2017年03月21日

大山66

小説「新・人間革命」〉 大山 六十六

 法主・日達をはじめ、僧たちを送った山本伸一は、別室に入ると、妻の峯子に、和紙と硯、墨、筆を用意してもらった。創価学会の歴史に大きな足跡を刻むであろうこの日の、わが誓いと、弟子たちへの思いを、書として認めておきたかったのである。
 既に揮毫の文字は決まっていた。
 墨を含んだ太い筆が、かすれるような音を立てて、勢いよく白い紙の上を走った。
 ――「大山」
 その下に、「わが友よ 嵐に不動の信心たれと祈りつつ」「五十四年五月三日 創大にて 式後記す也」と書いた。
 伸一は、恩師・戸田城聖の事業が窮地に追い込まれた一九五〇年(昭和二十五年)の一月、「富士に祈る」と題する詩を作った。
 詩の一節に、こうある。
 「世紀の 貪婪なる火宅の中に
  虚飾なく佇み 駁説に怖じぬ
  われ 遥かなる富士を讃う」
 その時、彼の心には、一身に降りかかる非難・中傷の嵐にも微動だにせず、広宣流布に生きようとする、恩師・戸田城聖の堂々たる雄姿と富士とが重なっていた。
 「大山」の揮毫には、伸一の魂の叫びが込められていた。
 “妙法は永遠不滅である。その妙法と共に、広宣流布に生き抜くわれらには、無限の希望がある。いかなる烈風にも、大山のごとく不動であらねばならない。何を恐れる必要があろうか! 学会は、日蓮大聖人の仰せ通りに死身弘法の実践を貫き、忍辱の鎧を着て進んできた。創価の師弟は、この不動の信心によって、すべてを勝ち抜いてきたのだ”
 伸一は、さらに、筆を執った。
 ――「大桜」
 そして、下に脇書として記した。
 「わが友の功徳満開たれと祈りつつ」「五十四年五月三日 創大にて 合掌」
 “どんな厳しい試練にさらされようが、仏法の因果は厳然である。胸に創価の「大桜」をいだいて進むのだ”――伸一は念願した。
posted by ハジャケン at 09:41| 山梨 | 新・人間革命30-1 大山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

名字の言〉 2017年3月21日

宮崎では朝の出勤時、コートを羽織らない日が増えてきた。日が暮れていたはずの帰り道も明るくなり、春の訪れを感じる▼「春」の語源には、草木の芽が「張る」、田畑を「墾る」、気候の「晴る」などがある(『広辞苑』)。冬の寒さがやわらぎ、万物が生き生きと躍動し始める季節。その変化を誰よりも敏感に感じるのが、大地に生きる農漁光部の友だろう▼「SOKAチャンネルVOD」で配信中の、第21回「農漁村ルネサンス体験主張大会」が好評だ(配信は31日まで)。先日、九州のある会館では、近隣の友や地域の来賓らを招いて、番組を視聴。千葉、兵庫、鳥取の友の体験主張に、「農業という仕事に、自信が持てるようになりました」「“私も頑張ろう”と勇気をもらいました」など、多くの共感の声が寄せられた▼農林水産業の担い手の減少が叫ばれて久しい。農林水産省の平成27年度「食料・農業・農村白書」によれば、日本の農地面積は、前年と比べて2万2000ヘクタール減少したという▼池田先生は、農業に従事する方々こそ「一番の文化人であり、農業を大事にする国が文化国家ではないだろうか」と述べている。農業を重んじる社会とは、生命を重んじる社会。命が芽吹き、命を育む春、「農の心」に学びたい。(誼)
posted by ハジャケン at 09:39| 山梨 | 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鼠と人間 A

 ジョン・カルフーンの鼠(ねずみ)の生態研究は
 識者の多大な関心を呼んだ。
 鼠の群棲(ぐんせい)を限度と思われる数の
 二倍まで殖(ふ)やして観察したところが、
 鼠の社会の正常な機能は激しい混乱と崩壊に陥った。
 従来の家族グループ組織は捨てられ、
 一群の雄鼠は凶暴になり、
 加虐(かぎゃく)性(サディズム)が昂(こう)じ、
 乱交が始まり、
 雌鼠は子鼠の面倒を見なくなり、
 不潔や乱雑が平気になり、
 ヒッピーや瘋癲(ふうてん)のようなものも続出し、
 死亡率が急激に増加し、
 特に幼鼠の死亡率は七五%に達した。
 死んだ鼠を解剖してみると、
 肝臓や副腎などに顕著な異常性が認められた。.
posted by ハジャケン at 09:37| 山梨 | 安岡正篤 一日一言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

顕謗法抄P448

謗とは背なり等と云云、法に背くが謗法にてはあるか天親の仏性論に云く若し憎は背くなり等と云云、
この文の心は正法を人に捨てさせるが謗法にてあるなり―――
 顕謗法抄P448 
posted by ハジャケン at 09:36| 山梨 | 御書を読もう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

女性に贈ることば365日 3月21日

女性に贈ることば365日
 池田大作
3月21日
前へ!また断固として、前へ進むのだ!
眼前の現実に勇敢に挑みゆくのだ!
その人が、最高の勝利の人である。
尊き女性なのである。
誰がなんと言おうが、
誰人がなんと思おうが!
posted by ハジャケン at 09:35| 山梨 | 女性に贈ることば365日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする