県内10代以下7割占める
(山梨日日新聞)
東京・国立感染症研究所(感染研)は17日、全国約4700の定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者数が、今月1−7日の1週間で1施設当たり1・62人となり、流行が全国で始まったとの速報を発表した。山梨県内の患者数は4・19人で、全国で6週連続1番多い報告数となっている。流行開始の指標となる「1施設当たり1人」を県内で超えたのは10月下旬。過去10年で最も早い流行入りで、全国最多の患者数が1カ月以上も続くのは異例。県は「年末年始にかけてさらに増加する可能性があり、予防のワクチン接種を」と呼び掛けている。
県健康増進課などによると、県内の40医療機関を対象とした定点観測による患者報告数(平均値)は、12月1−7日(49週)が4・19人。山口(4・08人)、福井(3・88人)、兵庫(3・77人)、北海道(3・21人)などが続く。
山梨は10月27日−11月2日の44週報告(1・53人)から、3・23人(45週)、4・5人(46週)、5・25人(47週)、3・55人(48週)と全国トップで推移している。
保健所単位で見ると、中北保健所管内(甲府、甲斐、中央、昭和)の患者数が突出して多く、県平均を引き上げている。46週は基準値の10・0人を超え、感染研がこの冬全国初のインフルエンザ注意報を発令。48週に解除されたが、依然9人台の高い数値が続いている。
年齢別では、47週の患者のうち0−9歳が46・6%、10−19歳が22・6%で10代以下が約7割を占めた。


