2017年09月13日

名字の言〉 2017年9月13日

社会人1年目の女子部員が「コミュ力(コミュニケーション能力)を上げたい」と言っていた。上司や先輩と、何を話せばよいか分からないという▼一方で上司の多くも、部下との接し方に悩んでいる。事実、部下のマネジメントに関するビジネス書は売れ続けている▼出版や教育事業を手掛けるある企業では、“育ボス”(従業員や部下の育児参加に理解のある経営者や管理職のこと)を育成するための研修を導入している。子育て経験のない管理職が、子どもを持つ社員の家庭を訪れ、1日数時間の家事・育児を体験するというもの。“当事者の気持ちなんて分からない”と感じていた管理職が研修後、“本音を言ってもらえるよう日頃のコミュニケーションを大切にしたい”と気持ちの変化を語っていたという▼年齢や性別、境遇が違う人の悩みを理解することは容易ではない。しかし、相手の立場や置かれている状況を少しでも知ろうと行動すれば、新たな気付きが生まれ、相手との心の通い合いが始まる▼御書に「人のために火をともせば・我がまへあきらかなるがごとし」(1598ページ)と。友の悩みに同苦する行動は、自分自身の人間革命にもつながっていく。自他共の幸福を目指し、対話の花を爛漫と咲かせていこう。(新)
posted by ハジャケン at 10:02| 山梨 ☁| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする