2017年05月18日

雌伏 四十六

小説「新・人間革命」〉 雌伏 四十六

 一九七九年(昭和五十四年)の十二月十六日、神奈川文化会館で行われた本部中央会議に出席した四国長の久米川誠太郎は、同会館に来ていた山本伸一と、他の方面の幹部らと共に懇談する機会があった。
 「先生、お願いがあります。先生がこの神奈川文化会館にいらっしゃる時に、四国から八百人ほどで、ここにまいりたいと考えております。できれば、船をチャーターして、そこの港に着けようと思います。その折には、メンバーとお会いいただけますでしょうか」
 彼は、一気に話した。
 「わざわざ四国から、私を訪ねて同志が来てくれるんだね。わかった。お会いします。その心意気が嬉しい。お待ちしています」
 久米川は、小躍りしたい思いだった。
 その後、スケジュール調整が行われた。年が明けた一月の十三日に船で高松を発ち、十四日昼に神奈川文化会館に到着。神奈川のメンバーとの交流など、諸会合を行い、夜には帰途に就くという大綱が決まった。
 準備期間は一カ月もない。しかも、年末年始を挟んでいる。大型客船のチャーターや参加者の人選等を進めるなかで、瞬く間に出発の日となった。
  
 一九八〇年(昭和五十五年)一月十三日の午後一時、大型客船「さんふらわあ7」号は、香川県の高松港から曇天の海に船出した。出港してほどなく、船上幹部会が開催された。
 あいさつに立った幹部の一人は訴えた。
 「日蓮大聖人の時代、四条金吾は、鎌倉から佐渡に流された大聖人を訪ねています。また、佐渡にいた阿仏房は、高齢でありながら身延におられた大聖人のもとへ、毎年のように行かれております。
 次元は異なりますが、私どもも、求道心を燃やして神奈川の地を訪問し、新しい広宣流布の歴史を開く決意を固めようではありませんか!」
 はつらつとした、元気な返事が響いた。
 求道の人には、あふれる歓喜がある。
posted by ハジャケン at 08:48| 山梨 ☁| 新・人間革命30-2雌伏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

名字の言〉 2017年5月18日

漫画『ベルサイユのばら』の作者・池田理代子さんは声楽家でもある。かつて出演した演奏会で、ピアノを弾く10歳の少年と共演した。公演後、池田さんに手を握られた少年は「誰?」と尋ねた。少年は目が不自由だった▼「さっき歌を歌ったおばちゃんよ」との返答に、少年は言った。「ああ、すごくきれいな声で、素晴らしい歌だった」。池田さんは、歌声に込めた音楽への純粋な心が、少年の心に響いた喜びを、自著『あきらめない人生』(海竜社)につづっている。“少年”とは、今や世界で活躍する辻井伸行さんだ▼ある青年の父が病に倒れた。信心強盛な両親に対し、青年は学会活動に消極的だった。地域の同志は連日、家族の激励に訪れ、“君のお父さんにどれほど励まされてきたことか”と感謝の言葉を口にした▼青年は“最も父に励まされてきたのは自分だ”と痛感し、その回復を必死に祈った。後日、退院した父が言った。「お前の題目が、しっかり心に届いたよ。ありがとうな」。今、親子で信心に励む▼てらいのない、本心からの言葉に勝る力はない。場の空気を読んだり、表現を選ぶのも大事だが、もっと大切なのは、ありのままに受け入れ、素直に気持ちを表せるよう心を磨くことだ。われらの仏道修行も、そのためにある。(城)
posted by ハジャケン at 08:45| 山梨 ☁| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

眼利き

 人間は目というものが大事です。
 心眼というて、人間の精神活動、
 精神作用というものは最も目に反映する。
 医学的にもそうであって、人間の生理機能、
 体内のあらゆる機能は、最も鋭敏に目に表れてくる。
 だから、最も進歩した眼科医は、目をみて、
 人間の体内のあらゆる状況を観察することができる。
 「眼利き」というのは大事なことである。
posted by ハジャケン at 08:43| 山梨 ☁| 安岡正篤 一日一言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

衆生身心御書P1590

己が心は本よりつたなき心なれば・はかばかしき事なし、法華経と申すは随自意と申して仏の御心をとかせ給う、
仏の御心はよき心なるゆへに・たとい・しらざる人も此の経をよみたてまつれば利益はかりなし、
麻の中のよもぎ・つつの中のくちなは・よき人にむつぶもの・なにとなけれども心も・ふるまひも・言も・なをしくなるなり、
法華経も角のごとし・なにとなけれども・この経を信じぬる人をば仏のよき物とをぼすなり―――
 衆生身心御書P1590
posted by ハジャケン at 08:42| 山梨 ☁| 御書を読もう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

女性に贈ることば365日 5月18日

女性に贈ることば365日
 池田大作
5月18日
いちばん大切な生命を守り育みゆく、
女性の知恵と慈悲の結集にこそ、
人類史の転換は託されている。
偉大なる母性の力は、権力にも勝る。


posted by ハジャケン at 08:41| 山梨 ☁| 女性に贈ることば365日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする