2017年09月07日

名字の言〉 2017年9月7日

引退した闘牛士が、闘牛用の牛を育てて暮らしていた。ある時、知人からアメリカの黒人音楽家が作った「スケッチ・オブ・スペイン」というレコードの話を聞く。闘牛士は外国人がそんな作品を作るのは不可能だと言い張った。「フラメンコやスペイン文化の知識が少ないからな」▼しかし、レコードがかかると彼は静かに聞き入った。終わると立ち上がり、久しぶりに闘牛士の服を着た。そして、自分が飼っていた牛と闘いを始めたという。理由を聞かれると「音楽に感動して、闘わずにはいられなくなった」と▼ジャズ・トランペッター、マイルス・デイビスの作品にまつわる逸話だ(『マイルス・デイビス自叙伝U』宝島社文庫)。ジャズの商業用レコードが誕生したのは今から100年前。以来、数々の名演・名盤が生まれ、世界中の人々を魅了してきた▼ジャズはアフリカから奴隷として連れてこられた人々に起源を持つ。苦悩の中で鍛えられた音楽だからこそ「生命を鼓舞する強さ」を持つと、池田先生は語っている▼学会歌もまた、広宣流布という民衆による平和闘争の中で生まれた。ゆえに、人々に感動を与え、行動へと駆り立てる力を備えているのだろう。夏から秋へ、わが魂の歌を歌いながら、命を躍らせ前進していこう。(値)
posted by ハジャケン at 09:11| 山梨 ☔| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする