2017年05月13日

名字の言〉 2017年5月13日

名字の言〉 2017年5月13日

 毎朝、近所の竹林を見るたび、その成長の勢いに驚く。「天まで届きそうな」との表現がぴったりだ▼実は天まで届くエレベーターの開発が国内で進んでいる。その名も宇宙エレベーター。実現すれば、宇宙へ人や荷物を運ぶことができる。「『竹取物語』のかぐや姫も竹のエレベーターで地球と月の間を昇降した」。開発検討会議では、そんなユーモアを交えた発表も▼SFファンの間では古くから夢物語として語られていた。だが26年前、開発条件に応えられる素材が発見され、議論が加速。完成目標は2050年という▼「胸中に成竹あり」との故事がある。竹の絵を描くには、まず胸中に竹の姿を思い描くこと――「人生も同じ」だと池田先生はつづる。「心に、未来のどんな絵を描くか。ありありと、目前に見えるがごとく、希望に満ちた絵を描かねばならぬ」。古今の大事業もまた、たとえ誰も信じずとも「できる!」と思った最初の一人から始まった▼勤行・唱題は胸中に「幸福と勝利の絵」を描く作業とも言えようか。絵が現実になった時、周囲にも“自分もできる!”との確信が広がる。御書に「竹の節を一つ破ぬれば余の節亦破るるが如し」(1046ページ)と。まず自分が心に“絵”を描き、挑み始める。そこから人間革命の万波を。(之)
posted by ハジャケン at 09:06| 山梨 ☁| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする