2017年03月17日

大山63

小説「新・人間革命」〉 大山 六十三

 山本伸一の落ち着いた力強い声が、場内に響いた。
 「私は、十九歳で信仰いたしました。以来、今日まで約三十年間、病弱であった私が入院一つせず、広宣流布のために戦ってくることができました!」
 そして、それこそが、御本尊の威光の証明であることを訴え、一九六〇年(昭和三十五年)五月三日、第三代会長就任式の折、心に深く刻んだ「開目抄」の一節を拝した。
 「詮ずるところは天もすて給え諸難にもあえ身命を期とせん」(御書二三二ページ)
 結局のところは、天も私を捨てるがよい。いかなる難にも遭おう。身命をなげうつ覚悟はできている――日蓮大聖人の烈々たる死身弘法の決意の言である。伸一と同志は、この御本仏の仰せをわが誓いとして、末法広宣流布の茨の道を開いてきたのだ。
 その実践ゆえに、大聖人の正法正義の命脈は保たれ、日蓮仏法は、蘇生の光源として現代社会に燦然と輝きを放ったのである。
 伸一は力説した。
 「このお言葉は、生涯にわたって、私並びに私どもの、信心の確固たる決意として持続していかなければならないと思いますが、皆さんいかがでしょうか!」
 何があっても、信心だけは、大山のごとく不動でなければならない。彼は話を続けた。
 「戸田城聖先生逝いて二十一年。ここに創価学会創立四十九年――学会の第一期の目標である『七つの鐘』を打ち鳴らすことができました。これによって、牧口常三郎先生、戸田城聖先生の遺言は、皆様方の絶大なるお力を得て、ひとまず私の代としては、ことごとく遂行したと確信いたします。ありがとうございました!」
 会長就任十九周年にして、創価の同志の連帯は世界一千万の幸の花綵となり、仏法を基調とした平和、教育、文化の運動は、人間主義の大潮流を巻き起こしたのだ。それは、誰も想像しなかった、未曾有の「世界広布の時代」の到来を告げるものであった。
posted by ハジャケン at 09:25| 山梨 ☀| 新・人間革命30-1 大山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

名字の言〉 2017年3月17日

野球のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、侍ジャパンの快進撃が目覚ましい。世界一奪還へ期待が膨らむ▼各チームとも活躍が光るのは、やはり大リーガー。今でこそ人種も多様だが、70年前は白人選手しかいなかった。黒人初の大リーガーは、ドジャースのジャッキー・ロビンソン。新人王・首位打者・盗塁王・MVPなどに輝き、背番号「42」は全球団の永久欠番だ▼数々の差別と罵詈罵倒にさらされた彼を、球団の会長らは支え続けた。会長は、差別する人に対して「不条理な悪口を口にすることで、むしろドジャースの三十人を結束させて、団結させてくれた」「最高の働きをしてくれた」と“感謝”していたことが、ロビンソンは忘れられなかった(宮川毅訳『ジャッキー・ロビンソン自伝』ベースボール・マガジン社)▼弘教の実践を貫いた草創の婦人部の先輩は、貧しい身なりを嘲笑され、行く先々で悪口を浴びた。だが「話を聞いてくださって、ありがとうございます」と頭を下げ、「宿命転換させてもらえるからありがたい」と感謝するのが常だった▼苦難に感謝する――決して容易に言えることではない。それは“一人立つ”腹を決めた勇者のみぞ知る、誇り高い境涯。その心ありて、「歴史」は開かれる。(鉄)
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黒でなく白でなく

 大抵世の愈々愈々(いよいよ)乱れるのは、
 第一、何事によらず黒白のわからなくなること。
 第二、善良な人々が益々遠慮がちになり、
 くだらぬ人間が愈々でたらめをやる。
 第三、問題が深刻になると、あれも尤(もっと)も、
 これも無理ならぬことと、
 要するに何でも容認することになり、
 どっちつかずの気持(模稜の気象)で、
 黒からず、白からず、痛からず、
 癢(かゆ)からずというような、
 何だかわけのわからぬことにしてしまう。
 ――清末国柱であった
 曾国藩(そうこくはん)の名言である。
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唱法華題目抄P4

謗法と申すは違背の義なり随喜と申すは随順(ずいじゅん)の義なり―――
 唱法華題目抄P4 
posted by ハジャケン at 09:18| 山梨 ☀| 御書を読もう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

女性に贈ることば365日 3月17日

女性に贈ることば365日
 池田大作
3月17日
学歴や財産は、それ自体、
人生の目的ではない。ゆえに、
そのことで人をうらやんだり、
自分を卑下したりするのは愚かである。
貴女自身がすべての宝であることを忘れないで、
毅然と生き抜くことだ。
  
posted by ハジャケン at 09:17| 山梨 ☀| 女性に贈ることば365日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

礼 楽 A

 善い家庭にもそういう快調を心ある訪問者は
 直に感知するであろう。
 国家でも国運の盛んな時は、
 その国民に躍々として他に迫る気力があり、
 あらゆる方面に撥剌(はつらつ)たる活動と
 それに伴う愉色(ゆしょく)とがある。
posted by ハジャケン at 09:16| 山梨 ☀| 安岡正篤 一日一言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする