2017年03月31日

名字の言〉 2017年3月31日

紫・白・桃色など、鮮やかな色で見る人を引きつける菖蒲の花。武道を尊ぶ志を表す“尚武”と同じ読みであることから、江戸時代、武士の間で広まり、特別な思いをもって観賞されたという。3日間ほどの開花のために1年間、手塩にかけて育てられる▼1973年(昭和48年)3月、東京・目黒の同志は、池田先生との記念撮影会の折、その花を“勝負”になぞらえ、会場に届けた。本来は初夏に咲く花。日本各地を訪ね、見つけ出した友の真心に、師は深い感謝を寄せ、人生勝利への強い心をたたえた▼花を調達し、生けた婦人部員に先日、話を聞いた。第1次宗門事件の嵐が吹き荒れた79年(昭和54年)3月、婦人は生涯不退の誓いを込め、再び学会本部に菖蒲の花を届け、正義の対話に奔走した▼以来、毎年3月に“勝負の花”を求めては、師弟共戦の歴史を刻んだ。その情熱によって、地域に揺るぎない人材のスクラムが築かれた。91歳を迎えた婦人は今春、40回目の“師弟の菖蒲”に込めた決意のまま、さっそうと友情の語らいを広げる▼菖蒲の特徴は一つの花茎から2度、花が咲くこと。がくの中のつぼみが育ち、一番花の開花に続いて、二番花が力強く開く。広布誓願の大輪もまた、弟子が師に続いて、不二の心で進む中に輝いていく。(開)
posted by ハジャケン at 09:26| 山梨 ☀| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする