2017年04月07日

名字の言〉 2017年4月7日

「KY」といえば“空気読めない”の略として、10年ほど前から若い人を中心に使われている言葉。その場の雰囲気や状況などを察することができないという、日本社会独特の否定的な表現である▼一方で、事故や災害を未然に防ぐための取り組みに「KY活動」「KY訓練」という言葉がある。この場合のKYは「危険予知」を指す。1970年代から使われ始めたというから、言葉の歴史としては、こちらの方が“先輩”だ▼例えば、事故につながりかねない危険な体験を共有する本紙の「ヒヤリハット配達員会」や、婦人部・女子部が午後10時までに帰宅することを促す「10帰運動」なども、広い意味でKY活動の一つといえるだろう▼御書に「敵と申す者はわすれさせてねらふものなり」(1185ページ)と。“これくらいは大丈夫だろう”“いつも通っている道だから”など、わずかな油断や心の隙に乗じてトラブルは忍び寄る▼事故は、日常生活の中に潜んでいるからこそ、交通ルールの順守や普段の心構えが何より大切だ。一日一日を、「必ず、やりきる」と「決意のKY」で出発し、「きょうも良かった」という「喜びのKY」で締めくくれるよう、地域で声を掛け合っていこう。15日まで、春の全国交通安全運動。(道)
posted by ハジャケン at 09:38| 山梨 ☁| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする