2017年10月19日

名字の言〉 2017年10月19日

元プロ野球選手の豊田泰光さんは、黄金期の西鉄ライオンズなどで活躍した。4度出場した日本シリーズでは通算3割6分2厘の高打率。現役の終盤には2試合連続代打サヨナラ本塁打を放つなど、土壇場で大役を果たした。そんな豊田さんが論じる「勝負強さ」が興味深い▼いわく、勝負に弱い人は打席に入っても「なぜ打てないのか」と悩んでしまう。反対に、勝負強い人は「どうやったら打てるだろう」と考える。すると、相手が見えるようになり、目の前が一気に開けてくるという(『豊田泰光のチェンジアップ人生論』日本経済新聞社)▼いざという時、失敗を恐れ、一歩を踏み出せないことがある。その時に、“なぜできないか”と縮こまるのではなく“どうすればできるか”と心躍らせて挑みたい。克服すべき課題、対峙すべき相手に正面から向き合ってこそ、活路は開かれる▼日蓮大聖人は、広布の途上に起きる数々の大難にも「いよいよ・はりあげてせむべし」(御書1090ページ)と、満々たる“攻め”の精神を貫かれた。決して忘れてはならない言論闘争の魂である▼対話の場にあっては、どんな人も「必ず味方に変えてみせる!」との強き一念で、真実を語り抜きたい。その確信の声が、わが地域の広布の決定打となる。(値)
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2017年10月18日

名字の言〉 2017年10月18日

60年前の10月18日、「大阪事件」の初公判が行われた。裁判に出廷した池田先生は、この日の夜、神戸で開催された大会に出席。日記に「今こそ、信心の前進の秋と知れ。友よ、次の勝利に、断固進もう。俺も、戦うぞ」とつづった▼「大阪事件」の「無罪判決」までに、先生は23回、法廷に立ち、その合間を縫っては関西の友を励ました。この間、裁判のことを語らなかった先生が、初めて裁判について切り出したのは判決前夜、尼崎市体育会館での関西男子部幹部会においてである▼先生は烈々と宣言した。「善良な市民を苦しめている権力とは、断固、一生涯戦う」。「大阪事件」の「無罪判決」は一面から見れば、神戸の大会に参加した日の“闘争宣言”に始まり、尼崎での“闘争宣言”で締めくくられたともいえる。この事実に、兵庫と関西の友の深き使命が示されていよう▼師が手づくりで築いた常勝の天地・関西。「常勝」について先生は「断固として『今を勝つ』ことだ。『今日を勝つ』ことだ」と。時の流れは一定ではない。瞬間瞬間、「自身に勝つ」との執念を燃やす時、同じ一日であっても、十年にも匹敵する歴史となる▼さあ「信心の前進の秋」だ。自身で決めた広布の最高峰を目指し、きょうも“勝利の一日”を飾ろう。(芯)
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名字の言〉 2017年10月18日

60年前の10月18日、「大阪事件」の初公判が行われた。裁判に出廷した池田先生は、この日の夜、神戸で開催された大会に出席。日記に「今こそ、信心の前進の秋と知れ。友よ、次の勝利に、断固進もう。俺も、戦うぞ」とつづった▼「大阪事件」の「無罪判決」までに、先生は23回、法廷に立ち、その合間を縫っては関西の友を励ました。この間、裁判のことを語らなかった先生が、初めて裁判について切り出したのは判決前夜、尼崎市体育会館での関西男子部幹部会においてである▼先生は烈々と宣言した。「善良な市民を苦しめている権力とは、断固、一生涯戦う」。「大阪事件」の「無罪判決」は一面から見れば、神戸の大会に参加した日の“闘争宣言”に始まり、尼崎での“闘争宣言”で締めくくられたともいえる。この事実に、兵庫と関西の友の深き使命が示されていよう▼師が手づくりで築いた常勝の天地・関西。「常勝」について先生は「断固として『今を勝つ』ことだ。『今日を勝つ』ことだ」と。時の流れは一定ではない。瞬間瞬間、「自身に勝つ」との執念を燃やす時、同じ一日であっても、十年にも匹敵する歴史となる▼さあ「信心の前進の秋」だ。自身で決めた広布の最高峰を目指し、きょうも“勝利の一日”を飾ろう。(芯)
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2017年10月17日

名字の言〉 2017年10月17日

始業前の朝の時間を勉強や趣味など自己研さんにあてる「朝活」も、耳慣れた言葉になった。今夏も都内では複数の企業が連携し、“午前7時半までに列車で渋谷駅を通過すると割引クーポンが配信される”など、「朝活」を後押しする企画が行われた▼そもそも、なぜ「朝活」は良いのか。脳科学者の茂木健一郎氏によると、朝、目覚めてからの約3時間は、脳が最も活発に働く時間帯とのこと▼人が一日の活動で得た情報は、いったん短期記憶として脳内に保管される。それが睡眠中に整理され、長期記憶へと変わり、朝一番の脳はきれいに“クリーニング”された状態に。そのときを逃さず、良い刺激を与えることで、「1日の効率を何倍もアップさせることも可能」と氏は言う(『脳を最高に活かせる人の朝時間』河出文庫)▼10日間で388世帯の弘教という広布の金字塔を打ち立てた「札幌・夏の陣」。池田先生は、この闘争を振り返りつつ、「一日一日が渾身の勝負だ。その一日の勝利は、“朝の勝利”から始まる」「毎朝、真剣に祈り、御書を拝しながら闘争をスタートした」と述べた▼充実した人生も、広布の偉業も、“朝勝”から始まる。明確な目標を胸に、深き祈りから出発し、きょう一日を、はつらつと走りたい。(江)
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名字の言〉 2017年10月16日

人類が初めて人工衛星の打ち上げに成功したのは1957年10月4日。今月で60年だ▼毎年、この日からの1週間は「世界宇宙週間」。これに合わせ、北海道岩見沢市でNASA(米航空宇宙局)などが協力する、学会主催の企画展「わたしと宇宙展」が行われ、成功裏に終わった▼同展では、小惑星探査機「はやぶさ」の模型も展示された。燃料漏れやエンジンの故障など、数々のトラブルを乗り越え、7年間で60億キロの宇宙旅をし、地球重力圏外の小惑星からサンプルを持ち帰った。世界で初の偉業である▼プロジェクトを指揮した宇宙航空研究開発機構の川口淳一郎教授は、「はやぶさ以前」の失敗の歴史を決して忘れなかった。「『がんばったね』『よくやった』といわれましたが、所詮、失敗は失敗」「(失敗した探査機を)思い出してくれた人が、いったいどれだけいたでしょう」「健闘するだけではだめ。ゴールしなければ意味がない」(『はやぶさ、そうまでして君は』宝島社)▼人生もまた、苦難に勝ち切ってこそ、幸福を開いていける。仏法も、安閑たる感傷の世界ではなく、「勝負をさき(=第一)とし」(御書1165ページ)である。自己の限界への大いなる挑戦を勝ち抜いた先にこそ、記憶に残る感動も待っている。(鉄)
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2017年10月16日

名字の言〉 2017年10月16日

人類が初めて人工衛星の打ち上げに成功したのは1957年10月4日。今月で60年だ▼毎年、この日からの1週間は「世界宇宙週間」。これに合わせ、北海道岩見沢市でNASA(米航空宇宙局)などが協力する、学会主催の企画展「わたしと宇宙展」が行われ、成功裏に終わった▼同展では、小惑星探査機「はやぶさ」の模型も展示された。燃料漏れやエンジンの故障など、数々のトラブルを乗り越え、7年間で60億キロの宇宙旅をし、地球重力圏外の小惑星からサンプルを持ち帰った。世界で初の偉業である▼プロジェクトを指揮した宇宙航空研究開発機構の川口淳一郎教授は、「はやぶさ以前」の失敗の歴史を決して忘れなかった。「『がんばったね』『よくやった』といわれましたが、所詮、失敗は失敗」「(失敗した探査機を)思い出してくれた人が、いったいどれだけいたでしょう」「健闘するだけではだめ。ゴールしなければ意味がない」(『はやぶさ、そうまでして君は』宝島社)▼人生もまた、苦難に勝ち切ってこそ、幸福を開いていける。仏法も、安閑たる感傷の世界ではなく、「勝負をさき(=第一)とし」(御書1165ページ)である。自己の限界への大いなる挑戦を勝ち抜いた先にこそ、記憶に残る感動も待っている。(鉄)
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2017年10月15日

名字の言〉 2017年10月15日

その昔、一流の書家は良質の墨色を得るために、あえて12歳くらいの子どもに墨をすらせたという。純粋にして無垢な心の持ち主がすってこそ、最高の墨色が出ると考えられていた▼えり抜きの硯や固形墨をそろえても、する人に功名心や俗心があれば、墨は濁る。それでは、書き手の卓抜の実力をもってしても、不本意な作品となってしまう――そう捉えたのだろう▼仏法では「心は工なる画師の如し」と説く。心一つで、偉大な画家のように、自身の人生という“名画”を自在の境涯で表現することができる。信心根本に宿命に打ち勝ち、人生を見事に切り開いたドラマが連日つづられる本紙は、世界中の同志の純粋な心で描かれているともいえよう▼ならば、記事の書き手である記者は、実のところ、友の勝利劇を最高のものに仕上げるために、極上の墨をするという役目を担っているのかもしれない。それだけに、創価の世界の実像、同志の奮闘ぶりを、正しく映す“心の鏡”を一点の曇りなく磨く精進に努めたい▼きょうから新聞週間。今年の新聞週間標語の佳作に選ばれた一つに、「その記事が人を支える勇気に変わる」とある。地域と社会、そして読者の心へ、未来を開く勇気を届ける紙面作製に全力の日々を誓う。(城)
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2017年10月14日

名字の言〉 2017年10月14日

本年のノーベル平和賞に決まったICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)のメンバーと被爆者が11日、都内で記者会見を開いた▼ICAN国際運営委員の川崎哲氏は質疑応答の中で「信仰を基盤とする団体は市井の人々に声を届ける重要な使命がある」「SGIは私たちの大切なパートナーであり、一段と協力を強めていく時を迎えていると思う」と述べた▼わずか10年で100カ国以上の団体が参加するネットワークとなったICAN。その原動力は“自分が経験した苦しみを二度と誰にも味わわせてはならない”という被爆者の願いと、それに呼応した青年の行動だった。国際会議などあらゆる機会を通して各国の政府関係者と対話を重ね、SNSも駆使して連帯を拡大。本年7月、悲願であった「核兵器禁止条約」採択を実現させた▼一見、不可能と思える課題も、諦めずに心を合わせ、新しい力を結集すれば未来は必ず開ける――2007年の発足以来のパートナーであるSGIとICANに共通する信念だ。七十余年、進まなかった核軍縮に今、大きな風穴があきつつある▼未来は民衆の意思にかかっている。池田先生は“平和とは無力感と執念の競争”と語った。揺るがぬ信念で、一段と草の根の平和の対話を広げる時である。(波)
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名字の言〉 2017年10月14日

本年のノーベル平和賞に決まったICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)のメンバーと被爆者が11日、都内で記者会見を開いた▼ICAN国際運営委員の川崎哲氏は質疑応答の中で「信仰を基盤とする団体は市井の人々に声を届ける重要な使命がある」「SGIは私たちの大切なパートナーであり、一段と協力を強めていく時を迎えていると思う」と述べた▼わずか10年で100カ国以上の団体が参加するネットワークとなったICAN。その原動力は“自分が経験した苦しみを二度と誰にも味わわせてはならない”という被爆者の願いと、それに呼応した青年の行動だった。国際会議などあらゆる機会を通して各国の政府関係者と対話を重ね、SNSも駆使して連帯を拡大。本年7月、悲願であった「核兵器禁止条約」採択を実現させた▼一見、不可能と思える課題も、諦めずに心を合わせ、新しい力を結集すれば未来は必ず開ける――2007年の発足以来のパートナーであるSGIとICANに共通する信念だ。七十余年、進まなかった核軍縮に今、大きな風穴があきつつある▼未来は民衆の意思にかかっている。池田先生は“平和とは無力感と執念の競争”と語った。揺るがぬ信念で、一段と草の根の平和の対話を広げる時である。(波)
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2017年10月13日

名字の言〉 2017年10月13日

カナダで開催された体操の世界選手権。白井健三選手が床運動の2連覇に続き、跳馬でも初優勝した(8日)。若き才能の大躍進に日本中が沸いた▼跳馬で「14・900」をマークした白井選手と2位の選手との得点差は「0・001」。素人目には分からない、手足のわずかなぶれなど“紙一重の差”が勝敗を分けた▼今大会では日本のエース・内村航平選手がケガで棄権し、後輩の白井選手が周囲の期待を一身に背負った。それを自分に与えられた使命と捉え、代表チームに「ついていく立場」から「引っ張っていく立場」を自覚したという。僅差での勝利は「気持ちの差」と白井選手は振り返った▼スポーツの世界は実力第一の熾烈な戦い。その上で力が拮抗する時に、最後の勝負を決するのは“自分自身の勝利への一念”である。仮に人を頼る気持ちがあれば、“心の隙”が生じる。万般に通じる勝負の鉄則だ▼広布の世界も、つまるところ、わが人間革命を懸けた戦いである。池田先生は「人間革命とは、自己自身に勝利していくことであり、そのための、いわば道場が、学会活動の場である」と。どんな状況にあろうとも、誰かではなく、「自分が勝つ」と腹を決める。そう思い切って行動する人に、人間革命の道は開かれる。(差)
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名字の言〉 2017年10月13日

カナダで開催された体操の世界選手権。白井健三選手が床運動の2連覇に続き、跳馬でも初優勝した(8日)。若き才能の大躍進に日本中が沸いた▼跳馬で「14・900」をマークした白井選手と2位の選手との得点差は「0・001」。素人目には分からない、手足のわずかなぶれなど“紙一重の差”が勝敗を分けた▼今大会では日本のエース・内村航平選手がケガで棄権し、後輩の白井選手が周囲の期待を一身に背負った。それを自分に与えられた使命と捉え、代表チームに「ついていく立場」から「引っ張っていく立場」を自覚したという。僅差での勝利は「気持ちの差」と白井選手は振り返った▼スポーツの世界は実力第一の熾烈な戦い。その上で力が拮抗する時に、最後の勝負を決するのは“自分自身の勝利への一念”である。仮に人を頼る気持ちがあれば、“心の隙”が生じる。万般に通じる勝負の鉄則だ▼広布の世界も、つまるところ、わが人間革命を懸けた戦いである。池田先生は「人間革命とは、自己自身に勝利していくことであり、そのための、いわば道場が、学会活動の場である」と。どんな状況にあろうとも、誰かではなく、「自分が勝つ」と腹を決める。そう思い切って行動する人に、人間革命の道は開かれる。(差)
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2017年10月12日

名字の言〉 2017年10月12日

新幹線の車窓から、陽光に輝く稲穂が見えた。稲の穂が熟し、黄色に変化していくことを「黄熟」と書き、「あかり」とも読む。これが「秋」の語源との説もある▼稲は頭を垂れても倒れない。しっかりと地中に根を張っているためだ。この根を活性化させ、土の中に酸素を送り込むための作業が「中干し」。田を満たしていた水を全て抜き、表面の土を乾かす。水がなくなるという状況の中で、稲は強さを増す▼今年で入会62年となる大阪の壮年。18年前、がんを患い、喉頭を摘出した。襲い掛かる試練にも決然と立ち向かい、食道発声で声を取り戻した。87歳の今も広布の情熱を赤々と燃やす▼1956年(昭和31年)の「大阪の戦い」の陣列に加わり、「大阪大会」にも参加。確かな原点を刻んだ壮年が「これが宝物です」と、一枚の写真を見せてくれた。63年(同38年)に撮影された池田先生との記念写真。その裏には、師のつづった「前進」の文字が。壮年は「何があっても『不撓不屈』で前進する。これが私の誓いです」と▼御書に「秋のいねには早と中と晩との三のいね有れども一年が内に収むる」(411ページ)と。稲が黄金に輝くように、誓いに生きる人生は、それぞれの個性を生かしながら、まばゆい光彩を放つ。ここに信心の醍醐味がある。(芯)
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2017年10月11日

名字の言〉 2017年10月11日

5年日記『道』(本社刊)では、四季を彩る池田先生の写真と箴言が月ごとに紹介されている。10月の写真は秋空に映えるナポレオン像。箴言は「大事なことは/勇気の一歩である/今、自分ができることから/一日一日/一つ一つ/挑戦していくことだ」▼ナポレオンのモットーは「一瞬たりとも失ってはならない」。彼に反対する勢力との和平会議でのこと。反対勢力は、2日間の猶予を申し出た。彼は言った。「2時間でできることに、2日もかけはしない」。電光石火のスピードこそナポレオンの真骨頂だった▼彼は命令書の余白に、自分の手で「活発! 迅速!」と書き込む。“明日やればいい”“誰かがやるだろう”という「先延ばし」「逃げ」の心を徹底して追い出した。「勝利は蓋しわが神速果敢なる行動の中に在ったのだ」(難波浩訳)▼なぜ迅速果敢な行動ができたのか。決勝点が明確だったからだ。彼の素早い決断は、「必ず勝つ!」との強き一念を燃やし、最高の作戦を考え抜いていた結果にほかならない▼一念の「念」という字は、「今」の「心」と書く。わが「今の心」に何があるのかを常に問いたい。そして、いつか勝利の決勝点に達するという歩みではなく、一日一日が決勝点との心意気で前進しよう。(側)
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名字の言〉 2017年10月11日

5年日記『道』(本社刊)では、四季を彩る池田先生の写真と箴言が月ごとに紹介されている。10月の写真は秋空に映えるナポレオン像。箴言は「大事なことは/勇気の一歩である/今、自分ができることから/一日一日/一つ一つ/挑戦していくことだ」▼ナポレオンのモットーは「一瞬たりとも失ってはならない」。彼に反対する勢力との和平会議でのこと。反対勢力は、2日間の猶予を申し出た。彼は言った。「2時間でできることに、2日もかけはしない」。電光石火のスピードこそナポレオンの真骨頂だった▼彼は命令書の余白に、自分の手で「活発! 迅速!」と書き込む。“明日やればいい”“誰かがやるだろう”という「先延ばし」「逃げ」の心を徹底して追い出した。「勝利は蓋しわが神速果敢なる行動の中に在ったのだ」(難波浩訳)▼なぜ迅速果敢な行動ができたのか。決勝点が明確だったからだ。彼の素早い決断は、「必ず勝つ!」との強き一念を燃やし、最高の作戦を考え抜いていた結果にほかならない▼一念の「念」という字は、「今」の「心」と書く。わが「今の心」に何があるのかを常に問いたい。そして、いつか勝利の決勝点に達するという歩みではなく、一日一日が決勝点との心意気で前進しよう。(側)
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2017年10月09日

名字の言〉 2017年10月9日

「池田先生の訪問は私たちにとって永遠の原点です」――米国のデンバーを訪れた際、SGIの友が語っていた。先生の同市訪問は1996年。デンバー大学から名誉博士号を受けたほか、デンバー文化会館での総会等に出席した▼6日間の滞在で、先生は多忙な時間を縫って一人一人の胸に希望の種を蒔いていった。ある人は直接指導を受ける機会が。「私は家族の問題で悩んでいました。先生は“人間の生命は全宇宙の財宝よりも尊く、偉大なのです”と語り、励ましてくださいました」。彼女は今、婦人部のリーダーとして同志の激励に奔走する▼印象的だったのは、当時、先生と出会いを結んでいない青年部の友が、原点の歴史を深く心に刻み前進していることだ。世代を超えた「精神の継承」こそ広布発展の要諦と感じた▼デンバーの街からは雄大なロッキー山脈が望める。同山脈は複数の山地が連なったもの。古い山地は6億年以上前、若いものは約6500万年前に形成されたといわれる。歴史や個性の異なる山々が連なり、集まっていることで、王者の山脈は風格を増しているのだろう▼我らの組織も同じである。未来を担う青年部、歴戦の壮年・婦人部が異体同心で団結してこそ、創価の人材山脈は輝きを増していく。(駿)
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2017年10月08日

名字の言〉 2017年10月8日

結婚式のスピーチなどでしばしば耳にする「三つの坂」。@上り坂A下り坂、そしてBまさか、である。人生、調子が良い時も、悪い時も、さらに予想もしない出来事が起きた時も、力を合わせて乗り越えてほしいという励ましだ▼「まさか」と、一瞬ひるむほどの困難に出あう――程度の差はあれ、誰にでも経験のあることだろう。人生の先輩方が、自身の経験と重ね合わせて語るからこそ、心に響く助言になるのかもしれない▼では、ピンチの時にどうするか。“赤毛のアン”で有名なカナダの作家モンゴメリーは、主人公のアンに語らせている。「小さな障害は、笑いの種だと思い、大きな障害は、勝利の前兆だと考えられるようになったの」(掛川恭子訳『アンの愛情』講談社)▼池田先生はこの言葉を紹介し、「状況が厳しければ厳しいほど、強気で人生を生き抜いていくことだ。勇気をもって、断固として前へ、また前へ、突き進んでいくことだ」と述べている▼御金言に「わざはひも転じて幸となるべし」(御書1124ページ)と。何があろうと、我らには、全てを前進の力に変えゆく、無敵の信仰がある。ピンチこそチャンスと“攻めの姿勢”を貫き、一切の障害を「風の前の塵」(同232ページ)と吹き飛ばす勇者でありたい。(道)
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名字の言〉 2017年10月8日

結婚式のスピーチなどでしばしば耳にする「三つの坂」。@上り坂A下り坂、そしてBまさか、である。人生、調子が良い時も、悪い時も、さらに予想もしない出来事が起きた時も、力を合わせて乗り越えてほしいという励ましだ▼「まさか」と、一瞬ひるむほどの困難に出あう――程度の差はあれ、誰にでも経験のあることだろう。人生の先輩方が、自身の経験と重ね合わせて語るからこそ、心に響く助言になるのかもしれない▼では、ピンチの時にどうするか。“赤毛のアン”で有名なカナダの作家モンゴメリーは、主人公のアンに語らせている。「小さな障害は、笑いの種だと思い、大きな障害は、勝利の前兆だと考えられるようになったの」(掛川恭子訳『アンの愛情』講談社)▼池田先生はこの言葉を紹介し、「状況が厳しければ厳しいほど、強気で人生を生き抜いていくことだ。勇気をもって、断固として前へ、また前へ、突き進んでいくことだ」と述べている▼御金言に「わざはひも転じて幸となるべし」(御書1124ページ)と。何があろうと、我らには、全てを前進の力に変えゆく、無敵の信仰がある。ピンチこそチャンスと“攻めの姿勢”を貫き、一切の障害を「風の前の塵」(同232ページ)と吹き飛ばす勇者でありたい。(道)
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2017年10月07日

名字の言〉 2017年10月7日

全国一のカキ養殖量を誇る広島県。身を大きくするのに必要な、大切な工程がある。それは、カキの幼生を“潮の干満にさらす”こと。わずか約0・3ミリの幼生は、外気に当てるなど厳しい条件の中で育てることで、濃厚な味わいと豊富な栄養分を持つ▼広島市からフェリーで30分の江田島。同志の原点になったのが1978年(昭和53年)10月7日に開催された第1回「離島本部総会」である。池田先生が入場すると、約120の島から集まった同志から大歓声が。江田島の友は島をアピールする5メートルの横断幕を掲げ、喜びを表現した▼あれから39年――島の同志は見事な実証を示す。ある壮年は度重なる病や会社の倒産など苦難の嵐に襲われた。しかし本年、カキ打ち場を改装したカフェを開店。妻や息子と共に厨房に立ち、全国各地からの客で店は大繁盛。「困難が信心を鍛えてくれたんだ」と“海の男”は破顔一笑する▼あの総会で池田先生は「信心強盛な一人の学会員がいれば、島全体が希望に包まれ、歓喜に満たされていきます」と語った。一人立つ――島の広布史は師弟の誓いに生き抜く、幾万の勇者のドラマでもある▼旧習や偏見の波浪をも自身を鍛える糧として、太陽の存在と輝く島の同志を心からたたえたい。きょうは「勝利島部の日」。(子)
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2017年10月06日

名字の言〉 2017年10月6日

「憲政の父」と呼ばれた尾崎行雄は、かつて積極的な武力行使を主張する国家主義者だった。その思想に変化をもたらしたのが第1次世界大戦である▼戦後、欧米視察に赴いた氏は、凄惨な光景に衝撃を受け、国家主義を批判するように。軍国主義に傾斜していく社会にあって、軍縮を訴え、普通選挙の実施を求める運動を展開した。そのため“国賊”と罵られたが、「世界の平和なくして日本の平和なし」との信念のままに行動を続けた▼氏は人生の目的について、一家の幸福を増すためには、一国の幸福、ひいては全世界の幸福を増さなければならないことから、「自国はもちろんのこと世界人類のため各々その分に応じて、貢献すべき」と訴えた(『咢堂言行録』世論時報社)▼氏の言葉は「立正安国論」の「一身の安堵を思わば先ず四表の静謐を禱らん者か」(御書31ページ)とも強く響き合う。日蓮大聖人は1282年(弘安5年)10月13日に御入滅されるが、前月の25日に病を押して門下に「立正安国論」を講義されたといわれる。最期まで弟子に語り残そうとされたのが、「立正安国の魂」であった▼よりよい社会の建設へ、誰が何と言おうと、正しいことは正しいと叫ぶ。大聖人の精神に連なり、この言論闘争を貫くのが、創価の誇りである。(芯)
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2017年10月05日

名字の言〉 2017年10月5日

アメリカのある高校にラグビー部を全国優勝の常連に押し上げたコーチがいた。彼が訴え続けた言葉は「勝つ(WIN)」。それは“試合の結果”以上の意味を持っていた▼彼の言う「WIN」とは「今、何が重要か(What’s Important Now?)」の頭文字。チーム全員が、常に自らに問い掛け、考えるべきだと彼は言う。過去にとらわれたり、相手の出方を気にしたりするのではなく、「今、この瞬間」を意識し、やるべきことに集中する指導方針で常勝チームを育てた(グレッグ・マキューン著『エッセンシャル思考』かんき出版)▼声優になる夢を持つ25歳の青年。オーディションを控え、不安で仕方がない。友人である男子部の部長は言った。「周りじゃない、自分だ。今の自分の力を出し切るんだ」。共に祈ると不安が消えた。そして見事、合格。その結果に至る日々は、信心の柱となって、夢へと挑む彼を支えていくに違いない▼現実は絶えず揺れ動くもの。一喜一憂したり、翻弄されたりするのは愚かだ。何があろうと立正安国の大理想に生き抜く――そう決めた人は揺るがない▼「目の前の一人」の可能性を信じ、心を込めて対話し、着実に仏縁を広げていく。いかなる時代になろうと、この広布拡大の方程式は変わらない。(蹴)
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2017年10月04日

名字の言〉 2017年10月4日

“幻の逸品”が発見された。江戸初期の芸術家・本阿弥光悦作の赤筒茶わん「有明」だ。「光悦十作」に選ばれていたがこれまで所在不明になっていた▼光悦は1615年、京都・鷹峯に“芸術村”を開いた。ここで俵屋宗達や尾形光琳ら、多くの芸術家が創作にいそしむ。後に光悦と宗達を祖とする「琳派」と呼ばれる流派が誕生した▼宗達の作品で有名な“風神雷神”。琳派の画家たちは代々、宗達を手本にして風神雷神を描いた。江戸後期の画家・鈴木其一の「風神雷神図襖」(東京富士美術館蔵)もその一つ。宗達の優れた構図等を模写しつつ、独自性を加えていることがうかがえる。美術史家の大野芳材氏は、「それぞれの画家は模写を通して自らに向き合い、創造に進む機会として、それに取り組んだのではなかったか」と考察している(本紙8月22日付)▼「学ぶ」の語源は「まねぶ=まねる」との説がある。優れた人の模倣を重ねる中で、人は多くのことを学び、成長していく。そこから新たな自身の可能性も発見できる▼本阿弥光悦も書写した「立正安国論」には「蘭室の友に交りて」(御書31ページ)と。人の心は、良き人との出会いに触発を受け、一段と磨かれていくもの。自他共の向上を目指し、きょうも友のもとへ。(速)
posted by ハジャケン at 09:11| 山梨 ☁| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

名字の言〉 2017年10月4日

“幻の逸品”が発見された。江戸初期の芸術家・本阿弥光悦作の赤筒茶わん「有明」だ。「光悦十作」に選ばれていたがこれまで所在不明になっていた▼光悦は1615年、京都・鷹峯に“芸術村”を開いた。ここで俵屋宗達や尾形光琳ら、多くの芸術家が創作にいそしむ。後に光悦と宗達を祖とする「琳派」と呼ばれる流派が誕生した▼宗達の作品で有名な“風神雷神”。琳派の画家たちは代々、宗達を手本にして風神雷神を描いた。江戸後期の画家・鈴木其一の「風神雷神図襖」(東京富士美術館蔵)もその一つ。宗達の優れた構図等を模写しつつ、独自性を加えていることがうかがえる。美術史家の大野芳材氏は、「それぞれの画家は模写を通して自らに向き合い、創造に進む機会として、それに取り組んだのではなかったか」と考察している(本紙8月22日付)▼「学ぶ」の語源は「まねぶ=まねる」との説がある。優れた人の模倣を重ねる中で、人は多くのことを学び、成長していく。そこから新たな自身の可能性も発見できる▼本阿弥光悦も書写した「立正安国論」には「蘭室の友に交りて」(御書31ページ)と。人の心は、良き人との出会いに触発を受け、一段と磨かれていくもの。自他共の向上を目指し、きょうも友のもとへ。(速)
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2017年10月03日

名字の言〉 2017年10月3日

世界的に活躍する指揮者の佐渡裕氏。1999年から毎年、一般公募で集まった1万人の合唱団と、ベートーベンの“第九”を演奏する▼小学生から90歳以上という合唱団員は、楽譜に縁のなかった人ばかり。最初は皆、“私一人くらい歌わなくても大丈夫だろう”という気持ちでやって来るという▼そこで氏は訴える。「ガラガラ声もキンキン声も全部受け入れるから、一人ひとりが主人公になってほしい」「一人ひとりの名前を持った音をつくりたい。山田さんなら山田さん、鈴木さんなら鈴木さんの声がほしい」。それぞれの人生を背負いながら集まって、共に心を震わせつつ、音楽をつくり上げる。氏は「一年分のドラマを抱えた一万人の主人公たちの存在」を感じるという(『棒を振る人生』PHP文庫)▼ただ歌うのではなく、自分らしく、自身の人生を懸けて歌えばこそ、深い感動を呼ぶのだろう。何事も“誰かがやるだろう”と思えば、本当の力は出ないものだ。逆に、“よし、私が!”と立ち上がれば、心は躍動し、想像以上の力も湧いてくる▼広布の陣列に、使命のない人など一人もいない。今いる場所で、自分にしかできない挑戦を開始したい。一人一人が生命を完全燃焼させる中で、民衆勝利の大交響曲は生まれる。(誼)
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2017年10月02日

名字の言〉 2017年10月2日

「アンチエイジング」という言葉が、ちまたにあふれるようになって久しい。直訳すると「抗加齢」で、年齢を重ねることに対抗して若々しさを保つという意味。“人類永遠のテーマ”の一つといえるかもしれない▼「不老は口から」――日本抗加齢医学会理事で、かつて本紙健康欄にも登場した斎藤一郎氏が語っていた。例えば口周辺の筋肉を鍛えると、しわやたるみが改善される。食べ物をよくかめば、脳が活性化するほか、だ液の分泌もよくなり口内の抗菌作用が高まる、など数々の効果が期待できる。さらに“よく話す人は長生きする”との説を紹介し、「話すこと」も若さを保つ重要な要素と訴える▼御書に「声仏事を為す」(御書708ページ)と。声には、衆生を救済する偉大な力が備わっているとの仰せだ。池田先生はこの御文を拝し、「弱々しい声では、仏事をなすことはできない」と強調し、同志の力強い“声の戦い”に期待を寄せている▼広布の戦いは、ある意味で「言葉による革命」。善の言葉、正義の言葉なればこそ、自信満々と、豊かな響きで伝えたい▼声を惜しんではならない。朗々とした勤行・唱題、はつらつとしたあいさつ、生き生きとした対話――日々、若々しく口を動かし、友情と幸福の輪を大きく広げていこう。(道)
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