2017年03月03日

大山51

小説「新・人間革命」〉 大山 五十一

 本部幹部会で山本伸一は、新会長の十条潔の登壇に先立ってあいさつした。マイクに向かうと、皆、緊張した面持ちで凝視した。
 「そんな怖い顔で睨みつけないで。新会長誕生のお祝いなんだから。それに、私も十九年間、会長として頑張ってきたんですから、笑顔を浮かべて、『お疲れさまでした』ぐらい言ってくれてもいいんじゃないの」
 彼のユーモアに大爆笑が広がった。会場の重たかった空気は、一瞬にして軽くなった。
 伸一は言葉をついだ。
 「『七つの鐘』――ここには、戸田第二代会長の、広宣流布への強い、強い決意が込められていた。それは、この終了までに、広宣流布の大いなる世界的展開の基礎をつくっておきたいということであった。その『七つの鐘』の総仕上げを、御本尊の御力と全同志の健気なる努力によって成し遂げることができました。この席をお借りして全会員の皆様に心から感謝申し上げます。
 一人の指導者がいつまでも指揮を執っていることは、永続性を維持していくうえで、どうしても改めていかなければならない。その意味から、未来を展望し、今回の新たな出発となった次第であります。
 十条新会長は、私よりも少し年上です。年齢の下の人にバトンタッチする方が自然かもしれませんが、学会の組織は大きい。したがって分別盛りで、学会の草創期から共に苦労して歴史を築いてきた人が会長に選出され、大変に嬉しく、安心いたしております。
 新会長は、非常に几帳面で責任感が強く、公平であり、体も人一倍頑健です。
 一方、森川新理事長は、私や十条新会長の先輩でもあり、一緒に戸田先生の後継を担ってきた一人です。あまり目立たなかったが、信心の姿勢は抜きん出ています。
 どうか、新会長、新理事長を中心に、異体同心の信心で大いなる奮闘をお願いします」
 大聖人は「異体同心なれば万事を成じ」(御書一四六三ページ)と記されている。この御文にこそ広宣流布実現の要諦がある。
posted by ハジャケン at 09:33| 山梨 ☔| 新・人間革命30-1 大山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

名字の言〉 2017年3月3日

黒澤明監督のもと、数々の作品に携わった脚本家の橋本忍氏。映画『七人の侍』の脚本の決定稿を書き始めた日、黒澤監督が氏の元へ。分厚い大学ノートを取り出し、黙ってページをめくり続けた▼覗き込むと、そこには「歩き方」「わらじの履き方」「声を掛けられた時の振り返り方」など、あらゆる場面における登場人物の立ち居振る舞いが、細部に至るまで書き込まれていた▼氏によればシナリオを書く際、誰もが大まかなストーリーが整うと、人物設定で手を抜いてしまいがちという。しかし、シナリオの出来栄えを最後に決めるのは「人物の彫り」。「人間は恐ろしいほど数多い共通点を持ちながら、一人一人に特色があって違うのだ。だからドラマが成立する」(『複眼の映像』文春文庫)と▼広宣流布という壮大な民衆のドラマも、個々の人間の“活写”なくして語れまい。池田先生は「ともすれば、大きいところや目立つところに、人の意識は向かうものだ。だが、仏法が焦点とするのは、あくまでも一人の『人間革命』である」と▼変革は全体ではなく、常に「一人」から始まる。一人の友が人間革命に立ち上がる。それを励まし支え合う中で、歓喜は万波と広がる。「全員が主役」と輝く勝利のドラマをつづろう。(値)
posted by ハジャケン at 09:30| 山梨 ☔| 名字の言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

移風易俗

 風というのは、
 広汎(こうはん)な民衆の感情や意欲、
 或(ある)いは好悪の表れなので極めて大事なものである。
 古来(こらい)風を移し俗を易(か)えることが
 政治の要諦(ようてい)といわれてきた。
 『呻吟語(しんぎんご)』に
 「民風を変ずるは易く、士風を変ずるは難し。
 士風を変ずるは易く、仕風を変ずるは難し。仕風変ずれば天下治まる」
 とある。
 民衆の風を変えることは易いが、
 指導階級の風を変えることは難しい。
 指導階級の風を変えることは易いが、
 仕える風を変えることは難しい。
 仕える風が改まれば天下は治まるというのである。
 役人とか政治家が如何(いか)なる仕風を持つかであるが、
 自私自利を図るだけの戦後の気質を変えることは至難である。
posted by ハジャケン at 09:28| 山梨 ☔| 安岡正篤 一日一言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

種種御振舞御書P911

日蓮・御勘気をかほらば仏の御使を用いぬになるべし、梵天(ぼんてん)・帝釈(たいしゃく)・日月・四天の御とがめありて遠流・死罪の後・
百日・一年・三年・七年が内に自界叛逆難とて此の御一門どうしうちはじまるべし―――
 種種御振舞御書P911 
posted by ハジャケン at 09:27| 山梨 ☔| 御書を読もう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

女性に贈ることば365日 3月3日

女性に贈ることば365日
 池田大作
3月3日
躾や教育に、
こうでなければならないという決めつけは禁物である。
「桜梅桃李」―――桜は桜、
梅は梅の言葉通りに、
それぞれの子どもの長所を伸ばし、
特性に合った生き方を選ばせてあげられるような環境を、
できるかぎり用意してあげたいものである。
posted by ハジャケン at 09:26| 山梨 ☔| 女性に贈ることば365日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする