけるし、効果は二倍になる」「スピードが勝負です」と語った▼時を逃してはならない。御書に「第一に先駆けした者は、三世十方の仏を供養するのと同じ功徳を得るであろう」(1415ページ、通解)と。広布へ向かうスピードに、立正安国への責任感や、自他共の幸福への一念も表れる。颯爽とした行動で、わが地域に民衆の勝利城を築こう。(剣)
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2017年09月29日

名字の言〉 2017年9月29日

陸上・男子100メートルで日本新記録を樹立した桐生祥秀選手に先日、出身の滋賀県から県民スポーツ大賞「最高栄誉賞」が贈られた▼日本人で初めて“10秒の壁”を破る快挙を達成した今月9日の日本学生対校選手権。レースの号砲を鳴らすスターターも、専門的な視点からレースを見つめていた。決勝レースが迫っても、会場には強い風が吹いていたのだ。好記録が出ても、風速2メートル超の追い風になると「参考記録」になってしまう。スターターはコース脇にある吹き流しを観察した▼「ビュー、ピタ、ビュー」。風は一度吹いた後、3秒ほど弱まり、また吹くことに気付く。このリズムをもとにスタートのタイミングを計り、号砲を鳴らした。レース後、「9秒98」を示した電光掲示板には「+(追い風)1・8メートル」の文字も点灯。記録は公認された(「読売新聞」9月20日付夕刊)▼華々しい表舞台の陰には、それを支える多くの人の存在がある。一人一人がそれぞれの役割に徹し、工夫や努力を続ける。全ての力が相まって、偉業は成し遂げられるのだろう▼御書に「かくれての信あれば・あらはれての徳あるなり」(1527ページ)と。誰が見ていなくとも、わが広布の使命を厳然と果たし抜く。その陰徳が三世に崩れない偉大な陽報をもたらす。(朋)
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2017年09月28日

名字の言〉 2017年9月28日

札幌創価幼稚園で先日、恒例のいもほり大会が行われた。園児自らが種イモを植え、何度も通って観察し、楽しみにしてきただけに、喜びはひとしおだ▼ジャガイモの一大産地である北海道・十勝地方でも、収穫が最盛期。台風で畑が広範囲にわたって水没し、凶作だった昨年から一転、今年は豊作。原料不足になったポテトチップスの製造も安定する見込みである▼「一年かけて育ててきたイモが一夜でダメになるなんて、想像もしなかった」と、農家の壮年が語っていた。「でも、ここぞという時に奮起し、復興へ挑みながら気が付いた。私たちが手掛けている作物を、全国の人々がどれほど楽しみにしていたのか、ということに」とも▼来月2日、戸田記念墓地公園が開園40周年を迎える。開園式で池田先生は、革命小説『永遠の都』の一節を紹介した。「常に断崖の淵を歩いてきた人間にとって、最大の緊急事態も、いわば日常茶飯の出来事にすぎません」(ホール・ケイン著、新庄哲夫訳、潮出版社)▼不作を乗り越えて実った作物は、いつにも増して最高の味がする。断崖絶壁に立たされるような苦難も、思いもしなかったような緊急事態も、それに負けない限り、長い目で見れば、全てが人生を豊かにする無上の肥やしとなる。(鉄)
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2017年09月27日

名字の言〉 2017年9月27日

高校野球の本塁打記録を塗り替えた早稲田実業高校の清宮幸太郎選手が、プロ志望を表明した。目標は王貞治氏。40年破られていない世界記録更新への意気込みが頼もしい▼王氏の通算868本塁打をカウント別に見ると最も多いのは初球、次がフルカウントに追い込まれてからの本塁打。「この一球」を逃さない、研ぎ澄まされた集中力がうかがえる。「失投をいかに一発で仕留めるかが大事。打ち損じは許されない」と氏は語る▼王氏が監督として選手に繰り返し訴えたのも「この一球」への意識。ストライクを簡単に見逃しでもすればベンチから怒鳴りつけた。ある試合で2打席連続本塁打の選手が、3打席目に真ん中の甘い直球を見逃した時も叱責した。一喝された選手は次の打席で果敢に攻め、その試合で3本目となるサヨナラ本塁打を放った(安枝新a著『人間・王貞治』学習研究社)▼『徒然草』に2本の矢を手にして的に向かう弟子に、師が「二つの矢を持つ事なかれ」と諭す場面がある。「後の矢をあてにして、初めの矢を射る時に油断が生ずる」「この矢一本でかならず当てようと思え」と▼広布と人生の戦いも“次がある”と思えば気は緩む。一瞬一瞬が勝負。常に“今ここで勝つ”と決め、自己最高の歴史に挑みたい。(靖)
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2017年09月26日

名字の言〉 2017年9月26日

武勇とともに文化への理解も深いことで知られた初代仙台藩主の伊達政宗。手紙を出す際は、自ら筆を執るのを常とした▼彼の自筆とされる手紙は、残っているものだけでも実に1200通以上。家臣に代筆させざるを得ない場合には、追伸を書き添えた。直接、思いをつづることが“最高の礼”に通じると考え、こまやかな意思疎通を心掛けたのだ(佐藤憲一著『素顔の伊達政宗』洋泉社)▼丁寧にしたためられた手紙は、書き手の姿勢や思いを雄弁に物語ったことだろう。翻って現代、当時とは比べものにならないほど、手軽かつ迅速に意思を伝える手段が発達している。だからこそ、相手に思いをはせる時間を大切にしたい▼長野のある壮年は、はがき、ファクス、携帯電話など、あらゆる方法を駆使して友を励ます。20年ほど信心から遠ざかっていた友には、約2年間、小まめに携帯電話や手紙で励ましを送った。本紙の記事で印象に残った言葉や、前進を願う壮年の一言に触れ、友は次第に心を開くように。昨年、教学部任用試験に合格し、宿命転換への挑戦を開始している▼意思を伝える方法がいかに変わろうと、そこに心を込めるのは人間である。縁する人々と心の絆を強めつつ、社会を照らす友情の連帯を一段と広げたい。(市)
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2017年09月25日

名字の言〉 2017年9月25日

唐の詩人・白居易に「点額魚」という詩がある。登り切れば竜になれるという「竜門の滝」の故事にちなんで詠んだもの▼「点額」とは“額に傷を受けること”を指し、点額魚は、滝を登り切れず、岩に打ち付けられて額に傷を負った魚のこと。その魚の気持ちはどんなものだろうと白居易は自問した▼「聞けば、竜になれば天に昇って雨を降らせる苦しみがあるそうだ。そんな苦しみをするよりは、永く魚となって自由に泳ぎまわっているほうが、あるいはかえって、ましかもしれない」(佐久節訳註『白楽天全詩集2』日本図書センター)▼大きな壁に挑み、背負わなくてもよい苦しみを背負うより、今いる場所で自由に生きているほうが幸せなのではないか――人生の岐路にさしかかった時、誰の胸にも湧いてくる微妙な心を、詩人は表現したのだろう▼しかし池田先生は、この詩を通し、論じた。「竜は竜なりに雨を降らす労苦がある。この労苦を苦悩ととるか、使命ととるか。この違いが、悪知識に敗れるか、成仏かの違いになる」「法華経の修行を完成させていくということは、より多くの人々の悩みを背負い、より大きな困難に立ち向かう使命を、喜び勇んで担うこと」だと。立正安国の大理想に挑み立つ。そこにこそ人間革命の道が開かれる。(朋)
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2017年09月24日

名字の言〉 2017年9月24日

160年前の幕末。8畳一間の「松下村塾」には多くの青年が入塾した。しかし吉田松陰が教えた期間は実質2年4カ月。門下には町民や農民の子もいた。なぜ短期間で逸材が育ち、日本を動かす力になったのか▼当時27歳の松陰は“草莽崛起”の思想を持つ。“時代を変革するのは支配層ではなく庶民”との意味。本年、山口市で開かれた聖教文化講演会で、講師の小山良昌氏は「国のために至誠を貫く松陰の立志が、庶民を“行動する志士”に育てた」と語った▼広布史に輝く「山口開拓指導」。28歳の池田先生を先頭に、山口の会員世帯は約10倍に拡大した。延べ22日間の短期間。同志もまた新入会者が多かった。後年、先生は松陰に学ぶ“短期戦の鉄則”を3点挙げた▼@「勝利への揺るぎなき一念」。“必ず勝つ”との師弟不二の一念に立てば、無限の知恵が湧く。次にA「祈りを合わせる」。広布の大願に祈りが合致すれば、団結の力は千倍、万倍に。そしてB「電光石火のスピード」。時を逃さず、迅速に手を打つことが肝要である、と▼御書に「吼とは師弟共に唱うる所の音声なり」(748ページ)と。師匠と同じ心で「決めて」「祈って」「行動する」のが創価の勝利の方程式。この“師弟共戦の師子吼”から、新たな広布の夜明けが訪れる。(子)
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2017年09月23日

名字の言〉 2017年9月23日

今年9月のカレンダーを見ると、同じ週に敬老の日(18日)と少年少女部結成記念日(23日)が並ぶ。まるで広布草創を生き抜いた多宝会の先輩の後方で、「次は任せてください!」と未来部メンバーが頼もしく構えているようでうれしくなる▼9月度の座談会での一幕。池田先生が多宝会の同志に贈った随筆を少年少女部の友が群読。続いて、参加した多宝会全員が「大いなる希望」を合唱し、エールを交換した▼随筆を読む子どもたちの力強い声が会場に響く。「何があっても負けることなく、『常楽我浄』の幸風を薫らせ、自他共に豊かな人生の四季を織り成していく最極の力が、妙法である。広布の幾山河を勝ち越えてきた多宝会の友の人生劇が、その何よりの実証ではないか」。来し方を思う多宝の友の瞳は涙で輝いていた▼次に広布の大先輩たちが若々しく合唱した後、代表して壮年部員が語った。「先生と共に広布に生きて、つかんだ信心の醍醐味と喜びを、余すことなく後継の宝に伝え切っていきます!」。その決意を参加者は喝采でたたえた▼世代を超えて、創価の心が引き継がれていく。その心を受けた後継者の活躍は、伝えた側と受けた側の双方に功徳をもたらす。人材育成は、未来とわが人生の勝利を盤石にする。(城)
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2017年09月22日

名字の言〉 2017年9月22日

土星には耳がある――史上初めて望遠鏡で土星を見たガリレオ・ガリレイの言葉だ。17世紀、彼の望遠鏡では、土星の輪はドーナツ状に見えなかった▼その土星の探査機カッシーニが日本時間の15日夜、20年におよぶ使命を終えた。土星の軌道から、上空1915キロの大気層に突入。大気の直接観測を行い、計画通り、データを地球へ送った後、燃え尽きた▼カッシーニは1997年に打ち上げられ、2004年に土星の軌道に到達。05年には、搭載していた小型探査機ホイヘンスが衛星タイタンへ軟着陸し、メタンの海や川を発見した。また06年には別の衛星エンセラダスの南極で、地下から噴き出す水蒸気を確認。どちらの衛星にも生命が存在する可能性を示した▼地球外の天体に生命は存在するか――人類が抱き続けてきた大いなるロマンである。仏法では広大な宇宙に「仏土」が遍満し、地球と同じような星が無数に存在すると説く。日進月歩の科学技術が、いずれ生命の存在を突き止めるかもしれない▼さらに法華経には「いたるところの仏の国土に、師と弟子が常に共に生まれ、仏法を行じる」(317ページ、趣意)と。仏法の師弟は時空を超えて、共に妙法流布の大使命に生きゆく――大宇宙を仰ぎつつロマンの人生を生きたい。(朋)
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2017年09月21日

名字の言〉 2017年9月21日

中国・広州市の広東省社会科学院で開催中の「自然との対話――池田大作写真展」。開幕式で会場を訪れた際、作品を引き立たせる、さまざまな工夫に気付いた▼壁には至る所に小鳥や樹木の飾り。会場の中央には桃、あじさい、藤の花とともに、橋が架けられた日本庭園の大きなオブジェが。設営を担当した現地のスタッフに尋ねると「以前、別の展示会で見た池田先生の写真に、深く心を動かされました。人間の心と自然が融合した作品の魅力を、より深く味わってもらえればという思いから用意したのです」と▼このスタッフは、今回の写真展を成功させようと、日本の美術館や博物館を訪れ、展示の工夫を学んだと教えてくれた。また他のスタッフも、SNSで市民に来場を呼び掛け、近隣の図書館にチラシを置いてもらうなど広報に奔走したという▼同展の開幕は、池田先生が1968年に日中国交正常化提言を発表した9月8日。先生は1万数千人の青年を前に、両国の民間交流の重要性を訴えた。以来、一貫して文化・教育の交流をリードしてきた▼提言の発表から明年で50周年。先生が築いてきた友好の“金の橋”は、両国を往来する人々の友情の行動によって、何ものにも揺るがないほど強固になり、輝きを増している。(湧)
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2017年09月20日

名字の言〉 2017年9月20日

原爆で焦土と化した広島。女性たちは、水に溶いた小麦粉と刻みネギを鉄板で焼いて売った。店を構えると、子どもや夫の名前をのれんに掲げた。「いっちゃん」「大ちゃん」……。生き別れの身内に所在を知らせるために――「広島風お好み焼き」誕生の逸話である。(那須正幹著『広島お好み焼物語』PHP研究所)▼この頃、産声を上げたのが「広島カープ」。飢えた市民は、お好み焼きで空腹を満たし、弱小球団に復興の希望を託した。被爆3世の新井貴浩選手は「今、野球ができる平和な時代に感謝します」と▼球団では、8月6日に選手が背番号「86」で試合に臨み、地元公式戦を「ピースナイター」と銘打つなど、平和企画を実施。子どもはお好み焼きを食べ、カープに声援を送る中で、平和の心を育んでいく▼松田元球団オーナーは「カープは“地域と地域、そして世代と世代をつなぐ”をテーマに掲げていますが、学会とカープの役割は大いに似ています」と。創価学会もまた、苦悩する庶民の心に希望の光を注いできた▼どんな世界であれ、庶民に愛されることが発展の条件。被爆72年の本年に、広島カープは8度目のリーグ優勝を飾った。平和の象徴でもある「赤ヘル」に、郷土愛と不屈の闘魂が真っ赤に燃えていた。(子)
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2017年09月19日

名字の言〉 2017年9月19日

本当の美は「強いもの」――かつて本紙のインタビューで能楽シテ方喜多流の香川靖嗣さんが語っていた。「軟弱から、人の心を打つものは何も出てこない。人の心を打つのは、計算ではありません」と▼能役者は、時に数十キロの重さの装束を着けて、悠然と舞い続けなければならない。また“私生活=舞台”と捉え、日常の心の持ち方や振る舞いまで厳しく律するという。日本が世界に誇る伝統芸能の美しさは、不断の鍛えを基に生み出される▼岩手の男子部員は、職場でのいじめ、病魔、経済苦などの困難に遭い、自暴自棄に陥った。彼を支えたのは同志の存在。「自分を哀れんでいる暇はない。ピンチはチャンス。勝つまで戦おう」――真剣な励ましに、彼も腹を決めた▼題目を唱えると生命力が湧き上がった。同様の状況を勝ち越えた同志の体験が胸に刺さった。“負けてたまるか”と懸命に仕事に取り組む中、会社の合併等もあり、職場環境が劇的に改善。病気も治り、借金も完済した。昨年、彼を信頼する職場の後輩が入会し、共に広布に進む▼先日、彼が創価青年大会で体験を発表した。「不屈の心で挑むと、勇気と活力が湧いてきました。絶望を希望に変える信心に感謝しています」。彼の勇姿に、強いことが幸福と教えられた。(應)
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名字の言〉 2017年9月19日

本当の美は「強いもの」――かつて本紙のインタビューで能楽シテ方喜多流の香川靖嗣さんが語っていた。「軟弱から、人の心を打つものは何も出てこない。人の心を打つのは、計算ではありません」と▼能役者は、時に数十キロの重さの装束を着けて、悠然と舞い続けなければならない。また“私生活=舞台”と捉え、日常の心の持ち方や振る舞いまで厳しく律するという。日本が世界に誇る伝統芸能の美しさは、不断の鍛えを基に生み出される▼岩手の男子部員は、職場でのいじめ、病魔、経済苦などの困難に遭い、自暴自棄に陥った。彼を支えたのは同志の存在。「自分を哀れんでいる暇はない。ピンチはチャンス。勝つまで戦おう」――真剣な励ましに、彼も腹を決めた▼題目を唱えると生命力が湧き上がった。同様の状況を勝ち越えた同志の体験が胸に刺さった。“負けてたまるか”と懸命に仕事に取り組む中、会社の合併等もあり、職場環境が劇的に改善。病気も治り、借金も完済した。昨年、彼を信頼する職場の後輩が入会し、共に広布に進む▼先日、彼が創価青年大会で体験を発表した。「不屈の心で挑むと、勇気と活力が湧いてきました。絶望を希望に変える信心に感謝しています」。彼の勇姿に、強いことが幸福と教えられた。(應)
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2017年09月18日

名字の言〉 2017年9月18日

沖縄県の今帰仁村が、65歳以上の方を対象に健康状態についてアンケートを実施。その後の要介護度や生存との関連などを追跡調査した結果が先日、発表された▼それによると「病気は自ら予防できる」と考えている人は、「できない」と回答した人に比べ、死亡リスクが56%減少。要介護2以上でも「介助があれば外出できる」と答えた人は「できない」と答えた人に比べ、要介護状態が悪化するリスクが67%減少した、と。また「家族との団らん」「子や孫からの電話」などを楽しみにしている人は「とても幸福」と答える割合が高かったという▼物事を前向きに捉え、外出する意欲や他者との関わりを持つことが、健康・長寿や幸福感につながっていることが分かる。87歳の壮年部員は、唱題と本紙の熟読から一日を出発。2時間歩くことを日課にしている。ただ散歩するのではない。「一人でも多くの友人に会って励ましを送るために、外に出るのです」▼日蓮大聖人は「年は・わかうなり福はかさなり候べし」(御書1135ページ)と。信心に励む人は年を重ねるごとに若くなり、福運に満ちていくとの仰せである▼きょうは「敬老の日」。広布を開いた多宝の先輩方を模範に、日々、学会活動という“最高の健康法”に励みたい。(結)
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