2017年04月18日

雌伏 二十一

小説「新・人間革命」〉 雌伏 二十一

 山本伸一が激励した人のなかに、佐久から来た柳坂亘・志津夫妻がいた。二人は、研修道場の庭の整備のために、伸一の滞在中も、連日のように通って来ていたのである。
 亘は、六十歳前後の造園業を営む壮年であった。伸一は夫妻に言った。
 「研修道場を大切にしてくださる柳坂さんの思いは、私の心でもあります。
 私は、ここを訪れた方々が、英気を養い、信心を錬磨し、最高の思い出をつくり、決意を新たにして、各地の広宣流布に邁進していっていただきたいと念願しています。
 そのためには、整備された、すがすがしい環境が大事です。お二人は、その重責を担ってくださっている。尊いことです。
 その労苦は、仏法の因果の理法に照らして、無量の功徳、大福運になっていくことは間違いありません。どうか、いつまでもお元気で、研修道場を守ってください」
 記念撮影が終わったのは、午後四時近かった。撮影回数は三十回ほどになり、一緒にカメラに納まった人は三千人を超えた。
 伸一は、記念撮影の準備・運営にあたった役員の青年たちに語りかけた。
 「ありがとう! 参加者は皆、喜んでいたよ。皆さんのおかげです」
 そして、駐車場の草刈りなど、陣頭指揮を執っていた長野県の男子部長に言った。
 「雨の中、泥まみれになって草刈りをしていた姿を、私は永遠に忘れません。学会員に尽くし抜いていく。それが私との共戦です。
 長い人生には、失敗も、挫折もあるかもしれない。しかし、それでも前へ進むんです。いちばん大事なことは、何があろうが、生涯、学会から離れず、同志のため、広布のために、献身していくことです。
 自分が脚光を浴びようとするのではなく、冥の照覧を信じて、広宣流布に生き抜くんです。それこそが本当の勇気です。
 その時に、自身が最も輝くし、その人こそが、人生の最高の勝利者です。私は、みんなのことを、じっと見続けていきます」

 小説『新・人間革命』語句の解説
 ◎冥の照覧/「冥」とは、奥深く、目に見えないことで、ここでは凡夫には見えない仏神をいう。仏や諸天善神が、人びとの一念や行動をことごとく知っていること。
posted by ハジャケン at 09:00| 山梨 | 新・人間革命30-2雌伏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

名字の言〉 2017年4月18日

かつて長寿の双子姉妹として人気を博した、きんさん・ぎんさん。妹の蟹江ぎんさんの4人の娘さんたちも、負けず劣らずの長寿姉妹で、平均年齢は98歳になる▼彼女たちの“元気の秘訣”は、毎日のように集まって「おしゃべり」することだった。長寿医療の研究者が調べたところ、4姉妹が自由に会話している時、脳の血流が増えていることが分かった(石川恭三著『沈黙は猛毒、お喋りは百薬の長』河出書房新社)▼脳の血流が増えると、神経細胞が活発になり、認知症の予防や、抗うつ効果も期待できるといわれる。「健康社会」を考えるうえで、人と人との対話や交流は欠かせない要素だ▼先ごろ、91歳で入会した婦人が語っていた。「学会に入って20歳、いえ30歳は若返りました(笑い)」。世代や立場を超え、和気あいあいと励まし合う。成功談だけでなく、時には失敗談も愉快に語り合う。そんな学会の世界で今、彼女は新たな人生を謳歌している▼「おぼしき事言はぬは腹ふくるゝわざ」と『徒然草』にある。礼節をわきまえ、愚痴や文句を慎む姿勢は大切だが、思ったことを言わず、我慢し続けるのは体にも障る。互いを敬いつつ、どんどんしゃべって知恵を出し、元気を出す。日々の学会活動は“最高の健康法”だ。(誠)
posted by ハジャケン at 08:58| 山梨 | 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

エリートとは

 アメリカのウォルター・リップマンは、
 民主主義の頽廃(たいはい)を救うためには、
 唯(ただ)一つエリートをつくるより
 外には途(みち)がないと言っております。
 そうしてエリートとは、
 『中庸(ちゅうよう)』の語を引用して、
 「天命を知るものなり」と申しております。
 天命を知って道の修業をする。
 道を学ぶことによって、
 本当の指導者が養われるのであります。
posted by ハジャケン at 08:56| 山梨 | 安岡正篤 一日一言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

佐渡御書P960

これはさてをきぬ日蓮を信ずるやうなりし者どもが日蓮がかくなれば疑いををこして法華経をすつるのみならずかへりて日蓮を教訓して我賢(かしこ)しと思はん僻(びゃく)人(にん)等が念仏者よりも久く阿鼻地獄にあらん事不便とも申す計りなし、
修羅が仏は十八界我は十九界と云ひ外道が云く仏は一究竟道(くきょうどう)我は九十五究竟道と云いしが如く日蓮御房は師匠にておはせども余(あまり)にこはし我等はやはらかに法華経を弘むべしと云んは蛍(ほたる)火(び)が日月をわらひ蟻(あり)塚(づか)が崋(か)山(ざん)を下(くだ)し井江が河海をあなづり鳥鵲(かささぎ)が鸞(らん)鳳(ほう)をわらふなるべしわらふなるべし―――
 佐渡御書P960
posted by ハジャケン at 08:55| 山梨 | 御書を読もう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

女性に贈ることば365日 4月18日

女性に贈ることば365日
 池田大作
4月18日
恋愛をするならば、
大いなる創造への精神力がわき出づるような、
互いに高めあうものであってほしい。

posted by ハジャケン at 08:54| 山梨 | 女性に贈ることば365日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする