2017年04月30日

名字の言〉 2017年4月30日

今月26日の午前8時30分。大雨の中、人の列ができていた。広島平和記念資料館の東館がリニューアルオープン。市街が破壊されるCG映像、3Dプリンターで作った原爆ドームの模型など最先端技術を駆使。多彩な手法で「どう伝えるか」に工夫が凝らされていた▼「大工の原さん」「洋服店の新藤さん」……。72年前、そこには家々が立ち並んでいた。庶民の生活、それぞれの幸せを1発の原子爆弾が奪った。後年、跡地に同館が建設。被爆者が世を去っていく中、「何を伝えるか」もまた重要になる▼同館でボランティアを始めた婦人部員。広島に生まれながらも、無知な自分を悔いた。「人類の 中より選ばれ 広島に 戦う使命を 誇りと功徳に」――かつて池田先生が詠んだ和歌を胸に講習会に出席し、現在は館内で展示説明を行う▼平和を願う母の心を、高校3年生の息子も継いだ。英検準1級に合格し、第10回「全日本高校模擬国連大会」に初出場。選抜された高校生と英語で討論した。「将来は国際社会に貢献したい」と誓う▼学会の広島池田平和記念会館は、出兵する兵士を訓練した「東練兵場」の跡地に立つ。今、ここから平和を創る青年たちが羽ばたく。“二度と悲劇を繰り返さない”――「ヒロシマの心」を世界に伝えるために。(子)
posted by ハジャケン at 09:24| 山梨 ☀| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする