2016年09月13日

名字の言〉 2016年9月13日

台風10号の被災地である岩手・岩泉町で、学会の激励・支援活動の拠点となったのは、地元の支部長宅だった。会員の安否確認などを終えたメンバーが戻ると、いい香りが漂っている。支部長が、なけなしの食材で豚汁を作ってくれていた。その心が、おなかに染みた▼5年前もそうだった。宮城・気仙沼市で、大震災の救援拠点に自宅を提供した夫妻は、停電と断水、食料も乏しい中、残った食材を惜しげもなく使い、料理を振る舞ってくれた。「ある分だけだよ!」と言った夫妻の笑顔を思い出すと、胸がじんと熱くなる▼人は“いざ”という時、心一つに試練に立ち向かいつつ、他者のためにも尽くせる、“善なる力”を備えている。阪神・淡路大震災では、ボランティアの存在が注目され、東日本大震災では、どんな災害にもくじけず、立ち上がる、人間と社会の「レジリエンス」(回復力、抵抗力)の大切さが注目された▼自然の持つ巨大な破壊力の前に、「一人」では無力かもしれないが、支え合いの心を結集することで、未来を創造していける人間の強さを再発見したのである▼災害、差別、紛争――世界は困難に満ちている。「創価」すなわち価値創造の生き方を掲げる私たちが、人間の善性を呼び覚ます挑戦の先頭に立ちたい。(應)
posted by ハジャケン at 10:10| 山梨 ☀| 最近の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする