2015年12月29日

同生同名御書 人の身には同生同名(どうしょうどうみょう)と申す二(ふたり)のつかひを天生(うま)るる時よりつけさせ給いて

同生同名御書

       第四章 同生同名の二神を述べる

本文(一一一五n六行〜一一一五n終)
 女人はたとへば藤のごとし、をとこは松のごとし。須臾(しゅゆ)もはなれぬれば立ちあがる事なし。
 はかばかしき下人(げにん)もなきに、かかる乱れたる世に此のとの(殿)をつかはされたる心ざし、大地よりもあつし、地神(ちじん)定めてしりぬらん。虚空(こくう)よりもたかし、梵天・帝釈もしらせ給いぬらん。人の身には同生同名(どうしょうどうみょう)と申す二(ふたり)のつかひを天生(うま)るる時よりつけさせ給いて、影の身にしたがふがごとく須臾もはなれず、大罪・小罪・大功徳・小功徳すこしもおとさず、かはるがはる天にのぼ(上)て申し候と、仏説き給う。此の事ははや天もしろしめしぬらん。たのもしし、たのもしし。
  四月 日               日 蓮  花 押
    四条金吾殿女房御返事

通解
 女の人は譬えていえば藤のようなものであり、男は松のようなものである。藤は少しの間も松を離れてしまえば立ちあがることはできない。それを頼りになる召使いもないのに、このような乱れた世に、この殿(四条金吾)を佐渡の地まで遣(つか)わされたあなたの真心(まごころ)は大地よりも厚い。必ず地神も知っていることであろう。またその真心は虚空よりも高い。きっと梵天・帝釈も知られていることであろう。
 人の身には同生同名という二人の使いを天はその人が生まれた時からつけられており、この二人の神は影が身に随うように、寸時も離れず、その人の大罪・小罪・大功徳.・小功徳を少しもおとすことなく、かわるがわる天に昇っていって報告していると仏は説かれている。したがってあなたが殿をよこされたことは、すでに天も知っていることであろう。実にたのもしいことである。
  四月 日               日 蓮  花 押
    四条金吾殿女房御返事

語訳
同生同名(どうしょうどうみょう)
 この同生天・同名天は、人が生まれたときから、つねに両肩にあって瞬時も離れず、その行動の善悪を記して天に報告し、その人を守護するので?生神(くしょうじん)ともいう。華厳経巻六十には、「人の生じ已(おわ)れば則ち二天有りて恒(つね)に相い随逐(ずいちく)す。一を同生と曰(い)い、二を同名と曰う。天は常に人を見れども人は天を見ざるが如し」とある。吉蔵(きちぞう)の無量寿経義疏(ぎしょ)では、同生は女神(めがみ)で右肩にあって悪業を記録し、同名は男神(おがみ)で左肩にあって善業を記録するとあるが、異説もある。
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2015年07月02日

社説 2015年7月2日 「詐欺メール」が急増 情報の管理 多忙な時こそ厳格に


社説

社説 2015年7月2日 「詐欺メール」が急増 情報の管理 多忙な時こそ厳格に

 私たちが生きるネット社会。怪しいメールを開く方が間違い――などとは言っていられないほど巧妙な「詐欺メール」も飛び交っている。一人一人が情報管理の意識を強く保つことが不可欠な時代だ。

 急増しているのが、機密漏えいなどを目的に特定の企業・組織・個人に送りつける「標的型メール」である。企業を狙ったものに限っても、昨年1年間で前年比3・5倍に当たる1723件を確認。5月に判明した日本年金機構の大規模な情報流出事件も、端末に届いたメールの添付ファイルを開き、ウイルスに感染したことが原因だった。

 この“標的型”は、セキュリティーソフトを使っても防ぐことが難しいという。不審なメールと疑われないよう周到な準備の上で送られ、「健康保険組合からの通知」など正当な業務や依頼であるかのように見せかける件名や本文のため、受信者が違和感を覚えにくい。実在の発信元を詐称したり、名前を正確に記入してくるメールもある。

 安易に添付ファイルを開いたり、リンク先をクリックしないようにしたい。たとえ自分の名前が正確に書かれていても、日常的に接点のない人や団体からのメールに対する警戒心を怠らないことが肝要だ。不審なメールは削除する。発信元に問い合わせ、信頼性を確認した方がよい場合もあるだろう。

 スマートフォンもパソコンに近い機能をもつ。紛失すれば、自分のみならず関係者の個人情報まで盗まれる可能性もある。紛失や盗難の際は、データをロックしたり削除できるよう手配するなど迅速な対応が必要だ。

 また、画面が大きいため電車の中や公共の場で利用すると盗み見され、個人情報が漏れる危険もある。手軽で、どこでも利用できる便利さがある半面、常に危険が潜むことを忘れまい。

 御書には「前前の用心」(1192ページ)、「神の護ると申すも人の心つよきによるとみえて候」(1186ページ)と仰せだ。メールに代表される電子情報も、手書きのメモや印刷物など紙媒体による情報も、悪用されれば詐欺をはじめとする事故や事件につながりかねない。繰り返し指摘される注意をわが事と受け止めて、このような事故・事件を未然に防ぐ努力も、信心即生活の知恵であろう。

 妙法という価値創造の哲学を持っているからこそ、情報の管理や取り扱いについても賢明でありたいもの。多忙な時ほど厳格に――この決心で、日頃の姿勢をいま一度、見直したい。
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2014年03月23日

夢をかなえる新聞・聖教新聞


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2014年01月07日

スタートライン 佐藤真海さん

スタートライン(2)
第2回/強くなんかない。だから、挑戦(チャレンジ)をやめない〜ロンドンパラリンピック 走り幅跳び 日本代表 佐藤真海さん〜

2020年のオリンピック・パラリンピックの開催地が東京に決まった、昨年9月のIOC(国際オリンピック委員)総会。日本の最終プレゼンテーションで最初に登場したのは、1人のパラリンピアンでした。アテネパラリンピックから3大会連続出場を果たしている佐藤真海さん。自らの体験から紡ぎ出された言葉は、委員の心を捉え、世界に感動を送りました。今回のスタートラインは、彼女のプレゼンを振り返りながら、その人間ドラマにせまります。

〈私がここにいるのは、スポーツによって救われたからです〉(佐藤真海さんのプレゼーテーションの日本語訳)

1982年3月12日、宮城県気仙沼市で生まれた。海と山に恵まれた、のどかな自然の中で、兄と一緒に近所を駆け回る“ヤンチャ少女”として育った。

「昔からスポーツが大好きでした。家で“ままごと”などはしたことがなくて(笑い)、いつも兄にできることは自分にできないわけがないと、負けずに飛び回っていました」

5歳から水泳、中学では陸上、東京の大学に進んでからは憧れだったチアリーディングを開始した。充実した学生生活に、突如、異変が訪れたのは大学2年の時。右足の痛みを訴え、病院に行くと、骨肉腫(100万人に1人か2人といわれる骨のがん)が見つかったのだ。

〈初めて足首に痛みを感じてから、たった数週間のうちに骨肉腫により足を失ってしまいました〉(同)

入院してから数週間。右足を失い、抗がん剤の副作用で、髪の毛だけでなく、まつ毛や眉毛も全部抜けた。鏡に映った変わり果てた自分の姿を目にした時、涙が止まらなかった。

「さらに、退院した後も長い闇は続きました。大学に復学も果たせたのですが、かえって普通の生活がおくれないという現実を突きつけられて。幸せだった入院前を思い出して、もうそこには戻れないという喪失感に襲われたんです」

〈もちろん、それは過酷なことで、絶望のふちに沈みました。でもそれは大学に戻り、陸上に取り組むまでのことでした。私は目標を決め、それを超えることによろこびに感じ、新しい自信が生まれました〉

長い闇のトンネルを抜けるきっかけとなったものスポーツだった。水泳から始めて陸上へ。スポーツ義足を着けながら、走っては転び、走っては転びの繰り返し。しかし、一つずつ、目標を達成していくことがうれしかった。

「それまで当たり前だと思っていたことに、感謝できるようになりました。泳げること、走れること、生きていることそれ自体に。何より、私にとって大切なのは、私が持っているものであって、私が失ったものではない。多くのものを失ったからこそ、本当に学ぶことができたんです」

彼女は、種目を走り幅跳びに定め、次々と記録を伸ばしていった。不断の努力を重ね、アテネ、北京とパラリンピックに出場。さらに、ロンドンを目指して奮闘した。しかしそのころ、記録がまったく伸びず、スランプに陥った。そんな時、東日本大震災が起こった。

〈2012年ロンドン大会も楽しみにしていました。しかし、2011年3月11日、津波が私の故郷の町を襲いました〉(同)

テレビが伝える、故郷・気仙沼の甚大な被害。実家も津波に襲われ、5日間、家族との連絡が途絶えた。発生から6日目に家族の無事を知ったが、多くの人々が深い苦しみと悲しみに沈んでいることを感じた。

「練習どころじゃなくて、4月に気仙沼に帰りました。多くの人からメッセージを集めて故郷に持ち帰ったり、食料も持って行ったり。私自身の経験も語りました。なかばロンドンは諦めていたんですけど、被災地の子どもと触れあう中で、自然のうちに“ロンドンに向けて頑張るから、一緒に頑張ろう”って話していました。子どもたちから、自分の場所で一生懸命頑張ることが大事だって、教えてもらったんです」

〈そのとき初めて、私はスポーツの真の力を目の当たりにしたのです。新たな夢と笑顔を育む力。希望をもたらす力。人々を結びつける力〉(同)

大震災に接して、初めてスポーツの持つ真の力を見たという真海さん。その後、新たな決意で記録を伸ばし、ロンドンパラリンピックに出場。惜しくも決勝進出は逃したが、自己記録を更新できた。

「間違いなく、闘病の経験も、あの震災も私自身のスポーツに向かう心をつくっている。だからこそ、私は負けずに挑戦し続けたいと思うんです」

数々の絶望的な状況を乗り越え、多くの人に希望を送る真海さん。どうしてそこまで、挑戦できるのか。悩みや壁に負けないポイントを聞いた。

「限界にふたを外すということですね。これ以上できないと思った時、多くの人が挑戦をやめちゃうんです。でも、そのふたを外して、できなくてもやってみる。できるまで挑んでみる。そんながむしゃらな挑戦の中で、本当の自分らしさが見えてきますよ」

取材が終わるまで、終始笑顔を絶やさない。壮絶な半生を思わせない明るさに、思わず記者が「強いですね」とつぶやくと、彼女は笑顔で答えた。

「強くなんかないですよ。人並みに悩んで、人並みに泣いて。でも強くないからこそ、挑戦することをやめたくないんですよね!」(了)

※聖教新聞 2014年1月4日『スタートライン』より
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2013年10月19日

自分を強くする 泉ピン子さん

(泉ピン子さん)
やっぱり人生には、失敗も、つらいこともたくさんありますよ。
でも、私も多くの励ましを頂く中で、
『サーフィンの波と一緒で、どんな悩みも悠々と乗り越えていこう』
って思えるようになりました。
結局、負けないためには、自分を強くしていく以外にない。
聖教新聞10/19
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2013年08月03日

社説 特に高齢者は注意! 悪質化する詐欺から身を守れ

社説
2013年8月2日
特に高齢者は注意! 悪質化する詐欺から身を守れ
 昨年1年間の被害総額が153億円を超える“振り込め詐欺”。今年1〜5月の被害額は
約89億円に上り、被害件数は前年を大幅に上回っている。被害者の約9割は60歳以上
の高齢者。最近は振り込みではなく、直接お金を持って来させる手口が半分以上で、警察
庁は“母さん助けて詐欺”に呼称を変更した。
 急増しているのが「送り付け商法」。個人宅や職場宛てに注文していない健康食品や書籍
などが届き、支払いを要求される。本来、「受取拒否」「受取保留」にすべきケースだ。昨
年度、国民生活センターに寄せられた被害相談件数は約1万4千件で、前年度の5倍にも
なった。
 「自分以外の誰かが購入したものかもしれない」と思い込みやすいところが落とし穴だ。
少額だったため、代金を立て替えてしまったという人が散見される。中には葬儀の日を狙
い、故人が生前に注文したものと思わせて商品を送り付ける卑劣なケースもある。基本的
に、注文したことが確認されなければ、代金を支払わないことだ。
 このほか、税金や医療費などの還付金手続きと偽り、ATMを操作させて口座に振り込
ませる「還付金詐欺」、融資をするふりをしながら、信用金や保証金と称して個人や企業か
らお金をだまし取る「保証金詐欺」など、手口はますます複雑化、巧妙化している。
 詐欺被害に遭わないためにはどうすればよいか。まずは常に油断を排していくことであ
る。警察庁の調査によれば、高齢被害者の約9割が「詐欺に遭うとは考えもしなかった」
と答えている。詐欺犯は被害者の子どもや親族、時には銀行員や市役所の職員をかたって
忍び寄る。何かおかしいと感じたら、最寄りの警察窓口や、犯罪被害の未然防止相談ダイ
ヤル「♯9110」などに問い合わせよう。
 また、家族間のコミュニケーションを密にしていくことも、被害防止につながる大切な
道筋だ。周囲に迷惑が掛かると感じたのか、高齢被害者の約4割は、警察が家族に事情聴
取することを拒んでいる。日ごろから頻繁に連絡を取り、近況や健康状態だけでなく、詐
欺などの危険についても話し合うようにしよう。住む場所が離れていれば、なおさらであ
る。
 何気ない声の掛け合いも、積み重なれば大きな力を発揮する。真剣な祈りを根本に「前
前の用心」(御書1192ページ)を心掛け、有意義な夏を過ごしたい。
posted by ハジャケン at 10:53| 山梨 ☀| 聖教新聞から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月22日

社説 2012年11月21日 あいさつは境涯と信頼を広げる

社説
2012年11月21日

あいさつは境涯と信頼を広げる
 きょうは「世界ハロー・デー」。1973年の秋、エジプトとイスラエルが紛争の危機(第
4次中東戦争)に陥ったことをきっかけに制定された。皆が10人にあいさつすることで、
世界の指導者たちに「紛争よりも対話を」とのメッセージを伝えようという日である。
 あいさつには力がある。はつらつと声を掛ければ、相手は顔をこちらに向けて言葉を返
してくれる。会釈や短いやりとり──そこから、新しい交流が始まるだろう。
 そのあいさつの減少を嘆く声もよく聞かれる。まして、「無縁社会」と呼ばれ、地域・社
会における人間関係の希薄さが指摘されている昨今である。“私は私、他人は他人”という
無関心さに加え、防犯意識の高まりによって、近隣と顔を合わせる機会自体が少なくなっ
てしまっている。
 だが一方で、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の飛躍的な発達が浮
き彫りにするのは、誰もが心の中では、人とのつながりを求めているということ。精神的
孤独化が進む中でも、心の奥底では、自身の思いを伝える場、ホッと安心できる瞬間を切
望しているとは、多くが論じるところである。
 神奈川・横浜市のある男子部のリーダーは、県外から転居してきて10年。率先のあい
さつを心掛け、自宅前のごみ集積所の清掃を自主的に行ってきた。初めは横目で見ていた
隣人たちも、今では向こうから声を掛けてくるまでに。このほど、若くして町会の副責任
者に推薦されるなど、信頼を広げている。
 日蓮大聖人は「鏡に向かって礼拝する時、そこに映っている姿もまた自分を礼拝する」
(御書769ページ、通解)と教えられている。
 人付き合いといっても、大事なことは、まず自らが心の垣根を取り払い、目の前の一人
と心を通わせていくことが第一歩である。勇気の一声が、周囲を変える。友情の拡大とは、
自身の境涯の拡大にも通じていく。また、人間同士を孤立させる“分断の力”に挑む戦い
ともいえよう。
 仏法の真髄は、誰もが「仏性をもつ存在」として、心から相手を敬い、大切にすること
にある。
 自らが“地域の親善大使”として立ち、爽やかなあいさつで、「心の絆」の連帯を大きく
広げていきたい。
posted by ハジャケン at 10:30| 山梨 ☀| 聖教新聞から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月29日

社説 2012年9月28日 本門の陣列」の我らが立つ!

社説 2012年9月28日
「大白蓮華」連載に反響 「本門の陣列」の我らが立つ!

 「個々が強力となることが、全体にとって必要であり、個々が幸福であるに応じて、全
体もまた幸福である」(『人間論』上田勤訳、岩波書店)とは、イギリスの詩人ポウプの至
言である。
 「一人」を心から大切にする。「一人」を徹底して育成する。それが、難攻不落の人材城
を築く要諦である。いつの時代にも変わらぬ鉄則であろう。
 「さまざまな証言から、信心の根幹ともいうべき精神を学んでいます」「師匠の行動がリ
アルに伝わってきて、自分も立ち上がろうと決意できます」──「大白蓮華」の連載企画
「本門の陣列は立つ!」に、多くの反響が寄せられている。
 同企画は、戸田第2代会長の7回忌に当たる1964年(昭和39年)の広布史を追う。
恩師との誓いを胸に、全国を駆け巡る池田名誉会長の行動に迫り、師弟の精神を描き出す。
 「団結の年」と名づけられたこの年、学会は500万世帯を突破。未来部(高等部)の
結成、小説『人間革命』の執筆開始など、勢いは加速の度を増した。また、東京オリンピ
ックも開催され、日本は約1兆円(当時の国家歳出予算の約3分の1)をかけて、五輪関
連の建設を推進。高度経済成長の波に乗り、国際的地位を高めていった。
 とはいえ、特に青年層は「一人の人間」として扱われるより、「企業の労働力」と見られ
るようになっていった。
 経済・社会が激しく変わりゆく時代にあって、名誉会長が徹したのは、「一人」への指導・
激励であった。
 年頭から、男子部、女子部、学生部の新任幹部と懇談を。各方面では、組織の最前線で
ある地区部長、地区婦人部長を激励し、御書講義を行っていった。
 その折、頻繁に行われたのが「質問会」だ。組織がどれだけ発展しても、一人一人の悩
みは尽きない。会員は、仕事や生活、家庭、学会活動などの悩みを、名誉会長にありのま
ま打ち明けた。
 懇切丁寧に答えながら会員を包み込み、時には弱い生命を打ち破るように、力強く指導
する名誉会長。師匠の慈愛と確信にふれ、「よし、やるぞ!」と立ち上がる会員──この師
弟の“蘇生のドラマ”が、爆発的な勢いを生んだのだ。
 「一は万が母」である。私たちもまた、目の前の一人を全力で励まし、総本部完成の2
013年を目指して、広布拡大の新たなうねりを起こしていきたい。
posted by ハジャケン at 10:29| 山梨 ☀| 聖教新聞から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月28日

社説 2012年9月27日 寒暖の差が大 体調を万全に

社説 2012年9月27日

寒暖の差が大 体調を万全に
 今夏は、山梨・甲府市で真夏日(気温30度以上)が58日間続き、連続記録を更新す
るなど、東日本や北日本でも記録的な猛暑となった。9月に入っても、全国各地で猛暑日
(気温35度以上)となるなど、厳しい残暑が続いたが、ようやく朝夕の涼風が心地よく
感じられ始めた。ただ、一日の寒暖の差が激しい時季だけに、体調管理には十分注意した
い。
 人の体は、体温が1度下がるたびに、免疫力が30%低下するともいわれる。これから
流行する風邪やインフルエンザは、体温の変化や疲労から免疫力が弱まり、発症すること
が多い。気温や天候に注意し、カーディガンなどの上着を1枚余分に持ち歩くなど、体温
を一定に保つ工夫を心掛けたい。
 また、9月末から10月にかけては、ぜんそくを発症しやすい季節でもある。夏に繁殖
したダニのふんや死骸から、ぜんそくの原因の一つであるハウスダストが発生するからだ。
衣替えを機に、清潔な生活環境づくりにも気を配りたい。
 体の健康を保つために、人体では脳や筋肉を活動しやすい状態に保つ「交感神経」と、
疲労回復を促す「副交感神経」という、二つの自律神経が働いている。とりわけ、副交感
神経が機能するのは、就寝中やリラックスしている時だ。
 この夏のように、寝苦しく十分な睡眠が取れない夜が続くと、知らず知らずのうちに疲
労は蓄積している。その回復には、暑さの和らぐ今の時季に”質の良い睡眠”をしっかり
取ることだ。なるべく同じ時間に就寝・起床するなど、生活のリズムを整え、体の”健康
システム”を正常に働かせよう。 
 池田名誉会長は、「若き君へ──新時代の主役に語る」第5回で、こう語っている。
 「疲れを取るには、まず、ぐっすり眠ることです。生死を繰り返す人間の生命にあって、
『眠り』は一種の『小さな死』ともいえましょう。よき眠りは、生命の奥底の次元に立ち
返り、その宇宙大の広がりに戻って、色心を蘇生させるものです。だから、生命力が充電
される」
 ”健康は全ての活動の源”である。朝夕の勤行・唱題を根本に、規則正しい生活を確立
し、体調を万全に整えよう。そこから、日々の充実した生活と目標達成への大きな前進が
始まる。
 さあ、きょうも生命力を満々とたたえ、朗らかに出発しよう。
posted by ハジャケン at 09:50| 山梨 ☀| 聖教新聞から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月22日

社説 2012年9月21日 全国で秋季彼岸勤行法要──日々の学会活動こそ最高の回向

社説 2012年9月21日
全国で秋季彼岸勤行法要──日々の学会活動こそ最高の回向

 「暑さ寒さも彼岸まで」といわれる。厳しい残暑も和らぎ始めた。
 あす22日は昼と夜の長さが等しくなる「秋分の日」。「彼岸」の中日である。
 学会ではこの日を中心に、全国の主要会館、墓地公園、納骨堂で「秋季彼岸勤行法要」
を開催。広宣流布の途上で亡くなられた全国・全世界の同志と家族・親族、友人、先祖の
冥福を祈り、勤行・唱題、焼香を厳粛に行う。
 また、発生から1年半が過ぎた東日本大震災で犠牲になった方々への追善と、被害を受
けた方々の安穏、被災地の復興を深く祈念する。
 「彼岸」とは、文字通り「彼方の岸」「向こうの岸」という意味である。
 仏法では、迷いに満ちた現実を「此岸(=こちらの岸)」と譬える。それに対し、悟りの
世界、仏道修行の完成を「彼岸」と表現する。つまり、成仏に至る真の「彼岸」とは、眼
前の苦しみや悩みに打ち勝つ修行が不可欠なのである。
 日蓮大聖人は「御義口伝」に仰せである。「今、日蓮と、その弟子たちが、亡くなられた
聖霊を追善し、法華経を読誦し、南無妙法蓮華経と唱えるとき、題目の光が無間地獄にま
で至って、即身成仏させる」(御書712p、通解)
 私たちが唱える真心の題目は、苦悩の底にいる人でも、即身成仏へと導くことができる。
題目こそが故人への最高の追善回向である、との御教示である。
 「回向」とは、自らが修行して得た功徳を、他の人々に回らし向けるという意味である。
御本尊を信じ、広布へまい進する私たちの日々の「学会活動」こそ、故人も含めて自他共
の成仏を開く直道であることを銘記したい。
 今回の法要では「妙心尼御前御返事」などを拝読する。
 故人を思って唱題すれば、「妙」の文字が使いとなって、娑婆世界のことを告げ、故人の
心を慰め、心を通わせていける──夫を亡くした門下を励まし、妙の一字の功徳を説かれ
たお手紙である。
 池田名誉会長は語っている。
 「春分・秋分の日という地球のリズムに則って、会館等に清々しく集い合い、異体同心
の広布の友と行う勤行・唱題こそ、大聖人の御心に最も適った彼岸の法要である」
 妙法の生命の絆は永遠──この確信を深めながら、故人と共に三世にわたって広布の旅
路を歩む誓いを新たにしたい。
posted by ハジャケン at 10:45| 山梨 ☀| 聖教新聞から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月31日

社説 あす、部の日 未来担う学生部員が研鑽に励む

社説 2012年8月30日
あす、部の日 未来担う学生部員が研鑽に励む
 あすは「学生部の日」。
 本年、その淵源となった、池田名誉会長の学生部への「御義口伝」講義開始(1962
年〈昭和37年〉8月31日)から50周年を迎える。
 名誉会長は講義に込めた思いを、後にこうつづっている。「ただ、日蓮大聖人の遺された
大哲理を、いかにして実現するかを念願しつつ、未来を託す学生部諸君に、全魂を傾注し
て講じた」
 東西冷戦の激化、核武装の連鎖、環境汚染等の地球的規模の課題を前に、日蓮仏法の生
命哲学を、新時代建設の指導原理として示そうとしたのが、「御義口伝」講義であった。
 「御義口伝」は、日蓮仏法の生命観、宗教観、宇宙観などの原理が、余すところなく説
かれた重書である。5年におよんだ講義を通し、名誉会長は、政治、経済、教育、芸術、
言論等のあらゆる分野において、仏法の哲理を生かす一騎当千の人材を、手作りで育成し
てきた。
 実際、受講生たちは、講義開始から半世紀を経た今、ある人は会社の社長として、ある
いは大学の学長として、創価学会のリーダーとして、日本のみならず、世界を舞台に多彩
な分野で活躍を続けている。世界広宣流布のロマンを語る名誉会長の講義に、胸躍らせた
学生たちが、青春の誓いのままに、師と共に現実社会を変革してきたのが、「御義口伝」講
義の歴史である。
 今、学生部は、各地で活発に御書講義や教学の勉強会を行っている。
 首都圏学生部では、「新時代『御義口伝』講義」を開催。「迹門不変真如の理」「本門随縁
真如の智」の意義など、難解な御文と格闘しながら、深遠な日蓮仏法の精髄に触れ、その
感動を命に刻み込んでいる。来月2日には、伝統の「教学実力試験」も実施される。
 小説『新・人間革命』「厚田」の章では、山本伸一会長が青年時代から深く心に刻んでき
た御義口伝の一節──「一念に億劫の辛労を尽せば本来無作の三身念念に起るなり所謂南
無妙法蓮華経は精進行なり」(御書790ページ)──についてつづられている。「長い間
にわたる無数の辛労を一瞬に凝縮したような、全身全霊を傾けた仏道修行のなかに、仏の
智慧と生命力が湧き上がってくる」と。
 学生部員が日々、懸命に御書と学問の研鑽に挑み、次の50年の広宣流布を担う人材に
育つことを期待したい。
posted by ハジャケン at 10:42| 山梨 ☀| 聖教新聞から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月13日

紙上座談会  (53) 自行化他の実践が故人への回向

紙上座談会  2012年 8月9日

師弟の大道を歩む 新しい力で時代を開け!(53) 自行化他の実践が故人への回向
御聖訓「自身仏にならずしては父母をだにもすくいがたし」
祭り参加は「謗法」ではない
 杉本 もうすぐお盆の時期を迎えます。全国各地にある学会の墓地公園・納骨堂で追善の勤行法要が営まれます。また、会館で諸精霊追善勤行法要を行う地域もあります。心から故人へ追善回向の題目を送っていきたいと思います。
 吉井 “お盆”とは「盂蘭盆会」のことで、もともとは旧暦7月15日を中心に行われていましたが、日本では月遅れの8月15日ごろが一般的になっています。
 橋元 「成仏」について御書には「南無妙法蓮華経とばかり唱へて仏になるべき事尤も大切なり」(1244ページ)とあります。
 吉井 また池田先生は、こう指導されています。
 「『成仏』を決定づけるのは、正しき法を正しく実践するかどうかである」
 「題目を唱え、題目を広めることに勝る追善供養は、絶対にない。広宣流布に戦う人生こそが、亡き家族への究極の回向となっていることを、晴れ晴れと大確信していくことだ」と。
 棚野 大聖人は「盂蘭盆御書」で、「自身仏にならずしては父母をだにもすくいがたし・いわうや他人をや」(御書1429ページ)とも仰せです。“自身が仏になる”とは、妙法を持って自行化他の実践に励むことにほかなりません。
 杉本 広宣流布の決意に燃えて日々題目を唱え、学会活動に励んでいくことで得られる功徳を、故人や先祖に回し向ける。これが追善回向の本義ですね。
 正木 そうです。お盆の機会に墓参して追善回向することなどとあわせて、日々の勤行・唱題で故人を追善回向すること、さらには故人の後を継いで朗らかに生き抜いていくこと、広布のために献身していくことが大切ですね。
 原田 日蓮仏法では毎日の勤行が追善回向の場で、「常盆」「常彼岸」です。

 
供養収奪の日顕宗
 橋元 毎年この時期になると日顕宗の坊主たちが金集めにうごめきます。まさに「袈裟を著すと雖も猶猟師の細めに視て徐に行くが如く猫の鼠を伺うが如し」(同21ページ)です。
 棚野 “坊主が拝まないと故人が成仏しない”などと言い、“衣の権威”でだまし、供養の収奪に躍起になっている。しかし、そんなことは、釈尊も言ってなければ、日蓮大聖人の御書にもない。まったくの邪義だ。
 橋元 日顕宗の坊主の腐敗・堕落した姿にあきれかえって、今年も多くの法華講員が脱講している。
 棚野 大聖人は、こう仰せです。
 「出家となりて仏法を弘むる人・我は法を説けば人尊敬するなんど思ひて名聞名利の心を以て人にすぐれんと思うて今生をわたり衆生をたすけず父母をすくふべき心もなき人を食法がきとて法をくらふがきと申すなり」(同1111ページ)
 まさに日顕宗の坊主そのものだ。法を食い物にする悪辣な坊主は、徹して責めなければならない。
 原田 真心のこもった友人葬など、「創価の宗教改革」には大きな共感が広がっています。担い手となってくださっている儀典部の皆さまには、本当にお世話になっています。地道な陰の労苦に、心から御礼申し上げます。


地域に信頼と友情

 正木 各地で地域の祭りが開かれる季節です。地域部・団地部の皆さんを先頭に、同志の方々が、日ごろの信頼も厚く、地域行事でも中核となって尽力してくださっている場合が多い。「学会の青年がいないと祭りが成り立たない」と語る地域の有力者もいます。
 吉井 学会の会館が地域の祭りの休憩所として活用されている例もあります。
 原田 あらためて確認しますが、たとえ地域の祭りに宗教的な色合いがあったとしても、それに参加したり、運営に関わったりすること自体は、他宗を信じて拝むのでない限り、謗法ではありません。
 正木 地域行事への寄付も同様です。その行事を運営する町会や自治会等に出すものであり、社寺へ直接に出すものでなければ、問題ありません。それは地域行事への参加費として、運営に使われるからです。
 原田 そうですね。「謗法と申すは違背の義」(同4ページ)とある通り、「謗法」とは、日蓮仏法に違背することを指します。地域の発展のためという一点で近隣の皆さんと協力していくことは、仏法者として当然の振る舞いです。
 杉本 先生は小説『新・人間革命』「春嵐」の章で、「地域の祭りなどの場合、現代では、宗教的な意味合いは薄く、文化・社会的な習俗となり、地域の親睦の場となっていることが少なくない。したがって、祭りなども、信仰として参加するのでなければ、直ちに謗法となるわけではない」と綴られています。
 原田 仏法の本義と矛盾しない限り、国や土地の文化・風習を尊重すべきであるという「随方毘尼」の考えもあります。大切なのは私たち一人一人の御本尊への信心です。
 正木 学会は謗法厳誡の精神を重んじ、御書の通りに実践し、192カ国・地域への世界広布を果たしてきました。その上で、大聖人の御精神を拝しながら、地域と社会のために尽くしていくことこそ、大切な取り組みです。
 原田 その通りです。御本尊への強盛な信力と行力を出だして広布拡大に取り組みながら、地域にあっても常識的かつ聡明な振る舞いで、信頼と友情を広げていきたい。

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2012年06月28日

韓国「聯合ニュース」の月刊誌 池田大作SGI会長のエッセーを掲載

韓国「聯合ニュース」の月刊誌 池田大作SGI会長のエッセーを掲載

韓国最大の通信社「聯合ニュース」が発行する月刊誌「マイダス」5月号に、池田大作SGI会長のエッセー集『私の世界交友録』(読売新聞社)から、「『21世紀のインド』へ駆けた若き宰相ラジブ・ガンジー首相」が掲載された。
1985年11月、東京で行われたSGI会長とラジブ・ガンジー元首相との会見の写真を大きく載せている。
また同誌には、世界各国で開催されている「ガンジー・キング・イケダ――平和建設の遺産」展の模様も紹介された。
本年5月、釜山広域市の国立釜慶大学で開かれた同展の内容に触れつつ、3人の共通点として、弾圧に屈せず、苦しんでいる人々を鼓舞し、人類愛と平和のために生きた「行動する良心の象徴」と称賛している。
また、「一人の人間における偉大な人間革命は、やがて一国の宿命の転換をも成し遂げ、さらに全人類の宿命の転換をも可能にする」とのSGI会長の哲学に言及。
ガンジーとキングの一貫した平和思想を受け継ぎ、192カ国・地域に教育・文化・平和運動を広げるSGI会長は、言葉、文章、美しい詩や写真等を通し、人間の真の幸福と平和のメッセージを訴え続け、大きな反響を広げている――と伝えている。
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平和へ! アメリカ大陸は一つ ブラジル アメリカSGI青年部交流会

平和へ! アメリカ大陸は一つ ブラジル アメリカSGI青年部交流会

世界的音楽家ビエイラ氏、ハンコック氏がイケダヒューマニズム交響楽団と共演
平和へ! 全アメリカ大陸は一つ!
ブラジルSGI(創価学会インタナショナル)の青年部の代表とイケダヒューマニズム交響楽団のメンバーら70人が訪米し、21日から24日(現地時間)にかけてアメリカSGIの青年部らと交流を深めた。これには、同交響楽団の特別顧問で、世界的な音楽家であるアマラウ・ビエイラ氏も同行した。
ブラジルの友は連日、交流座談会や教学研修会など、有意義な交流を繰り広げた。
サンタモニカ市の世界文化センター(23日)とアメリカ創価大学の創価芸術センター(24日)を会場にした交流会では、イケダヒューマニズム交響楽団が記念のコンサートを開催した。
最高峰のジャズ音楽家ハービー・ハンコック氏も友情出演し、2人の“巨匠”の共演が実現。創価芸術センターの交流会は、コーラスあり。管弦楽や太鼓の演奏あり。ダンスパフォーマンスあり。若き熱気がほとばしる。
圧巻は「フォーエバー・センセイ」の大合唱。ステージ、客席が一体となって、皆で肩を組み、世界広布への思いを響かせた。
最後に、ハンコック氏のピアノで、流麗な「母」の演奏が披露されるや、会場の歓喜は最高潮に。スタンディングオベーション(総立ちの拍手)と大歓声に包まれた。

///////////////
素晴らしい交流です。
単に、イベントだけでなく、個々人の心の交流があったからこそ
大成功されたんのでしょう。
飾らぬ信心をしていこう!と先輩同志から感じている今日この頃です。
座談会、担当幹部が見えるから、いつもと違い飾るのでは無く、いつもの心が大事ではないか?
ここが、自分とSGIとの違いだろう・・・

posted by ハジャケン at 10:30| 山梨 ☁| 聖教新聞から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月24日

社説 2012年6月23日  きょう、沖縄慰霊の日

社説 2012年6月23日
きょう、沖縄慰霊の日

 きょう23日は「沖縄慰霊の日」。沖縄戦などで亡くなった全ての人々の名前を刻銘する
「平和の礎」に、今年も新たに36人の名前が刻まれた。沖縄戦の犠牲者は20万人余り。
戦後67年たった今もなお、戦没者の把握は続いている。
 沖縄は、日本で唯一、住民を巻き込んだ凄惨な地上戦が強いられ、県民の4人に1人が
尊い命を奪われた地である。
 約3カ月間続いた“鉄の暴風”(激しい空襲や艦砲射撃)により、貴重な文化遺産や自然
も失われた。
 戦後、沖縄は、焼け野原から大きな発展を遂げた。一方で、戦争体験者の高齢化が進み、
悲劇の記憶の風化が懸念されている。昨年11月、地元紙・琉球新報社が行った県民意識
調査によると、沖縄戦の継承について「もっと戦争体験を語り継ぐべき」との回答が64%
で、5年前の調査より3・3ポイント上がったという。戦争体験の継承のあり方が、より
重要な課題になっている。
 38年前、池田名誉会長は沖縄の未来部に“戦争体験の証言集を残してほしい”と語っ
た。「戦争の記憶の継承」に取り組んできた沖縄青年部は、名誉会長の平和への思いを胸に、
学会青年部の反戦出版シリーズ「戦争を知らない世代へ」の第1巻として、『打ち砕かれし
うるま島』を発刊。また、平和展示活動の「沖縄戦の絵」展が大きな反響を呼ぶなど、沖
縄の友は?平和の松明?を継承してきた。
 沖縄学生部は今月、平和意識調査を実施し、その取り組みは地元の新聞やラジオでも紹
介された。県内5大学を中心に、10代後半から20代前半の若者層705人から回答を
得た調査では、沖縄戦の風化を「不安に思う」と答えた人が58%。このうち、風化を防
ぐための行動については、「起こしていない」「どのように行動したらいいかわからない」
との回答が合わせて67%となった。
 沖縄国際大学の石原昌家名誉教授は、調査結果に対し、「若者たちの潜在的な力をどのよ
うに引き出していくのかを、創価学会学生部の今後の運動に期待したい」と、声を寄せて
いる。
 名誉会長は「平和は遠くにあるのではない。一人の人を大切にすることだ。お母さんを
泣かせないことだ」と語った。
 “他者を大切にする心”は、沖縄の伝統精神である。「平和の島」建設を目指す沖縄青年
部の活躍は、新たな希望を生み出していくに違いない。

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2012年06月17日

社説 使命の大道を歩む副役職の友


社説 2012年6月13日
使命の大道を歩む副役職の友

 今、各地では、信仰に巡り合えた喜びに燃える新入会の友や、新たに活動に参加するようになった友が、対話拡大に先駆し、広布の第一線の支部や地区に新鮮な息吹が満ちあふれている。

 こうした新しい人材の成長の陰には、副役職の皆さんの励ましや支えがあることを忘れてはならない。

 紹介者と経験豊かな副役職の幹部が連携し、新入会の友を励ます光景が、あの地でも、この地でも。実際に顔を合わせ、言葉を交わす真心の激励が、新入会者にとって、信仰への理解を深め、共戦の決意へとつながっている。

 壮年部にあっても、多くの副役職の人が本部や支部などの壮年部長として人材拡大の使命を担い、地区部長と連携を取りつつ、地道に個人指導を進めている。その積み重ねの中で、座談会や壮年の勤行会などに、新しく立ち上がったメンバーが数多く参加するようになっている。

 また、副役職の皆さんが、前任者の急な転勤・転居などで臨時に地区部長や地区婦人部長を兼任したり、新聞長として本紙拡大の推進役となったり、広宣流布の強い責任感に立って、最前線で奮闘している組織も多い。

 長野県の上田圏菅平本部では総合力を高めたいと8年前、壮年・婦人部の副役職者グループを結成。支部長や支部婦人部長など正役職者と連携し、きめ細かく個人指導に徹してきた。後に「創勇会」と名付けられた、この副役職者のグループの活発な活動によって、各部の活動者が大きく増加。本紙の購読拡大をはじめ、弘教、友好拡大など、全ての活動で総長野をリードするまでになった。

 副役職者と正役職者が呼吸を合わせ、それぞれの持ち味を存分に発揮していく――この”正副の共戦”こそ、広布の伸展にとってなくてはならない推進力である。副役職の友の活躍は、広布の前進を大きく加速させゆく根本の力である。

 池田名誉会長はつづっている。「正役職と副役職とは不二の関係にある。心を合わせ、尊敬し合い、協力し合ってこそ、勝利の歯車の回転が生まれる」(『池田大作全集』第129巻「随筆 新・人間革命 1」〈輝け 地区婦人部長〉)

 「正」と「副」の役職の違いはあっても、広布の最前線にあっては、使命に燃えた一人一人が「主役」である。偉大な創価の師弟の道を歩む誇りを胸に、広布の使命を果たし抜こう。
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2012年06月05日

社説  世界を照らす創価教育の大光

社説  2012年6月4日

世界を照らす創価教育の大光
 「皆さん、『きょう』という日は、単なる始まりではなく、無限の彼方への始まりなので
す」──アメリカ創価大学(SUA)の第8回卒業式で、卒業生の代表が、共に母校を巣
立つ学友へ呼び掛けた。式典ではさらに、自身の大腸がんに打ち勝った友、語学の壁を克
服した友、母の死去を乗り越えた友が相次ぎ登壇。輝く前途へ力強く抱負を語った。
 本紙既報(5月29日付)の4人の記事には、在学中の苦学の一端がにじみ出ており、
かつ、一人一人の胸奥に、これまで支えてくれた全ての人への“感謝”の思いが脈打って
いることが感じられた。
 教育者でもあった牧口常三郎初代会長は、自著『創価教育学体系』において、「教育は児
童に幸福なる生活をなさしめるのを目的とする」と定め、さらに「被教育者それ自身の幸
福と共に、社会全般の幸福の為めに、価値創造の能力を養成するのが教育の目的」と明記
した。
 軍国主義に抗し、初代会長は獄死したが、その遺志は戸田城聖第2代会長、第3代の池
田名誉会長に受け継がれ、今日、創価教育の大光が世界を照らす時代を迎えた。SUA、
日本の創価大学、東京と関西の小・中学・高校、札幌創価幼稚園のほか、香港、シンガポ
ール、マレーシア、ブラジル、韓国にも姉妹校が設立され、社会に有為な人材を輩出して
いる。
 名誉会長は教育提言の中で、「自分の生き方を人類の運命にまで連動させゆく『全体人間』
ともいうべき俊逸の育成こそ、教育の本義である」と述べ、その信念のままに、生徒や学
生らと時に体当たりで接し、時に心の交流を重ねながら、世界の平和と民衆の幸福に尽く
す幾多の人材を育んできた。
 名誉会長の教育貢献に対し、世界の大学などから320を超える名誉学術称号が贈られ、
各国の教育者や文化人も惜しみない賛辞を送っている。その一人、韓国国立済州大学の元
総長、趙文富博士は、渡韓した創価大学の学生に語った。
 「苦悩に沈んでいる人々を救っていく──そこに、創立者の池田先生が主張される根本
がある」「『正義に反する心』が充満している世を改め、変えていくこと、そして、人間の
感情の衝突を和らげ、解消していくことが、池田先生が追求されている人間愛だ」と。
 教育の聖業に全魂を傾ける師と共に、それぞれの地域で、われらも、次代を担う青少年
の育成に取り組んでいきたい。
posted by ハジャケン at 10:48| 山梨 ☁| 聖教新聞から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月03日

聖教新聞 5月3日 社説 11日から中継行事 新会員の友と御書根本に前進

11日から中継行事 新会員の友と御書根本に前進

 牧口常三郎初代会長は「この信仰は、何か狭い世界に入るんじゃない。自在の福徳の世界に出るんだよ!」と語った。
 大いなる希望に燃えて、価値創造の創価の庭に集った新会員の同志には、一日も早く「広宣流布の信心」に生きる喜びを満喫し、大福徳の境涯を開いてもらいたい。
 そのために、私たちは徹して、新入会の友を励まし、共に祈り、動き、対話に励んでいこう。その一環として、今月11〜13日に「新会員教学講座」が開催される(中継の会場と時間は各県・区で決定。教材は本紙8日付掲載予定)。
 講座では、森中教学部長が「信仰の目的――一生成仏と広宣流布」と題して、日蓮大聖人の、希望と勝利、人間主義の哲学を論じる。さらに正木理事長は、新入会の友から寄せられた質問に答え、学会員としての信仰の基本を語る。
 仏道修行の基本は、日々の着実な「信行学」の実践だ。自行化他にわたる仏道修行の実践とともに、欠かせないのが、「学」すなわち「御書」の研鑽である。「学」は、自身の“信心の背骨”を作る重要な取り組みだ。
 御書には、日蓮仏法の生命哲学が縦横に説き明かされ、具体的な信仰の指針が示されている。“人類の太陽の一書”である御書を開き、日々、一行でも一節でも拝していくことが、自身の信心を深め、前進・向上する力となる。
 「御書根本」の正道を貫いてこそ、絶対的幸福の軌道を前進できることを、断じて忘れまい。
 信仰の目的は、自身のみの幸福を求めることではない。創価の信仰は、胸中の無限の勇気と希望を湧き出させ、他者と積極的に関わり合う。そして、励まし、支え合って、個々の人生のみならず、社会をも変革していこうとする、いわば「人間革命の宗教」である。
 その着実な前進に、私たちが目指す広宣流布がある。この活動の主体者こそ、私たち創価学会員であり、新会員の友だ。
 池田名誉会長は新入会の友をたたえ、「仏法の眼から見れば、勇んで広宣流布の陣列に連なる友が、どれほど深い宿縁と使命を帯びた方々であるか。皆、久遠からの誓願の同志だ」と語っている。
 尊極の使命を秘めた新会員の友を心から尊敬し、温かく励ましながら、日々、ともどもに、御書を心肝に染め、「広宣流布の信心」を深めていこう。
posted by ハジャケン at 10:43| 山梨 ☔| 聖教新聞から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月28日

社説  2012年3月28日

社説  2012年3月28日

雄飛する新社会人の友を応援

 列島にも桜の便りが届き始め、間もなく春本番。新社会人の友は、清新な息吹で、社会の大海原へと船出する。

 いまだ続く就職難、世界的不況、そして未曽有の大震災。数々の試練の中で、歯を食いしばり学び抜いてきた彼らこそ、閉塞した社会に新たな息吹を送るニューパワーである。そんなフレッシュマンを、皆で応援したい。

 厳しい時代状況ゆえ、不安も大きいだろう。複数の新社会人に「心配なこと」を聞くと、上司や同僚との人間関係、自分の能力で仕事ができるか、希望する職場に配属されるか、などが挙がった。

 一方で「楽しみなこと」を聞くと、新しい出会い、学んだことを生かしたい、任された仕事で新たな力を身につけたい、という答えが返ってきた。

 期待と不安は表裏一体。どう捉えるかによって、不安も前向きな挑戦へのエネルギーへと転換することができる。

 イギリスの著述家・スマイルズの著書『自助論』にはこうある。

 「成功に必要なのは秀でた才能ではなく決意だ。あくまで精一杯努力しようとする意志の力だ」(竹内均訳)

 未知のフィールドに踏み出すからこそ、「どんなことにも挑戦しよう」との強い意志をもって、力強い第一歩をしるしたい。ともあれ大事なのは、使命の職場で、「信用」「信頼」を勝ち取るためのたゆみない努力である。

 戸田城聖第2代会長は「青年の一番の宝は、信頼である」と指導した。能力や経験に固執するのではなく、誠実に地道に努力を重ねる。その人が自身を輝かせ、豊かな可能性を開く。「誠実」の二字に徹し抜くことである。

 池田名誉会長は、新社会人にあてた随筆の中でつづっている。

 「たとえ失敗しても、ごまかしたりはしない。誠意を尽くして対処する。そして、反省は反省として、決して気を落とさず、同じ失敗を繰り返さぬように努力して、必ず挽回してみせるのだ。

 『いては困る人』ではなく、『いても、いなくても、よい人』でもない。青年は、『いなくてはならない人』へと、自分を価値あらしめていくのだ」

 日本は今、希望を生みだす人材を求めている。いよいよ創価の若人の出番である。不屈の哲学を胸に、職場で社会で、“いなくてはならない人”として輝いていただきたい。
posted by ハジャケン at 10:18| 山梨 ☀| 聖教新聞から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月16日

社説 20120316 きょう「広宣流布記念の日」 誓いを果たす自身の原点と

社説 2012年3月16日

きょう「広宣流布記念の日」 誓いを果たす自身の原点と
今、全世界に「青年学会」拡大のうねりが起こっている。
1万人の対話拡大を達成(タイ)、1万3000人の青年部員が弘教を成就(ブラジル)、青年活動者が3倍に増加、新たに300人の地区リーダーを輩出(アメリカ)、昨年から”伝統の2月”までに400人の同志が誕生(東京・大田総区)等々――。
きょう3月16日は、「広宣流布記念の日」。各国、各地で青年拡大の勝利の金字塔が打ち立てられ、この日を晴れやかに迎えることができた。
54年前、1958年(昭和33年)のきょう、広宣流布のバトンが、戸田城聖第2代会長から青年部の室長であった池田名誉会長をはじめとした、若き友らへと託された。青年部の代表6000人が勇んで集った”広宣流布記念の式典”。前年の暮れには、名誉会長が獅子奮迅の闘争で突破口を開き、当初、不可能と思われた戸田会長の生涯の願業「75万世帯の弘教」を完遂した。
名誉会長は、「もし師弟の誓願が達成できていなければ、『3・16』の式典――あの後継の大儀式は完成されなかった」(「随筆 新・人間革命」〈「3・16」の大精神〉)と述懐している。
戸田会長は、衰弱していた体を押して、青年に師子吼した。――「未来は君たちに任せる。頼むぞ広宣流布を!」
識者も「3・16は、戸田会長の、青年のような気概と、そこに集った、若き日の池田博士をはじめ、青年たちの”心”が出あうことで、永遠なるものが生み出された儀式だったといえる」(ジョン・デューイ協会のジム・ガリソン会長)等と、創価学会の歴史に着目している。
さらに、「現代の多くの人々を納得させ、救済していく宗教は、まさに『青年の宗教』しかない」(愛知学院大学の赤池憲昭名誉教授)との声にある通り、青年部に寄せられる期待と使命は、ますます高まっている。
地域、社会にあって、人と人との励ましの絆を強める先駆を担うのが、学会青年部である。厳粛な師弟誓願の節目を荘厳しようと、今年も、世界中の青年部が歓喜の広布史を勝ちつづった。
師との誓いを断じて果たす強き一念と、たゆまぬ広布拡大の実践の中にこそ、「3・16」の意義はある。これが草創以来、創価学会に貫かれている永遠不滅の原点なのである。
posted by ハジャケン at 10:23| 山梨 ☁| 聖教新聞から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月11日

社説  2012年3月10日

社説  2012年3月10日

東日本大震災から1年 “福光の未来”へ共に手を携え

 もし、1年前のきょうに戻れたら――そんなかなわぬ願いを、今でもふと抱いてしまうほど、あまりにも悲しい出来事だった。死者1万5854人、行方不明者3167人(9日現在)を出した東日本大震災から、あすで1年を迎える。

 現在、被災地では懸命の復旧作業が進められている。だが個々の置かれた状況に目を転じれば、住居や雇用の問題など生活再建のめどすら立たない人は少なくない。福島原発事故の完全な収束への見通しも遠く、今なお多くの被災者が避難生活を余儀なくされている。

 何より、本格的な再建を目指す上で、最も必要とされながら、最も難しく、最も時間を要する課題こそ「人間の復興」であろう。宮城県の村井嘉浩知事が、震災直後からの創価学会の救援活動に感謝を述べた上で、「人々の『心の復興』にも寄与していっていただきたい」と期待したように、学会が今日まで果たしてきた最大の役割も、そこにある。

 決して独りぼっちにはしない。足を運び、言葉を尽くし、共に泣き、その人が立ち上がるまで祈り、励まし続ける――学会員は、自ら被災しながらも、同じ被災者に勇気と希望を広げている。本紙もまた、「人間の機関紙」として、被災地の友にエールを送りながら、人間の心と心を結ぶ懸け橋となってきた。

 ある婦人から、発災直後の避難所での話を聞いた。津波で家を失い、着の身着のまま逃げ延びた。涙でほおを濡らしながら、硬く冷たい床に段ボールを敷いて寝る。白々と夜が明けるころ、耳元でパサッと物音が。聖教新聞だった。まだ他の新聞が配達されていない時である。

 婦人は振り返る。「それまで聖教新聞は、自分の『家』に届くものだと思っていました。でも、そうじゃなかったんです。池田先生が、学会の同志が、『私』という一人の人間のもとに届けてくれる“励まし”だったんです」

 震災以来、わが国では「絆」という言葉があふれるようになった。だが、その「絆」をどう結び、強めていくのか。

 池田名誉会長はつづった。「まず自ら手を差し出し、目の前の人の手を握ることだ。傍らの人と支え合い、励まし合うことだ。そこから、すべてが始まる」と。ゆえに創価の友の存在が光るのだ。

 犠牲になられた方々のご冥福を祈り続けながら、“福光の未来”へ、共に手を携え歩んでいきたい。
posted by ハジャケン at 10:26| 山梨 ☁| 聖教新聞から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月05日

聖教新聞 社説 3・5「壮年部結成記念日」“壮年パワー”で日本は変わる!

聖教新聞 20120305 社説

3・5「壮年部結成記念日」“壮年パワー”で日本は変わる!

 「壮」の字には、「盛ん」「強い」「大きい」の意味がある。壮健、壮烈、壮挙など、誠に勇ましい言葉が多い。
 人生経験豊かな壮年部は、「広宣流布の黄金柱」である。と同時に、家庭においては“一家の柱”であり、日本社会を堂々と支える“一国の屋台骨”ともいえよう。
 きょう3月5日は「壮年部結成記念日」である。1966年(昭和41年)、学会本部で行われた結成式の模様が、小説『新・人間革命』第10巻「桂冠」の章に描かれている。
 席上、山本会長は訴えた。
 「牧口先生が信心を始められたのは五十七歳です。戸田先生が出獄され、広宣流布にただ一人立たれたのは四十五歳です。いずれも、壮年時代に一大発心をされ、広宣流布の戦を起こされた。それが、わが学会の伝統です」「頼みとなるのは皆さんです。壮年部が大きく成長し、堅固な広宣流布の構えができるならば、わが創価学会は永久に盤石です」
 以来43星霜。池田名誉会長の命を削る激闘により、今や地球規模で壮年メンバーが活躍する時代を迎えた。あの国で、この町で、信心を根本に敢然と試練に立ち向かう友の勇姿が、地域の同志を力強く鼓舞している。
 リース会社に勤務する地区部長は、同業他社の倒産が相次ぐなか、唱題に徹し、営業課長として社内トップの成績を。計量器の検査・販売を手掛ける会社の“2代目”社長に就任した支部長は、仕事と活動の両立に挑み、前年比4割増の売上を達成した。
 厳しい経済状況のなか、今、全国津々浦々の幾多の壮年部員が、名誉会長の随筆「広布の賢者の壮年部」を読み、師の厳愛の励ましに奮い立っている。
 「想像を絶する艱難をも、『法華経の兵法』で勝ち切って、何ものにも微動だにせぬ自分自身を鍛え上げるのだ。この勝利また勝利の自分に即して、壮大なる栄光の環境が出来上がっていくのである。全部、『依正不二』だ。自分の胸中の制覇が、すべての環境も勝利させていくものである」
 自身の胸中を制覇せよ! 妙法を持つ壮年の連帯は、地域社会を大きく変えていく。壮年が本来、持てる“パワー”を出し切り、一人一人の課題を克服する時、閉塞感漂う社会の未来も、洋々と開けゆくにちがいない。

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2012年01月01日

新年勤行会拝読御書 2012/01/01

種々御振舞御書

 
 仏滅後二千二百二十余年が間、迦葉・阿難等、馬鳴・竜樹等、南岳・天台等、妙
楽・伝教等だにもいまだひろめ給はぬ法華経の肝心、諸仏の眼目たる妙法蓮華経の
五字、末法の始めに一閻浮提にひろまらせ給ふべき瑞相に日蓮さきがけしたり。
 わたうども二陣三陣つづきて、迦葉・阿難にも勝れ、天台・伝教にもこへよかし。
 わづかの小島のぬしらがをどさんを、をぢては閻魔王のせめをばいかんがすべき。
 仏の御使ひとなのりながら、をくせんは無下の人々なりと申しふくめぬ。

 (新編御書1057ページ、御書全集910〜911ページ)


■現代語訳
 仏滅後二千二百二十余年の間、迦葉・阿難等の釈尊の弟子や、馬鳴・竜樹等の論
師や、南岳大師・天台大師・妙楽大師・伝教大師等でさえも、未だに弘められなか
った法華経の肝心であり、諸仏の眼目である妙法蓮華経の五字(御本尊)が、末法
の始めに一閻浮提へ弘まっていく瑞相として、日蓮は先駆けしたのであります。

 我が一門の者どもは、日蓮の後を二陣・三陣と続くことによって、迦葉・阿難に
も勝れ、天台大師・伝教大師をも超えていきなさい。

 わずかの小島の主(鎌倉幕府)から脅されることを恐れるようであっては、地獄
の閻魔王からの責めを、如何にして耐えるのでしょうか。
 「仏の御使いと名乗りながら、この程度の難に臆してしまうのは、低劣な人々で
ある。」と、申し含めました。
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2011年12月05日

社説 20111205 無関心の闇

利他の実践で無関心打ち破ろう

 きょう5日は国連の「国際ボランティアデー」。1985年、「ボランティア活動の貢献に対する認識を高め、ボランティア活動に参加できる機運を高める日」として制定された。ボランティアは日本語では「奉仕」と訳されることが多いが、他の人々や社会のために、自発的に、かつ無償で行う活動のことを指す。

 阪神・淡路大震災が起きた1995年、日本では「ボランティア元年」といわれ、支え合う社会へと変わるかに見えた。だが無縁社会との言葉に代表されるように、個々人の自由や権利、責任を尊重し優先する傾向から、人間関係の希薄さを生む世の中となり、ボランティア精神は深く根付かなかったように思える。

 以前、本紙・文化のページで「思いやり格差」の問題を指摘した稲場圭信氏(大阪大学准教授)は、「思いやりの心や利他的精神を育てる上で、宗教は大きく貢献している」と指摘。その上で、お説教や道徳教育で教えるのではなく、実際の行動の実践者、ロールモデル(お手本となる人)との触れ合いが重要だと強調している。

 今年3月の東日本大震災以後、「何か役に立てることはないか」「大変な生活を余儀なくされている人のために」という思いから、ボランティア活動に参加する人が増えている。人と人のつながり、絆の大切さが見直されてきているといってもよいだろう。

 自らも被災し避難の日々を過ごしながら、皆が少しでも元気になれるようにと、友のために行動し、励ましを送り続けている同志も多い。単身世帯への声掛け運動や清掃・片付け作業、ドクター部や白樺会・グループ(看護者の集い)による健康相談など、多くの同志がボランティアとして復興のために奔走している。

 池田名誉会長は「随筆 我らの勝利の大道」の中で「人間の孤立化という風潮を打ち破り、地域に密接なつながりを築き、利他の精神を漲らせゆく時」と強調している。自身の幸福だけを考える狭い境涯を転換し、友の幸福を祈り、利他の実践を進めていくのが、広宣流布の活動にほかならない。

 利他の実践の中で、多様な人々とつながりを結び、そこから生まれる触発によって、自身をも成長させていく。「他者」と積極的に関わる中で、無関心の闇を打ち破り、人間性に満ちた社会の構築を進めていきたい。
posted by ハジャケン at 17:18| 山梨 ☁| 聖教新聞から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする