2017年04月04日

名字の言〉 2017年4月4日

トヨタ自動車の草創期をモデルにしたドラマが放映された。特に販売店や部品メーカーといった、陰の人々に光が当てられていた▼同社の市販車第1号は、よく故障した。苦情も殺到し、販売は困難を極めた。だが販売店の支配人は負けていない。「我々が自信をもってユーザーに差し上げることのできるものは、ただ誠意・誠実・まごころ、それだけだ。我々は全力をあげて、それを実践する」(若松義人著『トヨタのリーダー 現場を動かしたその言葉』PHP研究所)▼営業マン自ら、整備・点検に汗を流した。整備士と共に故障車のもとへ、昼夜を問わず駆け付けた。もっといい車を作ってくれれば、苦労しないのに――こう思って当然であろう。だが彼らは人をあてにしたり、人のせいにはしなかった。“国産車を育てるのは自分だ”という決意と確信は、技術者にも劣らなかった▼新しい時代を切り開くときは、自分の強い信念が大切だ。そのために、できることは何でもやる。そんな気概で壁を破りたい▼本紙もまた、販売店、そして配達員の皆さま、さらに、誇りをもって全力で拡大してくださる全ての方々の献身ありて、今がある。創刊の月。この“世界一の応援団”の支えにふさわしい充実の紙面をと、一層の精進を誓う。(鉄)
posted by ハジャケン at 09:24| 山梨 ☁| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする