2017年07月25日

名字の言〉 2017年7月25日

世界的な名指揮者として知られるフルトヴェングラー(1886〜1954年)だが、特に戦争中の演奏の迫力はすさまじかった。思想家の丸山眞男は“人類の音楽は、フルトヴェングラーの戦時中の演奏をもってその頂点とする”とまで語っている(中野雄著『丸山眞男 音楽の対話』文春新書)▼なぜ、それほどの名演奏ができたのか。当時は、戦局が悪化するという緊迫した状況にあった。空襲で演奏会が中断されることもたびたび。いつ誰が犠牲になるか分からない。指揮者も奏者も「これが最後のコンサート」と、“命懸け”だったのだろう▼この夏、広布に励む先輩の姿に触れ、何度も胸が熱くなった。「生涯青春の生き方を見ておいてよ」と、103歳の婦人が懸命に広布に歩く。大病と闘う83歳の壮年は「池田先生が激励に動かれている今この時、自分が止まったら悔いが残る」と、友の激励に献身する▼一人一人の対話は、小さな響きに聞こえるかもしれない。だが草創以来、まさに「臨終只今」の覚悟で奮戦し続けた「広布の父母」たちの志は今、青年へ、世界へ広がり、平和を鼓舞する「対話の大交響曲」となった▼いざ平和創造の世界広布新時代へ。誉れあるこの民衆の行進に連なる人生を、幸福に思う。(誠)
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2017年07月24日

名字の言〉 2017年7月24日

2020年の東京五輪・パラリンピックの開幕まで、きょうで「あと3年」になった。アスリートたちが繰り広げる熱闘が今から楽しみだ。大舞台に向けて産業界も熱い。自動運転車の実用化やロボットの活用など、未来にどのようなレガシー(遺産)を残せるかに注目が集まる▼初の東京開催となった1964年大会のレガシーには、首都高速や東海道新幹線がある。競技結果の速報システムや民間警備が誕生したのもこの時。技術革新を支えたのは、従来の仕事にとらわれず、活路を開いた人々の血のにじむような努力だ。それが今日の日本経済の基盤となった(野地秩嘉著『TOKYOオリンピック物語』小学館文庫)▼64年といえば、学会にとっても未来への布石が打たれた年だった。高等部の結成だ。当時、“ほかに優先すべきことがあるのでは”という意見もあった▼しかし池田先生は、「30年後、40年後の学会をどうするのか。その時、学会の中核になっているのが、今の高校生です」と結成を決断し、自ら真剣勝負で鳳雛の育成に当たった。まさにそのメンバーがリーダーとなり、世界広布を支えている▼2020年は学会創立90周年の佳節でもある。師の心をわが心とし、未来へ羽ばたく後継の友の激励に全力を挙げよう。(差)
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2017年07月22日

名字の言〉 2017年7月22日

200年前の7月に生まれたアメリカの思想家・ソロー。くしくも7月に、彼は人生の大きな出来事を刻んでいる。28歳の7月、ウォールデン湖畔で生活を始めた。そこで自身の内面を見つめ、精神を鍛え上げていった▼ソローは徹底して奴隷制に反対した。当時の政府が奴隷制を維持していることを理由に、彼は成年男子に課せられていた人頭税の支払いを拒否。その結果、投獄される。これも29歳の7月のことだった▼投獄はソローをひるませるどころか、さらに奮い立たせた。国家の不正に怒り、出獄を拒否したほどである。彼は「国家の力と権威はすべて個人の力に由来する」(飯田実訳)と考えた。ゆえに、社会の変革は自己変革から始まると捉えた▼日蓮大聖人は「浄土と云ひ穢土と云うも土に二の隔なし只我等が心の善悪によると見えたり」(御書384ページ)と仰せである。地域・社会・世界の変革といっても、まずは自身の一念の変革から始まる。この仏法の視点に基づき、自身の生命を鍛え、一人一人との対話を通して、よりよい社会を目指すのが、創価の運動である▼7月は、創価の三代の会長が峻厳な人権闘争を貫き、逮捕・投獄された月である。三代の師弟を貫く崇高な精神に学び、自身の人間革命に挑もう。(芯)
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2017年07月21日

名字の言〉 2017年7月21日

炎天下の東北文化会館の中庭に「ど根性ひまわり」が誇り高く咲いた。頭を上げた黄金の大輪は燦々と降り注ぐ陽光にいっそう輝いている▼また先日はスイカを栽培する鳥取県の同志から、たくさんの見事な大玉が届いた。東日本大震災以降、復興支援として毎年贈ってくださる。今年は天候不順が続き、出来が心配だったらしい。だが、“この夏も仮設住宅で暮らす、東北の同志に一服の涼を届けたい”との思いが実り、上々のスイカが取れたという。ヒマワリの雄姿と、友の真心に励まされる中、大震災から7回目の夏を迎えた▼先週、全国高校野球選手権の宮城大会が始まった。開会式では野球部主将を務める高等部員が選手宣誓を行い、凜とした声が夏空にこだました▼彼は宣誓の中で“今、野球ができる”という言葉を2回使った。「今、野球ができるのは、多くの人の励ましのおかげです」「今、野球ができることに感謝を忘れず、感動、勇気、希望を与えられるよう、全力でプレーします」▼生きる希望を手にするのは、励ましを受けたときだけではない。先のスイカ農家の友、高校球児の未来部員もしかり。“誰かを励ましたい”と行動するとき、満々たる生命力が湧き上がる。送る人にも送られる人にも励ましの力は無限だ。(城)
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2017年07月20日

名字の言〉 2017年7月20日

夏休みには親子で楽しめる映画が上映される。先週、公開されたハリウッド映画「パワーレンジャー」は、“地球の生命”を守る5人の戦士が主人公。赤、青、ピンクなどの個性豊かなキャラクターが奮闘する▼オリジナルは、1990年代に日本で放映されたスーパー戦隊もの。米国版がパワーレンジャーとして放映されると、たちまち人気に火がつき、シリーズ化。その後、160カ国以上で放映され、世界的なヒットとなった▼人気の理由は二つあるといわれる。一つは、主人公が特別な力を持った存在ではなく、ごく普通の青少年であること。視聴者にも親近感が湧き、“自分もなれる気がする”と思わせてくれる▼もう一つは、それぞれの足りない部分を補い合って戦うところ。スーパーマンやスパイダーマンなど“一人の英雄”が活躍するのではなく、長所も短所もある5人が持ち味を最大限に生かし、力を合わせて困難を乗り越えていくのだ▼平凡な庶民に、社会を変え、世界を守る力がある――人間の無限の可能性を信じるロマンは万国共通だろう。世界広布もまた、使命に目覚めた無名の庶民が個性を輝かせ、友の幸福と平和建設へ、団結して前進する未聞の物語。その一人一人が、歴史をつくるヒーロー、ヒロインだ。(朋)
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2017年07月19日

名字の言〉 2017年7月19日

今月の本部幹部会では鹿児島・奄美大島の友が信仰体験を語った。50年前、学会員に対する理不尽な弾圧事件が起こった地域で信頼を広げる夫妻である▼他地域から嫁いできた妻に、夫の父が言った。「地域と仲良くやりなさい。『皆と仲良く』が一番大切だよ」。事件から20年近くたっていたが、事件の余じんがまだくすぶっていた。「皆と仲良く」とは、地域に「迎合」することではない。地域の人と壁をつくらず、地域貢献の行動を通して信仰の正しさを伝える戦いである▼妻は婦人会やPTAの活動に力を尽くした。学会員に対する見方が変わったのは最近のこと。3年前の学会主催の地域行事には有力者のほとんどが参加し、「創価学会の皆さんは地域の希望の力」とたたえた。夫は集落の区長、地域の20集落の区長をまとめる立場に。父の代から続ける理髪ボランティアは半世紀を超えた▼歩みを止めない限り、どんな長いトンネルも抜けることができる。夫と離別し、幼子を女手一つで育てる門下に、日蓮大聖人は「いよいよ強盛の御志あるべし」(御書1221ページ)と▼希望の光が見えるまで歩み続ける。その「心のエンジン」が信仰であり、悩みはエンジンを動かす燃料である。生涯、「いよいよの信心」の人でありたい。(川)
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2017年07月17日

名字の言〉 2017年7月17日

いじめに遭い、生きる希望を失っていた中学生。“夜回り先生”こと水谷修さんに、たった一言、メールを送った。「死にたい」と▼水谷さんの返信も一言だった。「あなたは誰かのために何かをしたことがありますか?」――中学生は驚き、自問を重ねる。そして、人のために何もしたことがないと気が付き、思い直した。時がたった今、介護職に就き、誰かのために生きる喜びをかみ締めている(水谷修著『優しさと勇気の育てかた』日本評論社)▼生命の十界は一面、“人間の底力を発揮できる生き方の順番”という捉え方もできる。確かに、地獄界、餓鬼界、畜生界では前進の力は弱い。悟りが自身だけにとどまる声聞界、縁覚界でも、行き詰まりを感じることが多い。だが誰かのために行動する菩薩的生き方をしたとき、自身も不思議と想像以上の力が出るものだ▼文豪トルストイは「われわれは他人のために生きたとき、はじめて真に自分のために生きるのである」(北御門二郎訳『文読む月日』筑摩書房)と。友のために行動する中で自身の宿命転換を果たしていく。学会活動の意義もここにある▼トルストイは先述の言葉に続けた。「一見不思議に思われるけれど、実践してさえみれば、本当だということがわかるだろう」(速)
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2017年07月16日

名字の言〉 2017年7月16日

児童文学として有名な『ガリバー旅行記』。だが作者のスウィフトは、子ども向けに書いたわけではなかった▼18世紀のイギリスの政界には、不正や堕落が横行していた。これに腹を立てたスウィフトは、巧みに風刺する同書を書き、絶大な人気を博す。時代とともに社会状況が変わっても、同書は児童向けの読み物として再評価され、世界的な名作となった▼古典はいつ“古典”になるのか。お茶の水女子大学名誉教授の外山滋比古氏は「古典は作者ひとりで生まれるのではなく、後世の受容によって創り上げられる」と指摘する。作品がそのまま歴史に残るのではなく、「後人の目に見えない力が加わって古典になったり、逆に消えたりする」と(『乱読のセレンディピティ』扶桑社文庫)▼それぞれの時代を色濃く映した作品が、時を経て人類普遍の古典になる。「目に見えない力」とは、後世の人々の精神的な渇望ともいえようか。時代背景の細かい違いはあっても、なお豊かな知恵や力強い物語が脈動する作品を、人々は求め、人生の糧にしてきた▼古典に新しい生命を吹き込むのは、今ここに生きる私たちである。いよいよ未来部の夏。「読書感想文コンクール」「作文コンクール」に挑む友と一緒に、古典や名作をひもときたい。(誼)
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2017年07月15日

名字の言〉 2017年7月15日

毎年、開催されている欧州SGIの教学研修会。御書講義とともに参加者が楽しみにしているのが、数時間に及ぶ質問会だ▼誰でも聞きたいことを紙に書いて「質問箱」に入れられる。寄せられる質問は100を超えることもあり、その求道心には驚くばかり。質問会では、講師が代表的な質問に答えていく▼仏法では「無疑曰信」と説く。「疑い無きを信と曰う」と読み、妙法への不動の信心を教えている。しかし、それは「不疑(疑わない)」とは違う。宗教が疑いを持つこと自体を否定すれば、探究心など人間の伸びやかな精神は失われてしまうだろう。大事なのは、疑問の解決を通して仏法への理解と確信を深めていくことだ▼戸田先生は「信は理を求め、求めたる理は信を深からしむ」と語った。この言葉の通り、今、世界の友が教学研さんを通して仏法への確信を強固にする。それは弘教への原動力となり、世界広布拡大のうねりは大きく勢いを増している。来月も、北米やアジア、オセアニアなどの各国で研修会が開かれる予定だ▼日本でもこの夏、青年部を中心に各地で教学の勉強会や講義が行われ、学生部は8月27日に教学実力試験を実施する。私たちも世界の友に負けじと、研さんと鍛えの日々を送っていきたい。(駿)
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2017年07月14日

名字の言〉 2017年7月14日

梅雨がない北海道では学校の運動会は5月から6月に開催されることが多い。札幌創価幼稚園の運動会も先月、元気よく開かれた▼かけっこで転び、泣きだして動けなくなった園児がいた。その時、真っ先に駆け付けたのは、担任の教員だった。まず、園児をぎゅっと抱き締めた。そして声を掛けた。「もう一度頑張ろう。先生も一緒に走るから」▼この日のために一生懸命、練習してきたことを誰よりも知るからこそ、あえて強く言い切った。「負けない心の『太陽の子』なんだから、必ずできるよ」と。教員に手を引かれて走りだす園児を、クラスメートも声の大応援で後押し。ちょっとした出来事だが、この日一番の拍手が起きた瞬間だった▼教育関係者が語っていた。「抱き締めるように、まず相手の思いをありのままに受け入れる。そして、一緒に行動する。さらに、励ましの言葉を掛けるのをためらわない。全て、若い命を育む上で大事なことです」▼未熟だから、語っても分からないかも――大人はそう考えがちだが、若いからこそ感受性は豊か。温かい励ましを受けて育った子は、同じように励ましを送る大人へと育っていける。未来部や青年部の育成も同じだ。根気はいるが、これほどやりがいのある聖業はない。(鉄)
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2017年07月13日

名字の言〉 2017年7月13日

農学の大家が、ある村で1時間ほど講演した。題名は「土壌の話」。終了後、一人の聴講者が、けげんそうに質問した。「どじょう、どじょう、とおっしゃいましたが、赤どじょうのことですか、ごまどじょうのことですか」▼「土」で分かるところを「土壌」と言ったために、淡水魚の泥鰌と混同され、講演が分かりにくくなってしまった――。言語学者の金田一京助氏は、このエピソードを通して、言葉を発する際に大切なのは「よく分かること」と指摘する。相手が理解できるように話す、日常的な話し言葉が「ほんとうの生きたことば」であると(『金田一京助全集 第14巻』三省堂)▼日蓮大聖人は、門下に宛てた手紙の多くを、平易な「仮名交じり」の文で、語り掛けるように認められた。深遠な仏法哲理を、誰にも分かりやすく伝えようと心を砕かれたのである▼創価学会もまた、大聖人の実践を規範とする「対話の団体」である。草創以来、難解な仏法の法理を現代的に展開しつつ、身近な例えや信仰体験を通し、人々に語り広げてきた▼相手の幸せを心から願い、祈りを込めて紡ぎ出す一言一言こそ、本当の生きた言葉であるに違いない。家庭や地域・職場など、今いる場所から、励ましの輪を生き生きと広げていきたい。(値)
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2017年07月12日

名字の言〉 2017年7月12日

青年がスマートフォンを操作しながら、隣に座る母親に話し掛けた。「こんな便利な時代になったことを、おばあちゃんが知ったら、びっくりするね」。すると、母が答えた。「それより、男子部で頑張る、あんたの姿にびっくりして、うれし涙を流すよ、きっと」。そう語る母の目も潤んでいた▼その一家の信心は、おばあちゃんの入会から始まった。動機は、青年にとっては母である“娘”の病気を治したい一心だった。その後、元気になった“娘”は結婚し、母となった。おばあちゃんは、初孫である青年の誕生を喜んで、数年後に亡くなったという▼母の涙の理由は、わが子を広布の人材に育てることで、自分の母に親孝行ができたという喜びだろう。未来のために後継の流れを盤石にする努力は、同時に、これまでお世話になった人たちへの報恩にもなる▼池田先生は、しばしば語っている。“今の学会の大発展、同志の活躍を、牧口、戸田両先生がご覧になったら、どれほど喜ばれるか”。ここに真の弟子の道がある▼仏法では、弟子の実践の功徳は、師にかえっていくと教える。16日からは伝統の「未来部躍進月間」が開幕する。広布の後継者育成こそが、師恩に報いる最高の実践と確信し、全力で取り組もう。(城)
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2017年07月11日

名字の言〉 2017年7月11日

幕末から明治の大名人といわれた講釈師の神田伯山は、名奉行・大岡越前の創作噺「天一坊」で人気を集めた。「伯山は天一坊で蔵を建て」と川柳に詠まれるほどで、80人以上の弟子がいたという▼ある日、外出した伯山が、お供の末弟子に言った。「おい、そばを食おう」。ところが店に入って注文したのは、自分のそば1杯。不審げな弟子に、伯山が一言。「食いたかったら芸を勉強しなよ」▼弟子は家に帰るなり、父に不満をぶつけた。すると父は、師匠の家に向かって両手をつき、感謝を。そして“今は一番下だが早く一人前になれ”という励ましなのだ、と。心を入れかえ稽古に励んだ弟子は後年、先輩たちを追い越し、2代目・神田伯山となった(三遊亭圓生著『浮世に言い忘れたこと』小学館文庫)▼師の言動を恨んだままでいたら、後の大成はなかったかもしれない。それが父によって師の深い思いに気付かされ、弟子の心は変わった。出来事そのものは変わらなくても、「捉え方」が変わったことで、未来が開けたのである▼人生には、さまざまな出来事がある。その一つ一つを、どう深く捉えられるか。心が変われば、世界が変わる。全てを前進と成長の好機と捉えていく“たくましき楽観主義”こそ、信仰者の証しである。(誼)
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2017年07月10日

名字の言〉 2017年7月10日

9月に行われる「教学部初級試験・青年部教学試験3級」の受験申し込みが、各地で進んでいる。受験者も応援する側も共に、行学錬磨に全力で挑みたい▼福岡の壮年部員は3年前、地区の同志に勧められ初級試験に申し込みはしたものの、受験をためらい続けていた。徐々に視力が低下する病気を患っていたからだ。教材の大白蓮華を開いても全く字が読めない。職場での人間関係の悩みも深く、勉強しようという気力すら起きない▼そんな彼を動かしたのは地区の同志の献身だった。試験範囲の御書を拡大コピーし、解説などをスケッチブックに大きく書き出す。勉強会を重ね、スケッチブックは10冊以上になった。友の真剣な姿に応えようと、壮年も真剣に祈りつつ、研さんに挑戦。見事、合格を勝ち取った▼当時の試験範囲には「病によりて道心はをこり候なり」(御書1480ページ)と。「病気さえなければ全てうまくいくのにと思っていました。しかし教学を学び、病気が大成長の力になると知ったのです。未来が開けるようでした」と、壮年は笑顔で活動に励む▼池田先生は「御書には、『希望の中の希望』が説き明かされている」と。教学試験の意義は、仏法の哲理を学ぶだけではない。一人一人が人生の勝利へ出発する起点となる。(剣)
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2017年07月09日

名字の言〉 2017年7月9日

近年、「社歌」が静かなブーム。新たに制作する企業が増えており、社員が作詞をしたり、ポップス調の曲にしたりと、親しみやすいものが多いという。中小企業向けの社歌動画コンテストで今年大賞になった社歌はラップ調だ▼ブームのきっかけは東日本大震災といわれる。働くことの意義や会社への帰属意識の変化など、会社と社員のあり方を改めて考える動きが広がり、社内のコミュニケーションツールとして注目されたという(読売新聞5月16日付)▼これまでの「会社のための社歌」から、社員が共感し、一体感を高める「社員のための社歌」が求められるようになった。社会の変化の中で、自社の原点や目的観が問い直されている▼聖教新聞社では2008年に現在の社歌「輝け! 聖教城」を制作した。歌詞には1番に読者と配達員への感謝。2番に正義の言論への信念。3番に人間主義の哲学を掲げゆく誓いを込めている。歌詞の精神を深めながら、社会の変化やニーズを敏感に捉え、人々に希望と活力を送る紙面を目指したい▼今月6日、新社屋となる世界聖教会館の起工式が行われた。この日は初代・牧口先生、2代・戸田先生が軍部政府に逮捕された法難の日。社歌にある「厳たり正義の言論城」の使命をかみ締め、新たな出発を誓う。(朋)
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2017年07月08日

名字の言〉 2017年7月8日

「働くよ。3日間で3年分は働くからね」――昭和35年7月16日、初めて沖縄を訪れた池田先生は那覇空港で語った。戦火に苦しんだ地で青年会長が起こした平和の大闘争。この時、「世界最初の広宣流布の地帯」建設へのつち音が響き始めた▼先生の沖縄初訪問は、夜を徹しての友の激励、幹部との協議に始まり、歴史的な沖縄支部結成へ。当時、東京や大阪など四十余りの支部に所属していた沖縄の友は、師のもとで初めて“一つ”になった。さらに先生は、戦争の爪痕が残る戦跡地へ足を運び、「一番苦しんだ人が一番幸せに」「宿命の島を、妙法の力で、二度と戦争の犠牲になることのない平和の島に」と師子吼した▼以来、沖縄の同志は師の心をわが心として、広布の道なき道を開いた。日夜、足が鉄板になるほど対話に歩いた。「沖縄健児の歌」を歌いつつ、旧習の壁を打ち破ってきたのである▼御書には「師子吼」について「師とは師匠授くる所の妙法子とは弟子受くる所の妙法・吼とは師弟共に唱うる所の音声なり」(748ページ)と。師と同じ心で弟子が立ち上がるとき、一人一人の境涯が開け、新しい時代が始まるのだ▼宿命に苦しむ人を断じて放ってはおかない――師の叫びを胸に轟かせ、沖縄の友は立正安国の大道を突き進む。(結)
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2017年07月07日

名字の言〉 2017年7月7日

今から40年前、米NASAが無人宇宙探査機ボイジャー1号を打ち上げた。目的は惑星などの天体探査。太陽系を越えた初の人工物体として、今も果てなき宇宙空間を旅する▼同機には別の使命もある。それは「宇宙人と出会うこと」。55種類の言語、115枚の写真、クラシック音楽やクジラの鳴き声……。地球外知的生命体に発見されることを期待し、地球のさまざまな情報を1枚の銅板製レコードに収めた▼「自分だったら探査機に何を入れたい?」。先月、広島で行われた創価ファミリー勤行会で、担当者が参加者に聞いた。目を輝かせた未来部員が次々と手を挙げる。「地球の“におい”かな」「僕の好きなお好み焼きを入れたい!」。豊かな発想に大人たちから大拍手。「立派な地球人に成長しようね」と笑顔で語り合った▼池田先生は、数多くの宇宙飛行士や天文学者と、大宇宙と、生命という人間の内なる小宇宙を巡って対談してきた。その結論の一つは「宇宙は広大なり。人間の心もまた偉大なり!」である▼御書には「太陽も、月も、星々も、皆、わが己心にある」(1473ページ、趣意)と。内なる生命の空にもまた、星々は光り輝く。未来部の友の心に希望という一番星が昇ることを願いつつ、一人一人の可能性を信じ、応援する夏に。(子)
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2017年07月06日

名字の言〉 2017年7月6日

北海道夕張市で先日、「夕張闘争」60年の大会が開かれた。当時を知る草創の友も元気に集った▼地元の学会員が、炭鉱労働組合の不当な弾圧から信教の自由を守り抜いた人権闘争。この時、炭労は学会に対して“全面対決”の方針をとったが、池田先生は悠然とされていた――ある友がそう語っていた▼「一段上に立って相手をみれば慈悲の気持ちで抱擁していけます」と、先生は夕張地区の会合で語った。「生命あっての文化であり、科学、経済、教育」「生命自体の幸せを計り、そして外部的な条件である社会機構、福祉施設をそなえていくのが仏法思想」「これら(組合等)の人々を指導して幸せにしてあげようとするのが学会精神」と。あの時、日蓮仏法の社会的使命を学んだと、友は述懐する▼生誕100年のケネディ米大統領も「科学は欠くことのできないものである。しかし科学が人間と人間の生き方に関する知識と切りはなされたとき、科学は文明の発展を妨げる」と言った(中屋健一著『ケネディ』旺文社文庫)▼政治や経済や科学の根っこにあって、その動きを決めていくのは生命観、人間観である。ここに、私たちが社会と積極的に関わる理由がある。7月は「立正安国論」提出の月。創価の使命に心を新たにしたい。(鉄)
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2017年07月05日

名字の言〉 2017年7月5日

7月8日は、「なはの日」。沖縄・那覇市では、この日を中心に、観光PR行事や、那覇の歴史・史跡への理解を深める取り組みなどが催される▼琉球王朝時代、王府・首里城があり、王都として栄えた那覇市。当時、中国や東南アジア諸国との「中継貿易の拠点」としても繁栄し、那覇の港は貿易船が往来する舞台となった▼資源も少なく、小さな国である琉球が、諸国と交易できたのはなぜか。ある歴史家は「琉球の人々は、ダイナミックに交流するスピリッツとともに相手国との信頼関係を大事にしたから」と考察する。当時の外交文書にも、琉球国王がマラッカ王に対し“東西南北の海で結ばれた互いは兄弟であり、家族である”と呼び掛け、信頼関係を築こうとした記述が残っている▼池田先生は、かつて琉球の交易の史実に触れ、「何があっても、信義を曲げない。誘惑に負けない。わが同志を裏切らない――これが沖縄の心である。人間の正道が輝いている」とたたえた▼御書に「教主釈尊の出世の本懐は人の振舞にて候けるぞ」(1174ページ)と、大誠実の「振る舞い」が、仏法の重要な実践の柱であることが示されている。誇り高き“沖縄の心”に学びつつ、この夏、ますます地域に信頼の絆を広げていこう。(結)
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2017年07月04日

名字の言〉 2017年7月4日

47都道府県名に使われる漢字を分類してみた。山(6個)や島(5個)といった地形に関する文字が多いことはうなずける。ただ、美しい四季が彩る日本にあって、色を表す字が青森県の「青」だけとは意外だった▼青とはどんな色だろう。ゲーテは自ら実験し、最も強い影が「青」、最も強い光が「黄」と導いた。そして影と光の混合から「色彩」は生じると結論した(『色彩論』)。影だけでも、光だけでも成り立たない。これは人生にも通じよう。まぶしい輝きの時だけでなく、悩みや試練といった影の時があってこそ、味わい深く彩られた生涯を築いていける▼101歳の多宝会の婦人は入会52年。「家族の病など、乗り越えなければならない宿命があったから、幸せになれた」と語る。長寿の秘訣は「勤行を欠かさず実践してきたこと」と。今なお青春の気概にあふれる▼池田先生は“青年の証し”に3点を挙げた。「一生涯、青春時代の理想や夢を手放さない人」「傍観者にならず、常に主体者として行動しゆく人」「困難に挑みながら、一歩でも二歩でも、前進しようとする人」と▼青年とは年齢で決まらない。牧口先生も70代にして、「われわれ青年は」を口癖とした。広布に生き抜く志を高く掲げ、青年の月・7月を生き生きと前進しよう。(城)
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2017年07月03日

名字の言〉 2017年7月3日

365を2で割ると、答えは182余り1になる。元日から数えると、昨日が1年の真ん中の183日目。きょうは折り返した“1日目”となる▼そう聞いて、過去を振り返り“もう半分終わった”と思うか。未来に目を向けて“まだ半分もある”と見るか。捉え方一つで、行動は大きく変わってこよう▼昭和女子大学大学院の古川真人教授は「本来、人間の心には全てを楽観的に捉えていく力が備わっています」と本紙で語っていた。逆境を「意味があること」と考え、苦難を「自分のため」と受け止める。「楽観性は心身の健康と目標達成のための、最強かつ最高の心理資源」であると指摘する▼宮崎の壮年部員は18年前、網膜色素変性症を発症し、視力をほとんど失った。それでも「私にしか語れない信仰の喜びがある」と誓い、広布拡大に奔走。その姿は周囲に希望を送り、地区・ブロックにも弘教の波が広がった▼「宿命は変えられる」と説く仏法は、究極の楽観主義。常に「今」「ここ」から出発する、本因妙の生き方を教える。「これまで」の健闘をたたえ合いつつ、「次の勝利」への誓いをみなぎらせてこそ仏法者。そのたゆみない行動が宿命を使命に変え、苦難を歓喜に変えていく。本年の後半へ、勇んで出発を切ろう。(誼)
posted by ハジャケン at 10:16| 山梨 ☁| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月01日

名字の言〉 2017年7月1日

松下電器産業(現・パナソニック)には、製品の出来を調べる「検査本部」があった。ある時期、不良品の発生率が高まったため、創業者の松下幸之助氏が、検査本部の責任者に説明を求めた▼それによると、2年前までは完成品をテストしていたが、生産体制を整えてからだと損害が大きくなってしまうなどの理由で、設計・試作の段階での検査に切り替えた。これを聞いた氏は言う。“その方法が不良品を生む原因になっている”▼本来、各分野を担当する事業部が最後まで責任を持って「命がけ」で物づくりをしなければならない。しかし、途中で検査本部が「お墨付き」を与えることで油断が生じる。それが不良品発生の原因であると諭したのである(佐藤悌二郎著『図解 松下幸之助の行動学』東洋経済新報社)▼人を頼ると、知らないうちに“心の隙”が生まれてしまう。逆に、自分が全ての責任を持つと腹を決めれば、新たな視野が開け、思ってもみなかったような力が湧いてくるものだ▼池田先生は「自らが全責任を担い立った時に、本物の底力を出すことができる。死力を尽くして新しい勝利の道を開いてこそ、仏となることができる」と。広布の活動においても一切の油断を排し、“勝利の決定打は私が!”との気概で挑みたい。(江)
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2017年06月30日

名字の言〉 2017年6月30日

過去のオリンピックの映像を見ていて、ふと思った。マラソン競技の優勝者はゴールテープを切るのに、100メートルや400メートルリレーなどの競技にはテープがない。短距離走はレースの最終盤までもつれ、僅差で勝負がつくため、ゴールの瞬間の写真判定に、より正確を期すためらしい▼さらに興味深い話を、陸上競技経験者に聞いた。短距離選手はゴール地点ではなく、ゴールの少し先を見据えて疾走するという。ゴールそのものを目指すと、“あそこで終わりだ”と、ゴール寸前でわずかに速度が落ちてしまう。彼いわく「ゴールは通過地点。加速しながら駆け抜けるんです」▼学生部時代、資格試験に何度、挑戦しても突破できない友がいた。思い悩む彼に先輩が助言した。「合格がゴールじゃないよ。何のために挑み、何の使命を果たすのか。資格を取った先の活躍に、本当の勝負があるのだから」▼友は一念を定め直し、祈っては学び続けた。その後、ついに試験を突破。現在、法曹界で使命感を燃やして奮闘している▼広布のため、真面目な人が報われる社会を築くため――この大目的をしっかり見据えた時、最後の最後まで駆け抜ける力が出る。“未来のために今を勝つ”と決め、本年前半のゴールを最大最高の力で駆け抜けよう。(城)
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2017年06月29日

名字の言〉 2017年6月29日

「丁寧な歯みがき。結局、これを続けるのが一番」。歯科医から口酸っぱく言われたことがある。悪くなってから治すより予防に努めよう、と▼しばらくは実践するが、次第に意識が薄れ、「丁寧な」が続けられなくなる。痛みが出るたび、“やっておけばよかった”と後悔し、持続の大切さと難しさを痛感する。地道な努力なしに、“一気に解決”とはいかないものだ▼ではどうすれば持続できるのか。卓球の福原愛選手のメダル獲得や青山学院大学駅伝チームの箱根制覇の“陰の立役者”となったフィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一氏は、皆が陥りがちな“ゼロイチ思考”を否定する。ゼロイチ思考とは、物事をやらない(ゼロ)か、やる(イチ)かで分けるもの。例えば“1日10キロ走ると決めたら、その間は完璧に10キロ走らないと自分の努力を認めない”という考え方だ▼これだと、できなかった日が“失敗体験”になり、いつしか嫌になってしまう。反対に5キロでも3キロでも“続ける”ことを重視すれば、やる気は失われず、自信や達成感につながるという(『結果を出し続ける』光文社新書)▼池田先生は、「毎日の生活が即人生」と。一日一日が勝負。一歩でも半歩でも、できる限りの努力を積み重ねる。その人に人生の栄光は輝く。(靖)
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