2017年03月25日

雌伏 二

小説「新・人間革命」〉 雌伏 二

 山本伸一は、学会本部に行くことを、なるべく控えるようにしていた。
 会長になった十条潔たちに、思う存分、指揮を執ってほしかったし、自分が本部にいることによって、ついつい皆が頼ってしまうようになることを避けたかったのである。
 伸一の最大の願いは、後を託した首脳たちが、創価の師弟の大精神を受け継ぎ、すべて自分たちの力で学会の運営や会員の指導にあたり、広宣流布の使命と責任を果たしていくことであった。また、次代を担う青年たちの成長であった。
 彼は、深い祈りを捧げながら、「獅子の子落とし」の言い伝えを思い起こした。獅子は、子が生まれると深い谷底に突き落とし、生き抜いたものを育てるとの俗説がある。あえてわが子に、大成のために試練を与えることを意味するが、今、彼も、同じ思いで、後継の奮闘を見守っていたのである。
 週刊誌などのマスコミは、毎週のように伸一の会長辞任などを取り上げ、囂しかった。学会批判を繰り返してきた評論家らが登場し、学会は滅亡に向かうといった、邪推に基づく無責任な報道も続いていた。
 そのなかで彼は、神奈川文化会館で、立川文化会館で、静岡研修道場で、行く先々で学会員の姿を見ると声をかけ、激励を重ねていった。記念のカメラにも納まった。
 何があろうが、広宣流布の軌道を外さず、自ら定めたことを、日々、黙々と実行していく――まさに太陽の運行のごとき前進のなかにこそ、人生の栄光も広布の勝利もある。
 五月十一日、伸一は、立川文化会館で、日天、月天と対話する思いで、詩を詠んだ。
   
 西に 満々たる夕日
 東に 満月 煌々たり
 天空は 薄暮 爽やか
 この一瞬の静寂
 元初の生命の一幅の絵画
 我が境涯も又
 自在無礙に相似たり
posted by ハジャケン at 09:20| 山梨 ☁| 新・人間革命30-2雌伏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

名字の言〉 2017年3月25日

事故の後遺症で、声は出せても言葉にならない少女が、“一日だけ話せたら、したいこと”をつづったエッセーを読んだ。タイトルは「わたしの願い」(日本新聞協会発刊「HAPPY新聞」)▼“お母さんに「ただいま!」って言う”“お父さんとお兄ちゃんに電話して、「早く帰ってきて」って言う”などの願いが並ぶ。そして、最後の一文に胸が締め付けられた。「家族みんなに『おやすみ』って言う/それで じゅうぶん」▼人が心から望むもの。それは、ささやかでも、かけがえのないことに違いない。岩手県釜石市の中学校で行われた「東北希望コンサート」(民音などが主催)でのこと。同市出身の歌手が生徒らと、釜石と熊本の震災復興を願って、「釜石、熊本に帰ったら〇〇したい」という内容の歌を作り、合唱した。その歌詞も、“よく遊んだ公園から夕日を見たい”“母校に行ってみたい”というものだった▼以前、「震災後、希望を持てた転換点は?」と取材した際、多くの友の答えが重なった。「聖教新聞で池田先生の指導を学べた時」「御本尊の前で勤行できた時」「座談会で皆に会えた時」……▼決して仰々しくはない小さなことにも、大きな幸せの因は宿る。それを知り、感謝できる人が、本物の幸福を手にする。(城)
posted by ハジャケン at 09:18| 山梨 ☁| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人生の夢魔を払う

 死の覚悟は人生の夢魔を振るい落とすことである。
 生活からふざけた心を
 一掃(いっそう)し去ることである。
 そこにはじめて道心の芽が地上に成長する。
 理想が白熱の光を以て現実を照らす。
 かくて人は物欲の桎梏(しっこく)(束縛)を脱して、
 大いなる感激に活きることを得るのである。
posted by ハジャケン at 09:15| 山梨 ☁| 安岡正篤 一日一言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

種種御振舞御書p92

されば仏法を習わん人・後生をねがわん人は法華誹謗をおそるべし―――
 種種御振舞御書p923 
posted by ハジャケン at 09:14| 山梨 ☁| 御書を読もう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

女性に贈ることば365日 3月25日

女性に贈ることば365日
 池田大作
3月25日
大事なのは、忙しさに負けないこと。
心が負けないことです。
posted by ハジャケン at 09:12| 山梨 ☁| 女性に贈ることば365日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする