2017年09月09日

名字の言〉 2017年9月9日

夏休みも終わり間近というある日、1組の親子が、子どもの通う小学校を訪れた。担任教師は開口一番、「何を言いに来たか、先生には分かるぞ」と優しくほほ笑んだ。宿題が終わらないのだな、と察したらしい▼そこに親が切り出した。「実は、私の転勤に伴い、転校することに……」。予想外の話に、教師の目が見る見る潤んでいく。その姿に、親も“わが子は、何と素晴らしい先生に出会えたのか”と胸を熱くした▼良き出会いは、人生を豊かにする――先日もそんなエピソードに出あった。青年大会の客席で、男子部の合唱演目が始まる前から目頭を押さえる壮年がいた。演目中は舞台に立つ一人の男子部員を見つめたままで、歌い終わるや、大きな拍手と声援を送った。壮年の姿に気付き、手を振って応える彼もまた、涙を拭っていた▼以前の彼は自暴自棄になり、同志が訪問しても追い返した。それでも温かな激励に包まれる中、青年大会に出演すると決意。以来、地区の友が一丸となって彼の成長を祈り、応援してきた▼かけがえのない同志との出会いで、彼の人生は変わった。一方で、同志にとっての彼もまた、かけがえのない広布の大人材であった。素晴らしい出会いは全て、純粋な心が通い合うところに生まれる。(城)
posted by ハジャケン at 09:14| 山梨 ☀| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする